「おかゆ (歌手)」の版間の差分
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2020年12月16日 (水) 04:03時点における版
おかゆ | |
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別名 | 六月ゆか |
生誕 | 1991年6月21日(33歳) |
出身地 | 日本 北海道札幌市 |
ジャンル |
演歌 歌謡曲 POPS |
職業 |
流し 歌手 シンガーソングライター 作曲家 |
担当楽器 |
ボーカル ギター |
活動期間 | 2012年 - |
レーベル | ビクターエンタテインメント |
事務所 | ミラクル・バス |
共同作業者 | 野々田万照 |
公式サイト | https://www.okayu-7842.com/ |
著名使用楽器 | |
Little Martin LX BLACK fender PM-3 Takamine PTU 620 | |
おかゆ(1991年6月21日[1] - )は、日本の流し、歌手、シンガーソングライター、タレント。北海道札幌市出身[1]。キャッチコピーは「平成のおんなギター流し」[2][3]。本業の流しの活動の他にも、歌手としてのテレビ出演、タレント、MCなどマルチに活動を広げており、また六月 ゆか(むつき ゆか)名義で歌手の小金沢昇司、水田竜子らに楽曲提供も行っている作曲家でもある。血液型A型[1]、身長167cm[1]、体重47kg[4]、足のサイズ24cm。ミラクル・バス所属。
来歴・人物
歌手になることが夢だった母のもと、小さい頃からすすきのなどのスナックに連れて行かれ、そこで母や店の客の歌を聞いて育つ。母がいちばん好きだった歌手が髙橋真梨子で、自身も好きになった。中学時代のニックネームは本名の「ゆか」をもじって付けられた「おかゆ」[5]。
スーパーマーケットでたまたま読んだギャル雑誌に衝撃を受け、「ギャルになりたい」と思い立ち、17歳で上京、渋谷でコギャルとして遊んだ[6]。しかし、その年の4月に、母が事故で急逝、母への供養と、自分がこれからどうすれば強く生きられるかを考え、母の夢であった歌手になることを胸に、貿易会社の事務員のパートをしながら歌の道を目指す。ギャル系雑誌のモデルや、資生堂ビューティーサルーンのサロンモデル、WEBショップなどのモデル活動の傍ら、様々な歌手オーディションを受けるも全て落選[7]。リーマンショックの影響で、10代にしてパート先の貿易会社をリストラ。アルバイトで生計を立てながら六本木にあるライブバーで昭和歌謡曲を歌う。
2012年、水産庁の「魚の国のしあわせ」公式認定プロジェクトのウギャル[8]が、「ウギャル音楽部」結成に当たり加入の誘いを受けてメンバー入り。ファッションモデルのLieら5人で2013年7月10日に日本クラウンから鳥羽一郎の「兄弟船」をカバーしてデビュー[9]。日本各地の港町を回り、漁の手伝いや、農業学校で臨時講師をしながらウギャル音楽部として演歌を歌い、魚介類の販売キャンペーンなどを精力的に行う。ウギャルを通して魚が好きになり、日本さかな検定3級を取得、マグロの解体、魚さばきなどの魚料理も得意となる。
2014年1月24日、歌手の道への最後の賭けとして、母との思い出の地であるスナックを回り、母がいつも歌ってくれていた歌謡曲を歌おうと、一人東京でスナックへの飛び込み営業を始めたが、初日は32軒連続で断られる[6]。流しを始めると同時に、ギターを弾き始めたが、最初の持ち歌は「兄弟船」ただ1曲。左利きだが、ギターを右利き用で演奏する者が多いことからギターは右でしか弾けないものだと思い込み、右手で演奏。1年後に左利き用のギターの存在を知るも、利き手に直すことを断念し、ギターのみ右手で演奏している。訪れた店の客やママから「流し」と呼ばれ始めるも、その職業を知らず、「流し台(シンク)」の話だと誤解していた。
2014年11月、自身の音楽活動に専念する為、「ウギャル」を卒業。目標を立てないと止めてしまうと考え、母の口癖であった「七転び八起き幸せに」を数字に置き換え「7842」名の流しで出会った人々との写真を撮ることを目標[4][6]として、ブログに掲載している。2016年11月12日には半分の3921名を越えた。池袋、駒込、小岩、門前仲町など[5]の東京周辺だけではなく、地方へも流しに行っており、その際は、往復の交通費、宿代を稼ぐまで帰らないスタンスでいると語っている。
2015年11月、雑誌『BRUTUS』 (マガジンハウス)「スナック好き。」特集で「“平成のおんなギター流し”おかゆの九州突撃記。」として紹介され、存在が広く知られる。
2016年11月より髙橋真梨子with Henry Bandや熱帯JAZZ楽団で活躍中のサックス奏者野々田万照をプロデューサーに迎え、2017年3月3日に初のソロアルバム『おんな流しのブルース』 (デルコラソンレコード)を発売し、3月4日に東京の六本木でリリース記念ライブ「おかゆのひな祭り♡2017 feat.万☆照と熱燗党」(2回公演)を開催した。演歌、歌謡曲というジャンルに強いこだわりを持っていたが、おかゆの母への想いと自分の生き方を綴った詞「七転び八起き幸せに」を野々田万照がバラードにしてアルバムに収録したところ、老若男女に支持され、ポップスにも興味を持ち始めた。
2017年のCD発売後、テレビへの出演が増えた。4月6日よりBS11『あなたが出会った昭和の名曲』では、200曲以上のレパートリーを持つ実力が買われ[6]、初のテレビレギュラー出演が実現、「おかゆの日本列島流し」コーナーで毎回日本各地の様々な場所で流しをしている。当初は「生中継!おかゆの日本列島流し」として、生放送で1曲を歌ったが、2017年10月からはひと月に1都道府県を訪問する事前ロケとなり、毎回2曲歌っている。
4月12日放送の『THEカラオケ★バトル』(テレビ東京系列)に流し代表として初出場し、決勝戦に進出。5月10日放送の「異種格闘技〜悲願の初優勝争奪戦〜」では予選敗退となるも、ゲストのテリー伊藤から「今年の年末には紅白に出るよ」とコメントされる。10月11日には3度目の挑戦で12名の出場者の中から初優勝となった。また、12月20には「最強女子ボーカリストカップ2017」で12名の出場者の中から2度目の優勝となった。
6月9日放送の『由紀さおりの素敵な音楽館』(BS-TBS)では美川憲一本人の前で「柳ヶ瀬ブルース」を歌唱、「今まで聴いた女性歌手の中でいちばん良かった」と評された。また、7月15日放送の『歌え!昭和のベストテン』(BS日テレ)では鶴田浩二の「傷だらけの人生」を歌唱。ゲストの加藤登紀子から「シングルカットした方が良い」と賞賛された。
2017年10月22日には東京の六本木でソロライブ(2回公演)を行ない、初のシングルCD『女三楽章』を先行発売した。また、12月14日-15日には静岡県伊東市で初のディナーショーを開催した。
2019年5月1日、『ヨコハマ・ヘンリー』でビクターエンタテインメントよりメジャーデビューを果たした[2][3]。
2020年7月、2016年11月より所属していた株式会社デルコラソン621からミラクル・バスに移籍した[10]。
好きな食べ物は韓国料理[4]、辛いもの、魚介類、スナップエンドウ、ピーマン、ヤングコーン、ジンギスカン (料理)、嫌いな食べ物はアボカド。
趣味はファッションコーディネート、哀愁のある写真の撮影[4]、純喫茶巡り、昭和歌謡を聴くこと[4]。歌う際の衣装は全て自分でコーディネートし、パンツスタイルに拘りを持っている。
性格は負けず嫌い[4]で不器用で変わり者。好きなものには真っ直ぐ。
ディスコグラフィ
シングル
インディーズ
- 女三楽章(2017年12月8日、デルコラソンレコード DELCO-622)
- オトナのワカレ(作詞・作曲:おかゆ)
- ピエロ(作詞・作曲:おかゆ)
- 七転び八起き幸せに(Vocal Remix)(作詞:おかゆ、作曲:野々田万照)
- オトナのワカレ(オリジナル・カラオケ)
- ピエロ(オリジナル・カラオケ)
- 七転び八起き幸せに(Vocal Remix)(オリジナル・カラオケ)
メジャー
- ヨコハマ・ヘンリー(2019年5月1日、Victor VICL-37471)
- ヨコハマ・ヘンリー(作詞・作曲:おかゆ)
- 愛をはじめないで
- ヨコハマ・ヘンリー (オリジナルカラオケ)
- 愛をはじめないで (オリジナルカラオケ)
アルバム
インディーズ
- おんな流しのブルース(2017年3月3日、デルコラソンレコード DELCO-621)
- おんな流しのブルース(作詞:おかゆ、作曲・編曲:野々田万照)
- 愛 彷徨い人(作詞:GU☆CCI、万☆照、作曲:野々田万照)(KOI-KOI☆PANCHOSのカバー)
- 誘闇(作詞:おかゆ、作曲・編曲:野々田万照)
- 別れの朝(ペドロ&カプリシャスのカバー)
- アバンチュール柳ケ瀬(作詞・作曲・編曲:野々田万照。野々田万照とのデュエット)
- 天城越え(石川さゆりのカバー)
- 七転び八起き幸せに(作詞:おかゆ、作曲:野々田万照)
- おんな流しのブルース(Original Karaoke)
- 愛 彷徨い人(Original Karaoke)
- 誘闇(Original Karaoke)
- アバンチュール柳ケ瀬(Original Karaoke)
- アバンチュール柳ケ瀬(Original Karaoke、おかゆ有り)
- 七転び八起き幸せに(Original Karaoke)
メジャー
- 平成オリジナルBEST(2019年10月23日、Victor VICL-65260 )
- オトナのワカレ
- 82回目の春
- 七転び八起き幸せに
- ガタゴト揺れて
- おんな流しのブルース
- ピエロ
- 雨ニ濡レテ(雨の交差点)
- 青春の忘れもの(作詞:伊藤美和、作曲:六月ゆか・吉永幸一、小金沢昇司への提供曲のセルフカバー)
- オトナのワカレ(オリジナルカラオケ)
- 82回目の春(オリジナルカラオケ)
- 七転び八起き幸せに(オリジナルカラオケ)
- ガタゴト揺れて(オリジナルカラオケ)
- おんな流しのブルース(オリジナルカラオケ)
- ピエロ(オリジナルカラオケ)
- 雨ニ濡レテ(雨の交差点)(オリジナルカラオケ)
- 青春の忘れもの(オリジナルカラオケ)
楽曲提供(六月ゆか名義)
- 小金沢昇司 『青春の忘れもの』(作曲) - シングル『青春の忘れもの』(KICM-30901)収録。
- 小金沢昇司 『雨の交差点』(作詞・作曲) - 同上。
- 水田竜子 『札幌すすきのエレジー』(作詞・作曲) - シングル『桂浜哀歌/札幌すすきのエレジー』(KICM-30936)収録。
参加作品
ウギャル音楽部
主な出演番組
テレビ
- 『あなたが出会った昭和の名曲』 (BS11) - 2017年4月6日-(レギュラーで「おかゆの日本列島流し」コーナーを担当)
- 『THEカラオケ★バトル(テレビ東京系)
- 『徳光和夫の名曲にっぽん』(BS JAPAN) - 2017年5月26日、「おんな流しのブルース」歌唱。
- 『由紀さおりの素敵な音楽館』(BS-TBS) - 2017年6月9日
- 『歌え!昭和のベストテン』(BS日テレ) - 2017年7月15日、2017年8月19日
- 『歌いーな!』(テレビ東京) - 2017年10月6日
- 『徳光和夫の名曲にっぽん』(BSテレ東) - 2018年10月12日 - (司会)
CM
ネット番組
雑誌
- BRUTUS (2015年11月号) - 「“平成のおんなギター流し”おかゆの九州突撃記。」
- BARFOUT! (2016年6月号。Vol.249) - Jr.MARQUES対談
脚注
- ^ a b c d “プロフィール”. 株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント. 2020年7月31日閲覧。
- ^ a b “平成のおんなギター流し“おかゆ” 新しい元号になる5月1日ビクターからメジャーデビュー!”. 株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント (2019年3月16日). 2020年7月31日閲覧。
- ^ a b ““平成のおんな流し”おかゆ 「全国制覇」してメジャーデビューへ”. Sponichi Annex (株式会社スポーツニッポン新聞社). (2019年3月16日) 2020年7月31日閲覧。
- ^ a b c d e f デルコラソン621 (2017年6月). “平成のおんなギター流し おかゆ(プロフィール)”. デルコラソン621. 2017年10月11日閲覧。
- ^ a b 「平成生まれの女流しおかゆを直撃!」『日刊ゲンダイ』 2017年3月28日、株式会社日刊現代、東京
- ^ a b c d 「おかゆ、生中継の流しに挑戦」『産経新聞』 2017年4月4日、産經新聞社、東京
- ^ オーディション時の選曲は毎回、母が好きだった高橋真梨子の曲であった。
- ^ “ウギャルとは”. Twin Planet Co., Ltd.. 2017年10月11日閲覧。
- ^ “ウギャル最新ニュース”. 日本クラウン株式会社 (2013年). 2017年10月11日閲覧。
- ^ “おかゆ所属事務所移籍のお知らせ”. デルコラソン621 ホームページ. 2020年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月31日閲覧。
- ^ https://www.youtube.com/watch?v=Hj65fdEDg_M&feature=youtu.be
外部リンク
- オフィシャルブログ「平成のおんなギター流し おかゆ 七転び八起き幸せに。」
- 株式会社デルコラソン621(2020年6月までの所属事務所)
- おかゆ (@okayu_dayu) - X(旧Twitter)
- おかゆ (@okayu_dayu) - Instagram
- おかゆのじかん - YouTubeチャンネル