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高校時代、福岡真一郎とのバッテリーはアイドル的な人気を博した<ref>{{Cite web|date=2013-10-27|url=http://full-count.jp/2013/10/27/post433/2/|title=ドラフトの陰の主役 感動を呼んだ広島スカウトの半生とは|work=Full-Count|page=2|accessdate=2016-7-30}}</ref>。田村自身も「黒縁眼鏡の捕手」として注目を集め<ref name="ニッカン" />、強肩も相俟って「[[古田敦也|古田]]2世」と評されることもあった<ref name="ポストセブン" />。 |
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スカウトとしては選手の伸びしろを重視しており、スカウト活動では「選手が24、25歳になった時の成長曲線を描く」ようにしているという<ref>{{Cite web|date=2016-10-1|url=http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/10/01/0009541486.shtml|title=9・10スタメンは全員ドラフト獲得選手…鯉V影のヒーローはスカウト|work=[[デイリースポーツオンライン]]|accessdate=2016-10-29}}</ref>。担当した選手には、上述した大瀬良の他、[[安部友裕]]<ref name="ニッカン" /><ref name="ポストセブン" />、[[松山竜平]]<ref name="ニッカン" />、[[今村猛]]<ref name="ニッカン" /><ref name="ポストセブン" />、[[中 |
スカウトとしては選手の伸びしろを重視しており、スカウト活動では「選手が24、25歳になった時の成長曲線を描く」ようにしているという<ref>{{Cite web|date=2016-10-1|url=http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2016/10/01/0009541486.shtml|title=9・10スタメンは全員ドラフト獲得選手…鯉V影のヒーローはスカウト|work=[[デイリースポーツオンライン]]|accessdate=2016-10-29}}</ref>。担当した選手には、上述した大瀬良の他、[[安部友裕]]<ref name="ニッカン" /><ref name="ポストセブン" />、[[松山竜平]]<ref name="ニッカン" />、[[今村猛]]<ref name="ニッカン" /><ref name="ポストセブン" />、[[中﨑翔太]]<ref name="ポストセブン" />、[[戸田隆矢]]<ref name="ポストセブン" />などがいる。 |
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== 詳細情報 == |
== 詳細情報 == |
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2020年12月9日 (水) 02:18時点における版
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 福岡県田川郡糸田町 |
| 生年月日 | 1976年5月22日（48歳） |
| 身長 体重 |
172 cm 74 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 捕手 |
| プロ入り | 1994年 ドラフト6位 |
| 初出場 | 1998年7月30日 |
| 最終出場 | 2000年7月20日 |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
この表について
| |
田村 恵（たむら けい、1976年5月22日[1] - ）は、福岡県田川郡糸田町出身[1]の元プロ野球選手（捕手）。現在は、広島東洋カープのスカウトを務める。
経歴
1992年、鹿児島商工高等学校に入学。その年の夏の甲子園では、1年生ながら控え捕手としてベンチ入りする。その後、1年の秋から福岡真一郎とバッテリーを組み[2]、1993年には春夏連続で甲子園に出場する[3]。
1994年、校名が「樟南高等学校」に変更される。その年の夏の甲子園ではチームの主将を務め、準優勝という成績を収める[1]。その後、同年のドラフト会議で広島東洋カープから6位で指名され、契約金3000万円、年俸400万円で入団する[4]。
1998年、一軍初出場を果たす[4]。以降、2000年までの3年間で一軍の試合に計62試合出場するが、2002年に戦力外となる[5]。同年オフに現役を引退する[4]。
現役引退後、スコアラーを経て、2004年から広島東洋カープの九州地区担当スカウトを務める[1]。2013年のドラフト会議では、担当スカウトとして球団史上初めて抽選に臨み、大瀬良大地の交渉権を獲得したことで話題になった[6]。
人物
高校時代、福岡真一郎とのバッテリーはアイドル的な人気を博した[7]。田村自身も「黒縁眼鏡の捕手」として注目を集め[1]、強肩も相俟って「古田2世」と評されることもあった[4]。
スカウトとしては選手の伸びしろを重視しており、スカウト活動では「選手が24、25歳になった時の成長曲線を描く」ようにしているという[8]。担当した選手には、上述した大瀬良の他、安部友裕[1][4]、松山竜平[1]、今村猛[1][4]、中﨑翔太[4]、戸田隆矢[4]などがいる。
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1998 | 広島 | 28 | 44 | 41 | 4 | 9 | 2 | 0 | 0 | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 7 | 3 | .220 | .273 | .268 | .541 |
| 1999 | 12 | 23 | 20 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | .250 | .318 | .300 | .618 | |
| 2000 | 22 | 19 | 19 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .105 | .105 | .158 | .263 | |
| 通算：3年 | 62 | 86 | 80 | 6 | 16 | 4 | 0 | 0 | 20 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 9 | 4 | .200 | .247 | .250 | .497 | |
記録
- 初出場：1998年7月30日、対阪神タイガース16回戦（阪神甲子園球場）、7回裏に捕手で出場
- 初先発出場：1998年8月8日、対横浜ベイスターズ21回戦（広島市民球場）、8番・捕手で先発出場
- 初安打：同上、5回裏に川村丈夫から中前安打
- 初打点：1999年10月6日、対横浜ベイスターズ27回戦（広島市民球場）、8回裏に阿波野秀幸から中前適時打
- 初盗塁：2000年6月11日、対中日ドラゴンズ13回戦（ナゴヤドーム）、9回表に二盗（投手：エディ・ギャラード、捕手：中村武志）
背番号
- 60 （1995年 - 2002年）
出典
- ^ a b c d e f g h “広島奇策成功、田村スカウト大瀬良引いた”. 日刊スポーツ. (2013年10月25日) 2016年7月30日閲覧。
- ^ “巨人・杉内は鹿児島“御三家”が生んだ最高左腕”. 夕刊フジ. (2012年6月17日) 2016年7月30日閲覧。
- ^ “時空甲子園”. 時事ドットコム. 時事通信社. 2016年7月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “大瀬良大地を獲得した広島・田村恵スカウトはどんな人物か?”. NEWSポストセブン. 小学館 (2013年10月28日). 2016年7月30日閲覧。
- ^ “ドラフトの陰の主役 感動を呼んだ広島スカウトの半生とは”. Full-Count. p. 3 (2013年10月27日). 2016年7月30日閲覧。
- ^ “ドラフトの陰の主役 感動を呼んだ広島スカウトの半生とは”. Full-Count. p. 1 (2013年10月27日). 2016年7月30日閲覧。
- ^ “ドラフトの陰の主役 感動を呼んだ広島スカウトの半生とは”. Full-Count. p. 2 (2013年10月27日). 2016年7月30日閲覧。
- ^ “9・10スタメンは全員ドラフト獲得選手…鯉V影のヒーローはスカウト”. デイリースポーツオンライン (2016年10月1日). 2016年10月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 田村恵 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)