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「タルボット伯爵」の版間の差分

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=== 第1期(1761年) ===
=== 第1期(1761年) ===
シュルーズベリー伯爵タルボット家の分流で法律家、[[ホイッグ党 (イギリス)|ホイッグ党]]の政治家だった[[チャールズ・タルボット (初代タルボット男爵)|チャールズ・タルボット]]{{small|(1685–1737)}}は、1733年11月に[[大法官]]に就任し、それにより12月5日に[[グレートブリテン貴族]]爵位'''グラモーガン州におけるヘンソルのヘンソルのタルボット男爵'''{{small|(Baron Talbot of Hensol, of Hensol in the County of Glamorgan)}}に叙された<ref name="CP BS">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/online/content/talbot1733.htm|title=Talbot of Hensol, Baron (GB, 1733)|accessdate= 2019-9-15 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/online/content/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.thepeerage.com/p1232.htm#i12313|title=Charles Talbot, 1st Baron Talbot of Hensol|accessdate= 2019 -09-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>
シュルーズベリー伯爵タルボット家の分流で法律家、[[ホイッグ党 (イギリス)|ホイッグ党]]の政治家だった[[チャールズ・タルボット (初代タルボット男爵)|チャールズ・タルボット]]{{small|(1685–1737)}}は、1733年11月に[[大法官]]に就任し、それにより12月5日に[[グレートブリテン貴族]]爵位'''グラモーガン州におけるヘンソルのヘンソルのタルボット男爵'''{{small|(Baron Talbot of Hensol, of Hensol in the County of Glamorgan)}}に叙された<ref name="CP BS">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/talbot1733.htm|title=Talbot of Hensol, Baron (GB, 1733)|accessdate= 2019-9-15 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.thepeerage.com/p1232.htm#i12313|title=Charles Talbot, 1st Baron Talbot of Hensol|accessdate= 2019 -09-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>


その息子である第2代タルボット男爵{{仮リンク|ウィリアム・タルボット (初代タルボット伯爵)|label=ウィリアム・タルボット|en|William Talbot, 1st Earl Talbot}}{{small|(1710–1782)}}もホイッグ党の政治家であり、1761年から1782年にかけて{{仮リンク|王室家政長官|en|Lord Steward}}を務め、1761年3月19日に第1期のグレートブリテン貴族爵位'''タルボット伯爵'''{{small|(Earl Talbot)}}に叙せられた。さらに1780年10月17日にはグレートブリテン貴族爵位'''カーマーゼン州におけるディネヴァーの{{仮リンク|ディネヴァー男爵|en|Baron Dynevor}}'''{{small|(Baron Dynevor, of Dynevor in the County of Carmarthen)}}に叙せられている。このディネヴァー男爵位は彼に男子がなかったために娘{{仮リンク|セシル・ド・カードネル (第2代ディネヴァー男爵)|label=セシル|en|Cecil de Cardonnel, 2nd Baroness Dynevor}}とその男系男子を特別継承者{{small|(special remainder)}}とする規定が付けられた爵位だった。初代タルボット伯の死後、タルボット伯爵位は廃絶したが、ディネヴァー男爵位は特別継承者の規定通り娘セシルに継承され、タルボット男爵位は甥にあたる[[ジョン・チェットウィンド=タルボット (初代タルボット伯爵)|ジョン・タルボット]]{{small|(1749–1793)}}が継承した<ref name="CP ES1">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/online/content/talbot1761.htm|title=Talbot, Earl (GB, 1761 - 1782)|accessdate= 2019-9-15 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/online/content/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.thepeerage.com/p1232.htm#i12314|title=William Talbot, 1st Earl Talbot|accessdate= 2019 -09-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。
その息子である第2代タルボット男爵{{仮リンク|ウィリアム・タルボット (初代タルボット伯爵)|label=ウィリアム・タルボット|en|William Talbot, 1st Earl Talbot}}{{small|(1710–1782)}}もホイッグ党の政治家であり、1761年から1782年にかけて{{仮リンク|王室家政長官|en|Lord Steward}}を務め、1761年3月19日に第1期のグレートブリテン貴族爵位'''タルボット伯爵'''{{small|(Earl Talbot)}}に叙せられた。さらに1780年10月17日にはグレートブリテン貴族爵位'''カーマーゼン州におけるディネヴァーの{{仮リンク|ディネヴァー男爵|en|Baron Dynevor}}'''{{small|(Baron Dynevor, of Dynevor in the County of Carmarthen)}}に叙せられている。このディネヴァー男爵位は彼に男子がなかったために娘{{仮リンク|セシル・ド・カードネル (第2代ディネヴァー男爵)|label=セシル|en|Cecil de Cardonnel, 2nd Baroness Dynevor}}とその男系男子を特別継承者{{small|(special remainder)}}とする規定が付けられた爵位だった。初代タルボット伯の死後、タルボット伯爵位は廃絶したが、ディネヴァー男爵位は特別継承者の規定通り娘セシルに継承され、タルボット男爵位は甥にあたる[[ジョン・チェットウィンド=タルボット (初代タルボット伯爵)|ジョン・タルボット]]{{small|(1749–1793)}}が継承した<ref name="CP ES1">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/talbot1761.htm|title=Talbot, Earl (GB, 1761 - 1782)|accessdate= 2019-9-15 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.thepeerage.com/p1232.htm#i12314|title=William Talbot, 1st Earl Talbot|accessdate= 2019 -09-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。


=== 第2期(1784年) ===
=== 第2期(1784年) ===
[[ジョン・チェットウィンド=タルボット (初代タルボット伯爵)|ジョン・タルボット]]<small>(1749-1793)</small>はこの襲爵前に[[トーリー党 (イギリス)|トーリー党]]の[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員を務めており、襲爵に続いて[[1784年]][[7月3日]]にはグレートブリテン貴族爵位の'''グラモーガン州におけるヘンソルのタルボット伯爵'''{{small|(Earl Talbot, of Hensol in the County of Glamorgan)}}と'''スタッフォード州におけるインガスターのインガスター子爵'''{{small|(Viscount Ingestre, of Ingestre in the County of Stafford)}}に叙された。これが2期目のタルボット伯爵位の創設となる。[[1786年]]には母方の姓を加えて「チェットウィンド=タルボット{{small|(Chetwynd-Talbot)}}」に改姓した<ref name="CP ES2">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/online/content/talbot1784.htm|title=Talbot, Earl (GB, 1784)|accessdate= 2019-9-15 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/online/content/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.thepeerage.com/p1228.htm#i12275|title=John Chetwynd-Talbot, 1st Earl Talbot of Hensol|accessdate= 2019 -09-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。
[[ジョン・チェットウィンド=タルボット (初代タルボット伯爵)|ジョン・タルボット]]<small>(1749-1793)</small>はこの襲爵前に[[トーリー党 (イギリス)|トーリー党]]の[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員を務めており、襲爵に続いて[[1784年]][[7月3日]]にはグレートブリテン貴族爵位の'''グラモーガン州におけるヘンソルのタルボット伯爵'''{{small|(Earl Talbot, of Hensol in the County of Glamorgan)}}と'''スタッフォード州におけるインガスターのインガスター子爵'''{{small|(Viscount Ingestre, of Ingestre in the County of Stafford)}}に叙された。これが2期目のタルボット伯爵位の創設となる。[[1786年]]には母方の姓を加えて「チェットウィンド=タルボット{{small|(Chetwynd-Talbot)}}」に改姓した<ref name="CP ES2">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/talbot1784.htm|title=Talbot, Earl (GB, 1784)|accessdate= 2019-9-15 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.thepeerage.com/p1228.htm#i12275|title=John Chetwynd-Talbot, 1st Earl Talbot of Hensol|accessdate= 2019 -09-15 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。


その孫の第3代タルボット伯爵{{仮リンク|ヘンリー・チェットウィンド=タルボット (第18代シュルーズベリー伯爵)|label=ヘンリー・チェットウィンド=タルボット|en|Henry Chetwynd-Talbot, 18th Earl of Shrewsbury}}{{small|(1803-1868)}}は、襲爵前に保守党の庶民院議員を務め、1849年にタルボット伯爵位を襲爵して貴族院議員となった後、1856年に本家筋からシュルーズベリー伯爵位を継承した。これによりタルボット伯爵位はシュルーズベリー伯爵位の従属爵位の一つとなる。以降は[[シュルーズベリー伯爵]]を参照。
その孫の第3代タルボット伯爵{{仮リンク|ヘンリー・チェットウィンド=タルボット (第18代シュルーズベリー伯爵)|label=ヘンリー・チェットウィンド=タルボット|en|Henry Chetwynd-Talbot, 18th Earl of Shrewsbury}}{{small|(1803-1868)}}は、襲爵前に保守党の庶民院議員を務め、1849年にタルボット伯爵位を襲爵して貴族院議員となった後、1856年に本家筋からシュルーズベリー伯爵位を継承した。これによりタルボット伯爵位はシュルーズベリー伯爵位の従属爵位の一つとなる。以降は[[シュルーズベリー伯爵]]を参照。

2020年12月4日 (金) 05:57時点における版

タルボット伯爵(Earl Talbot)は、グレートブリテン貴族伯爵位。過去に2回創設されており、現存する2期目のタルボット伯爵位はシュルーズベリー伯爵タルボット家の分流にあたる第3代タルボット男爵ジョン・チェットウィンド=タルボット1784年に叙されたのに始まる。その孫の第3代タルボット伯爵ヘンリー・チェットウィンド=タルボット英語版1856年にシュルーズベリー伯爵位を継承したことで、これ以降シュルーズベリー伯爵位の従属爵位として2019年現在まで存続している。

歴史

初代タルボット男爵チャールズ・タルボット(1685–1737)

第1期(1761年)

シュルーズベリー伯爵タルボット家の分流で法律家、ホイッグ党の政治家だったチャールズ・タルボット(1685–1737)は、1733年11月に大法官に就任し、それにより12月5日にグレートブリテン貴族爵位グラモーガン州におけるヘンソルのヘンソルのタルボット男爵(Baron Talbot of Hensol, of Hensol in the County of Glamorgan)に叙された[1][2]

その息子である第2代タルボット男爵ウィリアム・タルボット英語版(1710–1782)もホイッグ党の政治家であり、1761年から1782年にかけて王室家政長官英語版を務め、1761年3月19日に第1期のグレートブリテン貴族爵位タルボット伯爵(Earl Talbot)に叙せられた。さらに1780年10月17日にはグレートブリテン貴族爵位カーマーゼン州におけるディネヴァーのディネヴァー男爵英語版(Baron Dynevor, of Dynevor in the County of Carmarthen)に叙せられている。このディネヴァー男爵位は彼に男子がなかったために娘セシル英語版とその男系男子を特別継承者(special remainder)とする規定が付けられた爵位だった。初代タルボット伯の死後、タルボット伯爵位は廃絶したが、ディネヴァー男爵位は特別継承者の規定通り娘セシルに継承され、タルボット男爵位は甥にあたるジョン・タルボット(1749–1793)が継承した[3][4]

第2期(1784年)

ジョン・タルボット(1749-1793)はこの襲爵前にトーリー党庶民院議員を務めており、襲爵に続いて1784年7月3日にはグレートブリテン貴族爵位のグラモーガン州におけるヘンソルのタルボット伯爵(Earl Talbot, of Hensol in the County of Glamorgan)スタッフォード州におけるインガスターのインガスター子爵(Viscount Ingestre, of Ingestre in the County of Stafford)に叙された。これが2期目のタルボット伯爵位の創設となる。1786年には母方の姓を加えて「チェットウィンド=タルボット(Chetwynd-Talbot)」に改姓した[5][6]

その孫の第3代タルボット伯爵ヘンリー・チェットウィンド=タルボット英語版(1803-1868)は、襲爵前に保守党の庶民院議員を務め、1849年にタルボット伯爵位を襲爵して貴族院議員となった後、1856年に本家筋からシュルーズベリー伯爵位を継承した。これによりタルボット伯爵位はシュルーズベリー伯爵位の従属爵位の一つとなる。以降はシュルーズベリー伯爵を参照。

歴代当主

タルボット男爵 (1733年)

タルボット伯爵 第1期 (1761年)

タルボット男爵 (1733年)

タルボット伯爵 第2期 (1784年)

脚注

出典

  1. ^ Heraldic Media Limited. “Talbot of Hensol, Baron (GB, 1733)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2019年9月15日閲覧。
  2. ^ Lundy, Darryl. “Charles Talbot, 1st Baron Talbot of Hensol” (英語). thepeerage.com. 2019 -09-15閲覧。
  3. ^ Heraldic Media Limited. “Talbot, Earl (GB, 1761 - 1782)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2019年9月15日閲覧。
  4. ^ Lundy, Darryl. “William Talbot, 1st Earl Talbot” (英語). thepeerage.com. 2019 -09-15閲覧。
  5. ^ Heraldic Media Limited. “Talbot, Earl (GB, 1784)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2019年9月15日閲覧。
  6. ^ Lundy, Darryl. “John Chetwynd-Talbot, 1st Earl Talbot of Hensol” (英語). thepeerage.com. 2019 -09-15閲覧。