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[[保守党 (イギリス)|保守党]]の政治家で外務次官や[[庶民院議長]]を務めた{{仮リンク|ジェイムズ・ラウザー_(初代アルスウォーター子爵)|en|James_Lowther,_1st_Viscount_Ullswater|label=ジェイムズ・ウィリアム・ラウザー}}が議長職退任後の[[1921年]]に'''[[サフォーク|サフォーク州]]キャンプシー・アッシュのアルスウォーター子爵'''(Viscount Ullswater of Campsea Ashe in the [[サフォーク|County of Suffolk]])に叙されたことに始まる爵位である。<ref>{{Cite web|url=http://venn.lib.cam.ac.uk/cgi-bin/search-2018.pl?sur=&suro=w&fir=&firo=c&cit=&cito=c&c=all&z=all&tex=LWTR874JW&sye=&eye=&col=all&maxcount=50|title="Lowther, James William (LWTR874JW)"|accessdate=2019年11月13日|publisher=A Cambridge Alumni Database. University of Cambridge.}}</ref><ref>{{London Gazette|issue=32413|date=5 August 1921|page=6166}}</ref> |
[[保守党 (イギリス)|保守党]]の政治家で外務次官や[[庶民院議長]]を務めた{{仮リンク|ジェイムズ・ラウザー_(初代アルスウォーター子爵)|en|James_Lowther,_1st_Viscount_Ullswater|label=ジェイムズ・ウィリアム・ラウザー}}が議長職退任後の[[1921年]]に'''[[サフォーク|サフォーク州]]キャンプシー・アッシュのアルスウォーター子爵'''(Viscount Ullswater of Campsea Ashe in the [[サフォーク|County of Suffolk]])に叙されたことに始まる爵位である。<ref>{{Cite web|url=http://venn.lib.cam.ac.uk/cgi-bin/search-2018.pl?sur=&suro=w&fir=&firo=c&cit=&cito=c&c=all&z=all&tex=LWTR874JW&sye=&eye=&col=all&maxcount=50|title="Lowther, James William (LWTR874JW)"|accessdate=2019年11月13日|publisher=A Cambridge Alumni Database. University of Cambridge.}}</ref><ref>{{London Gazette|issue=32413|date=5 August 1921|page=6166}}</ref> |
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初代子爵は、[[ロンズデール伯爵|ロンズデール伯爵家]]の祖である[[初代伯ウィリアム・ラウザー]]の次男の子孫にあたる。そのため代々の当主はロンズデール伯爵位の継承権を有する。<ref name=":0">{{Cite web|url=http://www.cracroftspeerage.co.uk |
初代子爵は、[[ロンズデール伯爵|ロンズデール伯爵家]]の祖である[[初代伯ウィリアム・ラウザー]]の次男の子孫にあたる。そのため代々の当主はロンズデール伯爵位の継承権を有する。<ref name=":0">{{Cite web|url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/ullswater1921.htm|title=Ullswater, Viscount (UK, 1921)|accessdate=2019年11月13日|publisher=Cracroft's Peerage}}</ref> |
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初代子爵は93歳まで存命という長寿であったため、彼の息子は爵位を襲う前に亡くなった。さらに孫のジョン・アーサー・ラウザーも[[1942年]]におきた[[ジョージ (ケント公)|ケント公爵ジョージ王子]]の操縦する[[ショート サンダーランド|飛行艇]]墜落事故に巻き込まれて亡くなるという不幸があった。<ref>Montgomery-Massingberd, Hugh. Burke's Irish Family Records. London, U.K.: Burkes Peerage Ltd, 1976.p=3969</ref> |
初代子爵は93歳まで存命という長寿であったため、彼の息子は爵位を襲う前に亡くなった。さらに孫のジョン・アーサー・ラウザーも[[1942年]]におきた[[ジョージ (ケント公)|ケント公爵ジョージ王子]]の操縦する[[ショート サンダーランド|飛行艇]]墜落事故に巻き込まれて亡くなるという不幸があった。<ref>Montgomery-Massingberd, Hugh. Burke's Irish Family Records. London, U.K.: Burkes Peerage Ltd, 1976.p=3969</ref> |
2020年12月4日 (金) 05:54時点における版
アルスウォーター子爵 | |
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創設時期 | 1921年7月8日 |
創設者 | ジョージ5世 |
貴族 | 連合王国貴族 |
初代 | ジェイムズ・ウィリアム・ラウザー |
現所有者 | ニコラス・ジェイムズ・クリストファー・ラウザー |
相続資格 | 初代子爵の男系男子 |
付随称号 | なし |
モットー | Magistratum Indicat Virum (The office shows the man) |
アルスウォーター子爵(英:Viscount Ullswater)はイギリスの子爵位、貴族。連合王国貴族爵位。
歴史
保守党の政治家で外務次官や庶民院議長を務めたジェイムズ・ウィリアム・ラウザーが議長職退任後の1921年にサフォーク州キャンプシー・アッシュのアルスウォーター子爵(Viscount Ullswater of Campsea Ashe in the County of Suffolk)に叙されたことに始まる爵位である。[1][2]
初代子爵は、ロンズデール伯爵家の祖である初代伯ウィリアム・ラウザーの次男の子孫にあたる。そのため代々の当主はロンズデール伯爵位の継承権を有する。[3]
初代子爵は93歳まで存命という長寿であったため、彼の息子は爵位を襲う前に亡くなった。さらに孫のジョン・アーサー・ラウザーも1942年におきたケント公爵ジョージ王子の操縦する飛行艇墜落事故に巻き込まれて亡くなるという不幸があった。[4]
そのため極めて異例なことに、初代子爵ののちは彼のひ孫が僅か7歳にして2代子爵となった。
2代子爵は保守党の政治家として活躍し、保守党幹事長を務めたほか、1999年の貴族院改革以降も貴族院に籍を置く92人の世襲貴族の一人である。[3]
アルスウォーター子爵 (1921)
- 初代アルスウォーター子爵ジェイムズ・ウィリアム・ラウザー(1855–1949)
- クリストファー・ウィリアム・ラウザー閣下(1887–1935)
- ジョン・アーサー・ラウザー閣下 (1910–1942)
- クリストファー・ウィリアム・ラウザー閣下(1887–1935)
- 第2代アルスウォーター子爵ニコラス・ジェイムズ・クリストファー・ラウザー(1942-)
法定推定相続人は現当主の長男ベンジャミン・ジェイムズ・ラウザー閣下 (1975-)。[3]
注釈
- ^ “"Lowther, James William (LWTR874JW)"”. A Cambridge Alumni Database. University of Cambridge.. 2019年11月13日閲覧。
- ^ "No. 32413". The London Gazette (英語). 5 August 1921. p. 6166.
- ^ a b c “Ullswater, Viscount (UK, 1921)”. Cracroft's Peerage. 2019年11月13日閲覧。
- ^ Montgomery-Massingberd, Hugh. Burke's Irish Family Records. London, U.K.: Burkes Peerage Ltd, 1976.p=3969
関連項目
参考文献
- Kidd, Charles, Williamson, David (editors). Debrett's Peerage and Baronetage (1990 edition). New York: St Martin's Press, 1990, [要ページ番号]
- Leigh Rayment's Peerage Pages [self-published source] [better source needed]