「ニコラス・モズレー (第3代レイブンズデール男爵)」の版間の差分
m Category:イギリスの男爵を除去; Category:連合王国貴族の男爵を追加 (HotCat使用) |
|||
2行目: | 2行目: | ||
== 経歴 == |
== 経歴 == |
||
[[1923年]][[6月25日]]に後に[[イギリスファシスト連合|イギリス・ファシスト連合]]の指導者として著名となる[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員第6代[[モズレー準男爵|準男爵]][[オズワルド・モズレー]]とその先妻{{仮リンク|シンシア・モズレー|label=シンシア|en|Lady Cynthia Mosley}}(初代[[ケドルストンのカーゾン侯爵]]・初代[[レイブンズデール男爵]][[ジョージ・カーゾン (初代カーゾン・オヴ・ケドルストン侯爵)|ジョージ・カーゾン]]の娘)の間の長男として生まれる<ref name="thepeerage.com">{{Cite web |url=http://www.thepeerage.com/p5184.htm#i51835|title=Nicholas Mosley, 3rd Baron Ravensdale|accessdate= 2016-03-09 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP BR">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk |
[[1923年]][[6月25日]]に後に[[イギリスファシスト連合|イギリス・ファシスト連合]]の指導者として著名となる[[庶民院 (イギリス)|庶民院]]議員第6代[[モズレー準男爵|準男爵]][[オズワルド・モズレー]]とその先妻{{仮リンク|シンシア・モズレー|label=シンシア|en|Lady Cynthia Mosley}}(初代[[ケドルストンのカーゾン侯爵]]・初代[[レイブンズデール男爵]][[ジョージ・カーゾン (初代カーゾン・オヴ・ケドルストン侯爵)|ジョージ・カーゾン]]の娘)の間の長男として生まれる<ref name="thepeerage.com">{{Cite web |url=http://www.thepeerage.com/p5184.htm#i51835|title=Nicholas Mosley, 3rd Baron Ravensdale|accessdate= 2016-03-09 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref><ref name="CP BR">{{Cite web |url=http://www.cracroftspeerage.co.uk/ravensdale1911.htm|title=Ravensdale, Baron (UK, 1911)|accessdate= 2016-03-09 |last= Heraldic Media Limited |work= [http://www.cracroftspeerage.co.uk/introduction.htm Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage] |language= 英語 }}</ref>。父オズワルドと再婚相手である[[ダイアナ・ミットフォード]]の間に生まれた息子で、[[国際自動車連盟]]会長である[[マックス・モズレー]]は異母弟にあたる<ref>{{Cite web |url=http://www.thepeerage.com/p5356.htm#i53555|title=Sir Oswald Ernald Mosley, 6th Bt.|accessdate= 2016-03-09 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。 |
||
[[イートン校]]を経て[[オックスフォード大学]]・[[ベリオール・カレッジ (オックスフォード大学)|ベリオール・カレッジ]]へ進学<ref name="thepeerage.com" />。[[第二次世界大戦]]中はライフル連隊に大尉として従軍し、{{仮リンク|ミリタリー・クロス (イギリス)|label=ミリタリー・クロス|en|Military Cross}}を受章した<ref name="LG">[http://www.london-gazette.co.uk/issues/35893/supplements/699 ''London Gazette] Issue 37027 published on the 10 April 1945. Page 7 of 10</ref> |
[[イートン校]]を経て[[オックスフォード大学]]・[[ベリオール・カレッジ (オックスフォード大学)|ベリオール・カレッジ]]へ進学<ref name="thepeerage.com" />。[[第二次世界大戦]]中はライフル連隊に大尉として従軍し、{{仮リンク|ミリタリー・クロス (イギリス)|label=ミリタリー・クロス|en|Military Cross}}を受章した<ref name="LG">[http://www.london-gazette.co.uk/issues/35893/supplements/699 ''London Gazette] Issue 37027 published on the 10 April 1945. Page 7 of 10</ref> |
2020年12月4日 (金) 05:20時点における版
第3代レイブンズデール男爵・第7代準男爵ニコラス・モズレー(英語: Nicholas Mosley, 3rd Baron Ravensdale, 7th Baronet、1923年6月25日 - 2017年2月28日)は、イギリスの小説家、貴族、政治家、陸軍軍人。
経歴
1923年6月25日に後にイギリス・ファシスト連合の指導者として著名となる庶民院議員第6代準男爵オズワルド・モズレーとその先妻シンシア(初代ケドルストンのカーゾン侯爵・初代レイブンズデール男爵ジョージ・カーゾンの娘)の間の長男として生まれる[1][2]。父オズワルドと再婚相手であるダイアナ・ミットフォードの間に生まれた息子で、国際自動車連盟会長であるマックス・モズレーは異母弟にあたる[3]。
イートン校を経てオックスフォード大学・ベリオール・カレッジへ進学[1]。第二次世界大戦中はライフル連隊に大尉として従軍し、ミリタリー・クロスを受章した[4]
戦後は小説家となり、1951年には『Spaces of the Dark』、1955年には『The Rainbearers』、1957年には『Corruption』、1958年には『African Switchback』、1961年には『The Life of Raymond Raynes』、1962年には『Meeting Place』、1964年には『Accident』を著した[1]。映画『暗殺者のメロディ』の脚本家でもある。
1966年に母方の伯母である第2代レイブンズデール女男爵アイリーン・カーゾンが子供なく死去したのに伴い、第3代レイブンズデール男爵位を継承し[2]、貴族院議員に列する[5]。さらに1980年には父オズワルドが死去したのに伴い、第7代準男爵位も継承した[2]。
1999年11月11日、貴族院改革で世襲貴族の議席が制限されたことにより貴族院議員の地位を失った[5][注釈 1]。
2017年2月28日に死去した。爵位は孫にあたるダニエル・モズレーが継承した[2][1]。
栄典
爵位・準男爵位
1966年2月9日の伯母アイリーン・カーゾンの死去により以下の爵位を継承[2]。
- ダービー州におけるレイブンズデールの第3代レイブンズデール男爵 (3rd Baron Ravensdale, of Ravensdale in the County of Derby)
1980年12月3日の父オズワルド・モズレーの死去により以下の準男爵位を継承[2]
- (ランカシャー州におけるアンコーツの)第7代準男爵 (7th Baronet "of Ancoats in the County of Lancaster")
勲章
家族
1947年に空軍軍人ジョン・サーモンド空軍元帥の娘ローズマリーと結婚。彼女との間に以下の4子を儲けた[1][2]。
- 長男ショーン・ニコラス・モズレー (1949-2009) - 彼の長男ダニエル・モズレー (1982-)が第4代レイブンズデール男爵を継承した
- 次男イーボ・アダム・レックス・モズレー (1951-)
- 三男ロバート・モズレー (1955-)
- 長女クレア・イモージェン・モズレー (1959-)
1974年にヴェリティ・レイモンドと再婚。彼女との間に以下の1子を儲ける[1][2]。
- 四男マリウス・モズレー (1976-)
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f Lundy, Darryl. “Nicholas Mosley, 3rd Baron Ravensdale” (英語). thepeerage.com. 2016年3月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h Heraldic Media Limited. “Ravensdale, Baron (UK, 1911)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年3月9日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Sir Oswald Ernald Mosley, 6th Bt.” (英語). thepeerage.com. 2016年3月9日閲覧。
- ^ a b London Gazette Issue 37027 published on the 10 April 1945. Page 7 of 10
- ^ a b UK Parliament. “Mr Nicholas Mosley” (英語). HANSARD 1803-2005. 2016年3月9日閲覧。
- ^ 田中(2009) p.229/241
参考文献
- 田中嘉彦『英国ブレア政権下の貴族院改革 第二院の構成と機能』(PDF)一橋大学、2009年 。
イギリスの爵位 | ||
---|---|---|
先代 メアリー・カーゾン |
第3代レイブンズデール男爵 1966年–2017年 |
次代 ダニエル・モズレー |
グレートブリテンの準男爵 | ||
先代 オズワルド・モズレー |
(アンコーツの)第7代準男爵 1980年–2017年 |
次代 ダニエル・モズレー |