「キーウ旅客駅」の版間の差分
m編集の要約なし |
|||
12行目: | 12行目: | ||
[[2005年]]には、1日に17万人の利用者があった。キエフ旅客駅では、国際線を含む長距離[[列車]]([[ポーエスト|ポーイィズド]])と短距離[[電車]]([[エレクトリーチュカ|エレクトルィーチュカ]])が発着している。近くには[[キエフ地下鉄]]1号線の[[ヴォグザーリナ駅]]があり、市内各所への連絡手段となっている。 |
[[2005年]]には、1日に17万人の利用者があった。キエフ旅客駅では、国際線を含む長距離[[列車]]([[ポーエスト|ポーイィズド]])と短距離[[電車]]([[エレクトリーチュカ|エレクトルィーチュカ]])が発着している。近くには[[キエフ地下鉄]]1号線の[[ヴォグザーリナ駅]]があり、市内各所への連絡手段となっている。 |
||
正式には、キエフ旅客駅は旅客ターミナル、鉄道路線、停車場などすべてとその職員を含んだ総合の名称である。一般に、このような施設は[[ソビエト連邦|ソ連]]でも[[ソ連崩壊]]後の各独立国でも「ヴォグザール」(ターミナル駅)と呼ばれており、「キエフ旅客駅」という正式名称は口語では用いられず、たんに[[乗車券|切符]]や[[時刻表]]に記載されているだけである。「キエフ・パス」 ({{lang|uk|Київ-Пас}}) という略称も用いられている。 |
正式には、キエフ旅客駅は旅客ターミナル、鉄道路線、停車場などすべてとその職員を含んだ総合の名称である。一般に、このような施設は[[ソビエト連邦|ソ連]]でも[[ソビエト連邦の崩壊]]後の各独立国でも「ヴォグザール」(ターミナル駅)と呼ばれており、「キエフ旅客駅」という正式名称は口語では用いられず、たんに[[乗車券|切符]]や[[時刻表]]に記載されているだけである。「キエフ・パス」 ({{lang|uk|Київ-Пас}}) という略称も用いられている。 |
||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2020年12月25日 (金) 23:51時点における版
キエフ旅客駅(ウクライナ語: "Київ-Пасажирський"クィーイィヴ・パサジールスィクィイ)は、ウクライナの首都キエフ中心部にある鉄道駅である。ウクライナ鉄道・南西鉄道の主要ターミナル駅となっている。地図上の位置は北緯50度26分26秒 東経30度29分22秒 / 北緯50.44056度 東経30.48944度。
概要
キエフ旅客駅は、1868年から建設がはじまり、キエフ・バールタおよびキエフ・クールスク間の鉄道の中間駅として、1870年に開業した。駅は、ルィビヂ川によって形成された丘陵地帯の上に位置している。駅舎は、M・V・ヴィシュネヴェーツキイの設計による煉瓦造りの古イギリス・ゴシック様式の建築であった。
駅舎は、1927年から1932年の間に建て替えられた。デザインはO・ヴェルブィーツキイによってなされ、伝統的なウクライナ・バロック様式にロシア構成主義の要素が融合されたものが採用された。後年、この駅舎には改修が加えられたが、2001年に創建当時の状態に復元された。また同年、南口に現代的な駅舎が建設された。この駅舎は「南駅」という名称になっている。
2005年には、1日に17万人の利用者があった。キエフ旅客駅では、国際線を含む長距離列車(ポーイィズド)と短距離電車(エレクトルィーチュカ)が発着している。近くにはキエフ地下鉄1号線のヴォグザーリナ駅があり、市内各所への連絡手段となっている。
正式には、キエフ旅客駅は旅客ターミナル、鉄道路線、停車場などすべてとその職員を含んだ総合の名称である。一般に、このような施設はソ連でもソビエト連邦の崩壊後の各独立国でも「ヴォグザール」(ターミナル駅)と呼ばれており、「キエフ旅客駅」という正式名称は口語では用いられず、たんに切符や時刻表に記載されているだけである。「キエフ・パス」 (Київ-Пас) という略称も用いられている。