「ブジョーノフスク (大型ミサイル艇)」の版間の差分
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ブジョーノフスクは、[[ソビエト連邦|ソ連]]時代に[[206MR型大型ミサイル艇|206MR号計画「ヴィーフリ」型大型ミサイル艇]]の最終艇となる12番艇として建造された。建造時の名称は'''R-30'''('''{{lang|ru|Р-30}}'''<small>エール・トリーッツァチ</small>)で、[[スレドネ=ネーフスキイ造船工場]]で起工された。[[1983年]]に竣工し、[[バルチック艦隊|二重赤旗受賞バルト艦隊]]に配属された。 |
ブジョーノフスクは、[[ソビエト連邦|ソ連]]時代に[[206MR型大型ミサイル艇|206MR号計画「ヴィーフリ」型大型ミサイル艇]]の最終艇となる12番艇として建造された。建造時の名称は'''R-30'''('''{{lang|ru|Р-30}}'''<small>エール・トリーッツァチ</small>)で、[[スレドネ=ネーフスキイ造船工場]]で起工された。[[1983年]]に竣工し、[[バルチック艦隊|二重赤旗受賞バルト艦隊]]に配属された。 |
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[[ソ連崩壊|ソ連が崩壊]]すると、R-30は[[ロシア海軍]]に編入された。[[1998年]]5月には[[カスピ小艦隊]]に移籍した。[[2005年]][[5月13日]]には、管轄内にある[[都市]]{{仮リンク|ブジョーノフスク|en|Budyonnovsk|ru|Будённовск}}の名に因み'''ブジョーノフスク'''と改称された。 |
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[[2014年]]に退役し、[[2017年]]に兵装を撤去、[[2019年]]に{{仮リンク|カスピースク|en|Kaspiysk|ru|Каспийск}}の{{仮リンク|ダグジゼール造船所|ru|Дагдизель}}で解体された。 |
2020年12月26日 (土) 00:09時点における版
R-30 ブジョーノフスク | ||
---|---|---|
艦歴 | ||
R-30 Р-30 | ||
竣工 | 1983年 スレドネ=ネーフスキイ造船工場 | |
所属 | ソ連海軍バルト艦隊 ロシア海軍バルト艦隊 | |
転属 | 1998年5月 | |
所属 | ロシア海軍カスピ小艦隊 | |
ブジョーノフスク Буденновск | ||
改称 | 2005年5月13日 | |
所属 | ロシア海軍カスピ小艦隊 | |
除籍 | 2014年 | |
要目 | ||
艦種 | 大型ミサイル艇 | |
艦型 | 206MR号計画「ヴィーフリ」型 | |
工場番号 | 252 | |
排水量 | 基準排水量 | 230 t |
満載排水量 | 257 t | |
全長 | 38.6 m | |
全幅 | 7.6 m(艇体幅) 12.5 m(水中翼間) | |
喫水 | 2.1 m(艇体高) 3.26 m(水中翼高) | |
機関 | 3倍膨張式ディーゼルエンジンM-504 3 基 | 15,000 馬力 |
推進 | 2軸推進 | |
電源 | ディーゼル発電機3 基 | 200 kWt |
速力 | 最大速度 | 42.3 kn |
巡航速度 | 14 kn | |
航続距離 | 1,450 浬/14 kn 600 浬/37 kn | |
行動期間 | 5 日間 | |
乗員 | 士官 | 5 名 |
水兵 | 24 名 | |
武装 | 艦対艦ミサイルP-15M「テルミート」発射機 | 2 基 |
76 mm単装両用砲AK-176 | 1 基(弾数300 発) | |
30 mm6砲身機関砲AK-630 | 2 基(弾数1,000 発) | |
個艦防空用艦対空ミサイル9K34「ストリラー3M」発射機 | 1 基(弾体16 発) | |
レーダー | 水上索敵レーダー「ガルプーン」 | 1 基 |
射撃管制レーダーMR-123/176「ヴィーンペル」 | 1 基 | |
航法レーダー「ドン」 | 1 基 |
ブジョーノフスク(ロシア語:Буденновскブジョーナフスク)は、ロシア連邦の大型ミサイル艇(Большой ракетный катер)である。艦名は、南ロシア・スターヴロポリ地方にある都市の名に因む。
艦歴
ブジョーノフスクは、ソ連時代に206MR号計画「ヴィーフリ」型大型ミサイル艇の最終艇となる12番艇として建造された。建造時の名称はR-30(Р-30エール・トリーッツァチ)で、スレドネ=ネーフスキイ造船工場で起工された。1983年に竣工し、二重赤旗受賞バルト艦隊に配属された。
ソ連が崩壊すると、R-30はロシア海軍に編入された。1998年5月にはカスピ小艦隊に移籍した。2005年5月13日には、管轄内にある都市ブジョーノフスクの名に因みブジョーノフスクと改称された。
2014年に退役し、2017年に兵装を撤去、2019年にカスピースクのダグジゼール造船所で解体された。