「Curl (プログラミング言語)」の版間の差分
m Update supported platforms |
|||
15行目: | 15行目: | ||
|拡張子 = |
|拡張子 = |
||
|プラットフォーム = |
|プラットフォーム = |
||
|ライセンス = [[プロプライエタリ |
|ライセンス = [[プロプライエタリソフトウェア|プロプライエタリ]] |
||
|ウェブサイト = [http://www.curlap.com/ www.curlap.com] |
|ウェブサイト = [http://www.curlap.com/ www.curlap.com] |
||
}} |
}} |
2020年12月23日 (水) 21:57時点における版
パラダイム | オブジェクト指向、宣言型 |
---|---|
設計者 | MIT Curl Project |
開発者 | SCSK |
最新リリース | 8.0.10 / 2019年8月30日 |
型付け | 強い型付け |
影響を受けた言語 | LISP, C++, Tcl/Tk, TeX, HTML[1] |
ライセンス | プロプライエタリ |
ウェブサイト | www.curlap.com |
Curl は、米国マサチューセッツ工科大学 (MIT) で開発された対話的なウェブコンテンツ用のプログラミング言語である。Curl はHTMLのようなテキストマークアップと、JavaScript のようなスクリプティング、Java のような重量機能を単一のフレームワークに統合している。
Curl はマークアップ言語の一面があり、プレーンテキストはテキストのまま記述する。それと同時に多重継承のような機能を持つオブジェクト指向プログラミング言語でもある。Curl のアプリケーションでは、従来のウェブ開発においてHTML・CSS・JavaScript の分離がもたらす、コンテンツ・スタイル・振る舞いの分離が強要されることはない。ただし、そのようなスタイルのプログラミングも可能である。
Curl は書式付テキストの表示用途にHTMLの代替として使うこともできるが、その能力はそれだけにとどまらない。Curl の(HTMLレベルの)オーサリングおよびプログラミング構文はユーザーコードによって拡張可能である。この言語はジャストインタイムコンパイラによってクライアントマシンのネイティブコードにコンパイルし、高速に実行することもできるよう設計されている。
単純な Curl の Hello world アプレットは以下のようになる。ソースコードで特徴的なのはその波括弧 (curly bracket) の使用である。これは言語名の由来ともなっている[2]。
{Curl 8.0 applet} {text color = "blue", font-size = 16pt, Hello World}
Curl のアプレットはウェブブラウザ用のプラグインである Curl RTE を使用して表示することができる。2008年10月現在、対応しているプラットフォームは Windowsのみである[3]。
参考資料
- ^ Hostetter et al. 4. Curl as a Programming Language 節を参照
- ^ Hostetter et al. 3. Curl Overview 節を参照
- ^ “カール - Curl RTE:システム要件”. SCSK Corporation. 2020年4月1日閲覧。
- M. Hostetter; D. Kranz, C. Seed, C. Terman, S. Ward. “Curl: A Gentle Slope Language for the Web” (英語). MIT Laboratory for Computer Science. 2008年2月21日閲覧。