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2020年12月23日 (水) 22:31時点における版
Scigress | |
開発元 | 富士通株式会社 |
---|---|
最新版 |
3.0(3.4)
/ 2020年6月 |
プログラミング 言語 | C++, C, Java, Fortran |
対応OS | Windows, Linux |
対応言語 | 日本語、英語 |
サポート状況 | Active |
種別 | 計算化学, 分子シミュレーション |
ライセンス | プロプライエタリ、商用ソフトウェア |
公式サイト |
www |
FUJITSU Technical Computing Solution SCIGRESS(サイグレス)は分子軌道法、分子動力学法、量子化学計算、第一原理計算等に対応した計算化学プラットフォームである。
概要
低分子、高分子、結晶、アモルファスなど多岐にわたるモデリング機能や、分子軌道法、分子動力学法、密度汎関数法など様々な計算化学の手法を搭載している[1]。
沿革
2008年に「SCIGRESS」という製品になるまでは「Scigress Explorer」と「Materials Explorer」の2つに分かれていた。
Scigress Explorer発売まで。
2000年4月 - 富士通がオックスフォードモレキュラーグループ(OMG)から「CAChe」を買収。[2]
2006年3月 - CACheバージョン7を発売。[3]
2007年3月 - CACheをベースに分子モデリングシステムの製品を一新し「Scigress Explorer」として発売。[4]
Materials Explorer発売まで
1992年5月 - 富士通が独自の分子動力学法ソフトウェアを組み込んだ材料設計支援システム「MASPHYC」を開発。[5]
1998年10月 - WinMASPHYC発売。
2000年2月 - WinMASPHYC Pro発売。[6]
2001年7月 - WinMASPHYC2.0発売。[7]
2004年1月 - WinMASPHYCの後継製品「Materials Explorer」を発売。[8]
SCIGRESS発売から
2008年8月 - Scigress ExplorerとMaterials Explorerを統合し「SCIGRESS」として発売。[9]
2019年 - 富士通から同子会社の富士通九州システムズに移管。[10]
2020年6月 - SCIGRESS V3をリリース。[11]
過去の製品
- CAChe
- Scigress Explorer
- MASPHYC
- WinMASPHYC
- Materials Explorer
脚注
- ^ “SCIGRESS”. www.fujitsu.com. 2019年10月28日閲覧。
- ^ “富士通がOMGからCAChe事業を買収”. www.ccsnews.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “富士通がCACheの最新バージョン7を発売”. www.ccsnews.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “富士通が分子モデリングシステムを刷新、新名称を採用、正式な後継製品としてさらなる発展へ”. www.ccsnews.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “富士通がMASPHYCを新発売、独自MDを組み込んだ材料設計支援システム”. www.ccsnews.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “富士通がMDソフトWinMASPHYC最新版を来年度に発売へ”. www.ccsnews.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “富士通がMD系材料設計支援システムの最新版、機能強化したWinMASPHYC2.0を発売、高速化・操作性など向上”. www.ccsnews.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “分子動力学計算ソフトウェア「Materials Explorer」を発売 - 富士通株式会社”. pr.fujitsu.com. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “富士通が新統合プラットホーム「SCIGRESS」を本格リリース、プロシージャーブラウザーで計算手順をナビ、計算エンジンの連携も容易に”. www.ccsnews.jp. 2019年10月29日閲覧。
- ^ “FJQSが富士通から「SCIGRESS」のビジネス移管 フォーラム・ワークショップ再開、海外への普及にも力”. www.ccsnews.jp (2019年6月6日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ “分子シミュレーションソフト「SCIGRESS」の新バージョンを発売開始 : 富士通九州システムズ”. www.fujitsu.com. 2020年7月12日閲覧。
関連項目
外部リンク
- SCIGRESS公式ページ (富士通九州システムズ)