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| 種別 = 楽譜作成
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| ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア|プロプライエタリ]]
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| 公式サイト = [http://japan.steinberg.net/jp/products/dorico/ スタインバーグ社]
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2020年12月23日 (水) 22:25時点における版

Dorico
開発元 スタインバーグ社
最新版
3.5
対応OS WindowsmacOS
種別 楽譜作成
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト スタインバーグ社
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Dorico (ドリコ) はスタインバーグ社開発の楽譜作成ソフトウェアの一つ。商用。

概要

Doricoは、2012年7月アビッド・テクノロジーロンドンの閉鎖により解雇されたSibeliusの主要開発スタッフをスタインバーグが雇用し、開発が進められてきた。その進捗状況は開発者のブログMaking Notesなどで報告されてきており、プロジェクトのスタートから約4年の年月を経て、2016年10月のリリースと同年11月の日本国内での発売を見た。スタインバーグがロンドンに立ち上げた新オフィス「楽譜作成と教育市場の研究開発センター」に、Sibelius UKでシニア・プロジェクト・マネージャーを務めていたDaniel Spreadbury氏をプロダクト・マーケティング・マネージャーとして登用し、スタッフの一人Ben Timms氏を開発責任者として登用した[1]。また2018年5月には、Dorico 2.0にバージョンアップされた。

Doricoの名前は、16世紀のイタリアのジョヴァンニ・ダ・パレストリーナジョヴァンニ・アニムッチャの教会音楽を最初に印刷した楽譜彫版師ヴァレリオ・ドリコ(1500-c.1565)に由来する[2]。ドリコの行った単一製版プロセスは、その後イギリスフランスで発展した楽譜印刷の先駆けとなった[3]

特徴

  • 設定、記譜、浄書、再生、印刷の5つのモードが用意され、さわやまな機能に迷わずに、自分のやりたいことに専念できる。
  • 品質のあるパート譜面を素早く作れる。加えて、音符などの譜面記号を微調整する必要は(他の楽譜浄書ソフトより)実に少くて、とても効率的。
  • [Dorico 3.5 から]今まで他の欧米系浄書ソフトで実現できぬ真なる凝縮楽譜作成機能で、そして簡単な手順で上質な凝縮楽譜は作れます。独奏楽器や群奏楽器(とそのdivisi)などに問わず全部対応。別の譜表を添付する必要でなく、凝縮楽譜で表記するかどうか全部レイアウトの設定次第。
  • Arne Wallander NotePerformer と言う(譜面浄書ソフト専用)管弦楽音源と一緒に使って、MIDIに細かい設定なく「上質感のある管弦楽デモ」を作れる。
  • [Dorico 3.5 から]VST2音源の使用に関する設定は易くなりました。加えてMIDI編集の機能は簡単なDTMソフトと比べられるほどに進化した。
  • 英語ドイツ語フランス語イタリア語日本語スペイン語中国語(簡体字)、ポルトガル語ロシア語に対応。
  • 音符(休符)はMaxima(全音符の8倍)音符(休符)から1024分音符(休符)までを扱え、音符(休符)の付点の数は4重付点まで扱える。
  • 扇形連桁に対応。
  • 12平均律でのトリプルシャープ・トリプルフラットや、24平均律での4分音単位の臨時記号に対応。
  • オクターブ線は最大3オクターブ上下まで対応。
  • 強弱記号はピアノ・フォルテそれぞれ6段階対応。

脚注

外部リンク