「アーチボルド・ネイピア (第3代ネイピア卿)」の版間の差分
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1672年に弟ジョンが戦死し<ref name="Cracroft" />、爵位の継承権を有する人物がいなくなったため、1676年11月20日に爵位を一時的に国王に返還、{{仮リンク|ノボダマス憲章|label=ノボダマス|en|Charter of novodamus}}に基づいて1677年9月16日に改めて爵位を与えられた<ref name="Cokayne" />。新しく与えられた爵位では第3代ネイピア卿の姉妹3人とその男系子孫にも継承権が与えられた<ref name="Cokayne" />。 |
2020年12月4日 (金) 06:02時点における版
第3代ネイピア卿アーチボルド・ネイピア(英語: Archibald Napier, 3rd Lord Napier、1658年以前 – 1683年8月)は、スコットランド貴族。
生涯
第2代ネイピア卿アーチボルド・ネイピアとエリザベス・アースキン(Elizabeth Erskine、1676年以降没、第20代マー伯爵ジョン・アースキンの娘)の息子として生まれた[1]。1658年9月4日に父が死去すると、ネイピア卿の爵位を継承した[2]。1659年に一時スターリング城に投獄された[2]。
1672年に弟ジョンが戦死し[2]、爵位の継承権を有する人物がいなくなったため、1676年11月20日に爵位を一時的に国王に返還、ノボダマスに基づいて1677年9月16日に改めて爵位を与えられた[1]。新しく与えられた爵位では第3代ネイピア卿の姉妹3人とその男系子孫にも継承権が与えられた[1]。
1683年8月に生涯未婚のまま死去、爵位の規定に基づきネイピア卿は姉妹ジーンの息子トマスが継承した[1]。一方、従属爵位であった準男爵位は休止(dormant)となった[2]。
出典
- ^ a b c d Cokayne, George Edward, ed. (1895). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (N to R) (英語). Vol. 6 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 5.
- ^ a b c d "Napier of Merchistoun, Lord (S, 1627)". Cracroft's Peerage (英語). 27 March 2012. 2019年10月26日閲覧。
スコットランドの爵位 | ||
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先代 アーチボルド・ネイピア |
ネイピア卿 1658年 – 1683年 |
次代 トマス・ニコルソン |
スコットランドの準男爵 | ||
先代 アーチボルド・ネイピア |
(マーキストンの)準男爵 1658年 – 1683年 |
休止 次代の在位者 ウィリアム・ジョン・ミリケン=ネイピア
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