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[[松居直]]の子として東京に生まれる。児童文学作家の[[小風さち]]は妹。児童文学作家の[[松居スーザン]]は元妻。画家の[[須田国太郎]]とその息子で鉄道実業家の[[須田 |
[[松居直]]の子として東京に生まれる。児童文学作家の[[小風さち]]は妹。児童文学作家の[[松居スーザン]]は元妻。画家の[[須田国太郎]]とその息子で鉄道実業家の[[須田寬]]とは遠戚にあたる。 |
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[[上智大学]]独文科卒。同大学院をへて、オーストリアの[[ザルツブルク大学]]に留学。帰国後、[[福武書店]]児童書部の初代編集長をつとめる。[[フィリピン]]・[[ミンダナオ島]]で「ミンダナオ子ども図書館」を主宰。当初は[[ドイツ文学]]の翻訳、評論などを執筆し、のち独自の児童書を刊行する。 |
[[上智大学]]独文科卒。同大学院をへて、オーストリアの[[ザルツブルク大学]]に留学。帰国後、[[福武書店]]児童書部の初代編集長をつとめる。[[フィリピン]]・[[ミンダナオ島]]で「ミンダナオ子ども図書館」を主宰。当初は[[ドイツ文学]]の翻訳、評論などを執筆し、のち独自の児童書を刊行する。 |
2020年12月21日 (月) 03:29時点における版
松居 友(まつい とも、1953年3月2日 - )は、日本の児童文学者。
松居直の子として東京に生まれる。児童文学作家の小風さちは妹。児童文学作家の松居スーザンは元妻。画家の須田国太郎とその息子で鉄道実業家の須田寬とは遠戚にあたる。
上智大学独文科卒。同大学院をへて、オーストリアのザルツブルク大学に留学。帰国後、福武書店児童書部の初代編集長をつとめる。フィリピン・ミンダナオ島で「ミンダナオ子ども図書館」を主宰。当初はドイツ文学の翻訳、評論などを執筆し、のち独自の児童書を刊行する。
著書
- わたしの絵本体験 (大和書房 1988年11月)
- 昔話の死と誕生 (大和書房 1988年4月)
- シュシナーナとサバリコビレ (福武書店 1990年4月)
- にだんベッドそらをとぶ (福武書店 1991年5月)
- 鹿の谷のウタラとイララ (小峰書店(こみね創作児童文学) 1991年12月)
- こぐまをあらう雨 (国土社(そよかぜ絵本シリーズ) 1992年2月)
- 絵本・昔話にみる楽しい子育ての知恵 (エイデル研究所 1993年11月)
- 天使のそりあそび (小峰書店(絵童話・しぜんのいのち) 1993年12月)
- うまれる (ほるぷ出版 1993年3月)
- 火の神の懐にて ある古老が語ったアイヌのコスモロジー (小田イト語り JICC出版局 1993年3月)
- 森の昆虫博士 自然とともに生きる (小峰書店(いきいき人間ノンフィクション) 1994年2月)
- 昔話とこころの自立 (宝島社 1994年6月)
- 沖縄の宇宙像 池間島に日本のコスモロジーの原型を探る (洋泉社 1999年10月)
- ふたりだけのキャンプ (童心社 2000年6月)
- 絵本は愛の体験です。 (洋泉社 2000年9月)
- サンパギータの白い花 ミンダナオからの新たな旅立ち (女子パウロ会 2001年10月)
- ナディヤと灰色おおかみ (女子パウロ会 2002年12月)
- おひさまのくにへ (BL出版 2007年9月)
翻訳
- ホフマン物語 (E・T・A・ホフマン 立風書房 1982年1月)
- ノアのはこぶね (ゲトルート・フッセネガー 女子パウロ会 1984年2月)
- ちょうちょうのくにへ (ジビュレ・フォン・オルファース 福武書店 1991年3月)
参考
- 文藝年鑑2007
外部リンク
- 松居友のホームページ
- 松居友 (100007513418343) - Facebook
- ミンダナオ子ども図書館