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2020年12月23日 (水) 21:40時点における版
Microsoft Office Publisher(マイクロソフト・オフィス・パブリッシャー)は、マイクロソフトがWindows向けに販売している簡易DTPソフトウェア。
開発元 | マイクロソフト |
---|---|
最新版 |
2019
/ 2018年12月 |
対応OS | Windows / macOS |
プラットフォーム | x86, x64 (WOW64) |
種別 | DTP |
ライセンス | Microsoft EULA プロプライエタリ |
公式サイト | products.office.com/ja-jp/publisher |
概要
当初は Microsoft Solution Series (Microsoft Money, Microsoft Works, Microsoft Publisher) の一部として発売されたが、後にMicrosoft Officeの一部として上位エディションにバンドルされ、単体でも販売されている。
Microsoft Wordのような論文やビジネス文書などの内容重視の文書ではなく、名刺・チラシ・グリーティングカード・特殊形状の用紙など、見た目を重視する文書の作成に向く。Adobe InDesignやCorelDRAW、Quark XPressなどの他のDTPソフトに比べ、Word・Microsoft Excelと同じ操作感であるほか費用が安い。Publisherはかつてから、Microsoft Office XP以降に実装されている「作業ウィンドウ」とほぼ同一のシステムがあった。
CMYKモードで編集が可能。
いわゆるページ物の制作ではWordより優れた機能がそろっている。またフォントを「平成明朝」「平成ゴシック」などに設定すると、PDF形式で出力して、Illustratorで編集できる。
日本語版2003バージョンまでは小冊子のページ設定で「右から左のページ順」があり、日本語の縦書き小冊子の見開きレイアウトが可能だった。しかし、2007バージョンからはこの項目は削除され、日本語縦書き小冊子では見開きのレイアウトが困難になった。