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[[ロシア]]では、毎年[[2月23日]]が「祖国防衛の日」({{ru|День защитника Отечества}})とされ、[[軍人]]・[[退役軍人]]に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日となっている。これと対となる母親・妻・女性の日は、毎年[[3月8日]]の[[国際女性デー]]である。
[[ロシア]]では、毎年[[2月23日]]が「祖国防衛の日」({{ru|День защитника Отечества}})とされ、[[軍人]]・[[退役軍人]]に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日となっている。これと対となる母親・妻・女性の日は、毎年[[3月8日]]の[[国際女性デー]]である。


元は[[ソビエト連邦|ソ連]]の[[祝日]]で、[[1918年]]2月23日に[[赤軍]]が初の[[東部戦線 (第一次世界大戦)|対独戦闘]]に勝利したことを記念し「赤軍の日」({{de|День Красной Армии}})として制定され、[[1949年]]に「ソビエト陸海軍の日」({{ru|День Советской Армии и Военно-Морского флота}})と改名された<ref name=UPDFD23213>{{uk icon}} [http://www.istpravda.com.ua/articles/2013/02/23/113366/ Таємниця 23 лютого. Українцям є що святкувати ''Mystery February 23. Ukrainian is something to celebrate''], [[:en:Ukrayinska Pravda|Ukrayinska Pravda]] (23 February 2013)</ref>。[[ソ連崩壊]]後の[[2002年]]に、現在の名称でロシアの祝日となった<ref>[http://books.google.com/books?id=gcoPodT6pzkC&pg=PA245&dq=Defender+of+the+Fatherland+Day&hl=nl&sa=X&ei=NTopUa2cIam80QXI1YGoAg&ved=0CEAQ6AEwAw#v=onepage&q=Defender%20of%20the%20Fatherland%20Day&f=false Russian Nationalism and the National Reassertion of Russia] by Marlène Laruelle, [[:en:Taylor & Francis|Taylor & Francis]], 2009, ISBN 0415484464 (page 245)</ref>。
元は[[ソビエト連邦|ソ連]]の[[祝日]]で、[[1918年]]2月23日に[[赤軍]]が初の[[東部戦線 (第一次世界大戦)|対独戦闘]]に勝利したことを記念し「赤軍の日」({{de|День Красной Армии}})として制定され、[[1949年]]に「ソビエト陸海軍の日」({{ru|День Советской Армии и Военно-Морского флота}})と改名された<ref name=UPDFD23213>{{uk icon}} [http://www.istpravda.com.ua/articles/2013/02/23/113366/ Таємниця 23 лютого. Українцям є що святкувати ''Mystery February 23. Ukrainian is something to celebrate''], [[:en:Ukrayinska Pravda|Ukrayinska Pravda]] (23 February 2013)</ref>。[[ソビエト邦の崩壊]]後の[[2002年]]に、現在の名称でロシアの祝日となった<ref>[http://books.google.com/books?id=gcoPodT6pzkC&pg=PA245&dq=Defender+of+the+Fatherland+Day&hl=nl&sa=X&ei=NTopUa2cIam80QXI1YGoAg&ved=0CEAQ6AEwAw#v=onepage&q=Defender%20of%20the%20Fatherland%20Day&f=false Russian Nationalism and the National Reassertion of Russia] by Marlène Laruelle, [[:en:Taylor & Francis|Taylor & Francis]], 2009, ISBN 0415484464 (page 245)</ref>。


=== 聖ヨセフの日 ===
=== 聖ヨセフの日 ===

2020年12月25日 (金) 23:21時点における版

父の日

父の日(ちちのひ)は、に感謝を表すアメリカドッド夫人が『母の日』にならって、父親に感謝するために白いバラを贈ったのが始まり。

主な父の日

6月第3日曜日

父の日昼食
2024年 6月水無月
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日付の一覧
各月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

1909年アメリカワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッド[1]Sonora Smart Dodd)が、手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。彼女が幼い頃南北戦争が勃発。父ウィリアムが召集され、彼女を含む子供6人は母親が育てることになるが、母親は過労が元でウィリアムの復員後まもなく亡くなった。以来男手1つで育てられたが、ウィリアムも子供達が皆成人した後、亡くなった。

最初の父の日の祝典は、その翌年の1910年6月19日にスポケーンで行われた[2]。当時すでに母の日が始まっていたため、彼女は父の日もあるべきだと考え、「母の日のように父に感謝する日を」と牧師協会へ嘆願して始まった。

1916年、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンは、スポケーンを訪れて父の日の演説を行い、これにより父の日が認知されるようになる[2]

1966年、アメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンは、父の日を称賛する大統領告示を発し、毎年6月の第3日曜日を父の日に定めた。1972年になり、アメリカでは正式に国の記念日[3]に制定される[2]

母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日の花はバラソノラ・スマート・ドッドが、父の日に父親の前に白いバラを供えたからとされている。[要出典]1910年の最初の祝典の際には、YMCAの青年が、父を讃えるために、父が健在の者は赤いバラ、亡くなった者は白いバラを身につけたと伝えられる[2]

8月8日

台湾の父の日(父親節)は毎年8月8日である。これは、「パパ」(表記は爸爸)と中国語での「八八」の発音が似ていることに由来している。

8月第2日曜日

ブラジルでは、母の日の3ヶ月後の毎年8月第2日曜日が「父の日」(Dia dos Pais)である。ただし、国の休日ではない。1950年代に Sylvio Bhering が、聖ヨアキムを彰して提唱した。

2月23日

ロシアでは、毎年2月23日が「祖国防衛の日」(День защитника Отечества)とされ、軍人退役軍人に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日となっている。これと対となる母親・妻・女性の日は、毎年3月8日国際女性デーである。

元はソ連祝日で、1918年2月23日に赤軍が初の対独戦闘に勝利したことを記念し「赤軍の日」(День Красной Армии)として制定され、1949年に「ソビエト陸海軍の日」(День Советской Армии и Военно-Морского флота)と改名された[4]ソビエト連邦の崩壊後の2002年に、現在の名称でロシアの祝日となった[5]

聖ヨセフの日

イタリアスペインなどカトリック系の国では、3月19日聖ヨセフの日が父の日である。

昇天日

ドイツでは、国の休日である昇天日(復活祭の39日後の木曜日で、早ければ4月30日、遅ければ6月2日)が、「父の日」(Vatertag) でもある。「男の日」(Männertag) や「紳士の日」(Herrentag)とも呼ばれる。

日付の一覧

日取り 早い日 遅い日 採用国
01月06日 セルビアの旗 セルビア
02月23日 ロシアの旗 ロシア
03月19日 アンドラの旗 アンドラボリビアの旗 ボリビアホンジュラスの旗 ホンジュラスイタリアの旗 イタリアリヒテンシュタインの旗 リヒテンシュタインポルトガルの旗 ポルトガルスペインの旗 スペインホンジュラスの旗 ホンジュラスモザンビークの旗 モザンビーククロアチアの旗 クロアチア
05月08日 大韓民国の旗 韓国(「両親の日」として)
05月第2日曜日 05月08日 05月14日  ルーマニア
0昇天日 04月30日 06月02日 ドイツの旗 ドイツ
05月第3日曜日 05月15日 05月21日 トンガの旗 トンガ
06月第1日曜日 06月01日 06月07日 スイスの旗 スイス リトアニア
06月05日  デンマーク
06月第2日曜日 06月08日 06月14日  オーストリアベルギーの旗 ベルギー
06月17日 エルサルバドルの旗 エルサルバドルパキスタンの旗 パキスタングアテマラの旗 グアテマラ
06月第3日曜日 06月15日 06月21日 日本の旗 日本中華人民共和国の旗 中国プエルトリコの旗 プエルトリコアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国インドの旗 インドイギリスの旗 イギリスカナダの旗 カナダ チリ コロンビアコスタリカの旗 コスタリカフランスの旗 フランストルコの旗 トルコペルーの旗 ペルースロバキアの旗 スロバキア南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国シンガポールの旗 シンガポール ウクライナメキシコの旗 メキシコアイルランドの旗 アイルランドオランダの旗 オランダギリシャの旗 ギリシャアルゼンチンの旗 アルゼンチンパラグアイの旗 パラグアイ キューバエクアドルの旗 エクアドルパナマの旗 パナマベネズエラの旗 ベネズエラ香港の旗 香港
06月23日 ポーランドの旗 ポーランドニカラグアの旗 ニカラグア
07月第2日曜日 07月08日 07月14日 ウルグアイの旗 ウルグアイ
07月最終日曜日 07月25日 07月31日 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
08月08日 中華民国の旗 台湾
08月第2日曜日 08月08日 08月14日 ブラジルの旗 ブラジルサモアの旗 サモア
09月第1日曜日 09月01日 09月07日 オーストラリアの旗 オーストラリアニュージーランドの旗 ニュージーランド
09月第2日曜日 09月08日 09月14日  ラトビア
10月第1日曜日 10月01日 10月07日 ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク
11月第2日曜日 11月08日 11月14日  フィンランド ノルウェーアイスランドの旗 アイスランド スウェーデン エストニア
12月05日 タイ王国の旗 タイ
12月26日  ブルガリア

脚注

  1. ^ この時代には、妻のことを、夫の姓名に「夫人」(Mrs.)を付して呼ぶことが一般的だったため、ジョン・ブルース・ドッド夫人(Mrs. John Bruce Dodd)とも呼ばれる。
  2. ^ a b c d FATHER'S DAY -- The un-Spokane history of Father's Day - Daily American、2007年6月13日
  3. ^ 米国における記念日の位置づけについてはen:List of observances in the United States by presidential proclamation参照。
  4. ^ (ウクライナ語) Таємниця 23 лютого. Українцям є що святкувати Mystery February 23. Ukrainian is something to celebrate, Ukrayinska Pravda (23 February 2013)
  5. ^ Russian Nationalism and the National Reassertion of Russia by Marlène Laruelle, Taylor & Francis, 2009, ISBN 0415484464 (page 245)

関連項目

外部リンク