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1945年に、[[第二次世界大戦]]の終戦で、各国の労組によって結成する。しかし、1949年には[[マーシャル・プラン]]に対する支持の是非をめぐって[[アメリカ労働総同盟・産業別組合会議]](AFL-CIO)など[[反共主義|反共]]派の労組が脱退し、[[国際自由労働組合総連盟]](ICFTU)を結成し、[[ユーゴスラビア]]と[[中華人民共和国]]の労組はそれぞれの政府が[[ソビエト連邦]]とイデオロギー的に決裂した後脱退した。 |
1945年に、[[第二次世界大戦]]の終戦で、各国の労組によって結成する。しかし、1949年には[[マーシャル・プラン]]に対する支持の是非をめぐって[[アメリカ労働総同盟・産業別組合会議]](AFL-CIO)など[[反共主義|反共]]派の労組が脱退し、[[国際自由労働組合総連盟]](ICFTU)を結成し、[[ユーゴスラビア]]と[[中華人民共和国]]の労組はそれぞれの政府が[[ソビエト連邦]]とイデオロギー的に決裂した後脱退した。 |
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1990年代の[[ソ連崩壊]]以降、[[東ヨーロッパ|東欧]]諸国やソ連のナショナルセンターが脱退したために加盟数が減少し、組織自体も脆弱化している。なお、現在、[[日本]]からの正式な加盟組織は存在しないが、世界労連のもとにある産業別インターナショナルに加盟ないしオブザーバー参加している日本の労働組合はある<ref>[http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2005_2/icftu_03.htm 世界労連の概要]独立行政法人労働政策研究・研修機構</ref>。[[全国労働組合総連合]](全労連)も加盟はしていないが、大会などでメッセージを送り合うなどしている。 |
1990年代の[[ソビエト連邦の崩壊]]以降、[[東ヨーロッパ|東欧]]諸国やソ連のナショナルセンターが脱退したために加盟数が減少し、組織自体も脆弱化している。なお、現在、[[日本]]からの正式な加盟組織は存在しないが、世界労連のもとにある産業別インターナショナルに加盟ないしオブザーバー参加している日本の労働組合はある<ref>[http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2005_2/icftu_03.htm 世界労連の概要]独立行政法人労働政策研究・研修機構</ref>。[[全国労働組合総連合]](全労連)も加盟はしていないが、大会などでメッセージを送り合うなどしている。 |
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== 脚注 == |
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2020年12月26日 (土) 00:21時点における版
World Federation of Trade Unions(WFTU) | |
略称 | 世界労連 |
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設立年月日 | 1945年 |
組織形態 | 労働組合の国際組織 |
組合員数 | 約7,200万人 |
本部所在地 | ギリシャ・アテネ |
公式サイト | 世界労働組合連盟 |
世界労働組合連盟(せかいろうどうくみあいれんめい、英語:World Federation of Trade Unions(WFTU)、略称:世界労連)は、ギリシャ・アテネに本部を構える労働組合の世界組織である。現在、自称ではあるが110ヵ国、7,200万人が加盟している[1]。
歴史
1945年に、第二次世界大戦の終戦で、各国の労組によって結成する。しかし、1949年にはマーシャル・プランに対する支持の是非をめぐってアメリカ労働総同盟・産業別組合会議(AFL-CIO)など反共派の労組が脱退し、国際自由労働組合総連盟(ICFTU)を結成し、ユーゴスラビアと中華人民共和国の労組はそれぞれの政府がソビエト連邦とイデオロギー的に決裂した後脱退した。
1990年代のソビエト連邦の崩壊以降、東欧諸国やソ連のナショナルセンターが脱退したために加盟数が減少し、組織自体も脆弱化している。なお、現在、日本からの正式な加盟組織は存在しないが、世界労連のもとにある産業別インターナショナルに加盟ないしオブザーバー参加している日本の労働組合はある[2]。全国労働組合総連合(全労連)も加盟はしていないが、大会などでメッセージを送り合うなどしている。
脚注
- ^ 全労連第25回定期大会によせられた海外友好組合からのメッセージ
- ^ 世界労連の概要独立行政法人労働政策研究・研修機構