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'''JIRA'''(ジラ)は[[アトラシアン]]が開発した企業向け[[プロプライエタリソフトウェア]]であり、主に[[バグ管理システム|バグトラッキング]]や[[課題管理システム|課題管理]]、[[プロジェクト管理]]に用いられる。JIRAはパブリック[[オープンソース]]プロジェクトで広く使用されており、また122カ国25,000以上の顧客により使用されている。
'''JIRA'''(ジラ)は[[アトラシアン]]が開発した企業向け[[プロプライエタリソフトウェア]]であり、主に[[バグ管理システム|バグトラッキング]]や[[課題管理システム|課題管理]]、[[プロジェクト管理]]に用いられる。JIRAはパブリック[[オープンソース]]プロジェクトで広く使用されており、また122カ国25,000以上の顧客により使用されている。


== 歴史 ==
== 歴史 ==

2020年12月23日 (水) 22:04時点における版

Jira
開発元 アトラシアン
初版 2002年 (2002)
最新版
6.4
  / 2015年3月17日 (9年前) (2015-03-17)
[1]
プログラミング
言語
Java
対応OS クロスプラットフォーム
種別 バグトラッキングシステム, プロジェクト管理ソフトウェア
ライセンス プロプライエタリソフトウェア(ただし非商業団体には無償提供)
公式サイト http://www.atlassian.com/ja/software/jira/
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JIRA(ジラ)はアトラシアンが開発した企業向けプロプライエタリソフトウェアであり、主にバグトラッキング課題管理プロジェクト管理に用いられる。JIRAはパブリックオープンソースプロジェクトで広く使用されており、また122カ国25,000以上の顧客により使用されている。

歴史

JIRAは2004年にアトラシアンにより最初に開発され、広く多様な組織にて採用されている。公式名称であるJIRAは何かの頭字語のように見えるが、日本語のゴジラに由来する。[2]

ライセンス

アトラシアンはオープンソースプロジェクトや非営利組織非政府組織、非学術組織、非商業組織、非政治組織、教区司祭に対してJIRAを無償提供している。[3]

商用顧客は、すべてのソースコードを開発者ソースライセンスのもとに使用することができる。[3]

JIRAバージョン3.13から、 [4] 非商用目的であればフリーパーソナルライセンスもまた使用できる。 [5]

アーキテクチャ

JIRAはJavaで作成されており、Pico IoC、OFBizのエンジン全体やwebwork 1のテクノロジースタックにも利用されている。遠隔手続き呼出し(RPC) については、JIRAはSOAPXML RPCJAVA-APIをサポートしている。[6]

SCMの統合

JIRAは、SubversionCVSClearcaseVisual SourceSafeMercurialPerforceなどのソースコントロールプログラム(またはソフトウェア構成管理 (SCM))を統合することができる。

多言語対応

JIRAは英語、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語をサポートしている。

プラグインインフラストラクチャ

JIRAは、プラグインアーキテクチャや、JIRA開発コミュニティやサードパーティにより開発された非常に多くのインテグレーションを持っている。開発者がアプリケーションをJIRAにプラグインできるように、JIRAのAPI[6]は拡張性のある設計がされている。

IDEの統合

JIRAは、アトラシアンIDEコネクタを用いて、EclipseIntelliJ IDEAのような統合開発環境 (IDE) を統合することができる。

オープンソースプロジェクトにおける採用

JBoss[7]Spring Framework[8]OpenSymphony[9]Fedora Commons[10]Codehaus XFire[11]など多くの開発者グループがプロジェクトにJIRAを採用している。[12]

採用に際しての考慮

Apache Software FoundationはJIRAとBugzillaを使用している[13]。Bugzillaを使用しているプロジェクトはいつでもJIRAへ移行できるようになっており、その判断は各プロジェクトに委ねられている。[14]

2006年10月の評価において、Pythonプログラミング言語の公式ウェブサイトであるPython.orgは[15]SourceForgeから、代替システムとして提案されたLaunchpad、JIRA、RoundupTracなど別の課題管理システムへの移行を検討した。検討の結果、Roundupを採用するという結果になった。 [16]

2007年に、EclipseコミュニティはBugzillaの代わりにJIRAを使用することを検討したが、移行はコストが発生する上、利点が見つからず、またJIRAはオープンソースソフトウェアではないので、交換は実施しなかった。[17]

関連項目

脚注

  1. ^ Release Summary”. Atlassian (2015年3月17日). 2015年8月20日閲覧。
  2. ^ What does JIRA mean?”. 2017年2月18日閲覧。
  3. ^ a b JIRA: Licensing and Pricing”. Atlassian. 2009年1月5日閲覧。
  4. ^ Let's get personal... JIRA and Confluence Personal Licenses”. Atlassian (2008年9月23日). 2009年5月25日閲覧。
  5. ^ Personal License”. Atlassian. 2008年9月25日閲覧。
  6. ^ a b JIRA Java API
  7. ^ http://jira.jboss.org/
  8. ^ http://jira.springframework.org/
  9. ^ http://jira.opensymphony.com/
  10. ^ https://fedora-commons.org/jira/
  11. ^ http://jira.codehaus.org/
  12. ^ JIRA Pricing”. Atlassian. 2008年9月25日閲覧。
  13. ^ http://issues.apache.org/
  14. ^ ApacheJira”. 2008年9月25日閲覧。
  15. ^ "PSF Infrastructure Committee's recommendation for a new issue tracker". python-dev (Mailing list). 3 October 2006. {{cite mailing list}}: |first=を指定する場合、|last=も指定してください。 (説明)
  16. ^ "PSF Infrastructure has chosen Roundup as the issue tracker for Python development". python-list (Mailing list). 20 October 2006. {{cite mailing list}}: |first=を指定する場合、|last=も指定してください。 (説明)
  17. ^ "Bug 182067: Migrate bug track system to JIRA". Eclipse Bugzilla (Mailing list). 12 April 2007.