「チャールズ・ゴードン=レノックス (第7代リッチモンド公爵)」の版間の差分
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2020年12月4日 (金) 05:13時点における版
第7代リッチモンド公爵 チャールズ・ゴードン=レノックス Charles Gordon-Lennox 7th Duke of Richmond | |
---|---|
| |
生年月日 | 1845年12月27日 |
出生地 | イギリス、イングランド・ロンドン・ポートランド・パレス |
没年月日 | 1928年1月18日(82歳没) |
所属政党 | 保守党 |
称号 | 第7代リッチモンド公爵、第7代レノックス公爵、第2代ゴードン公爵、ガーター勲章士(KG) |
配偶者 |
エミー・リカード イザベラ・クレイヴン |
庶民院議員 | |
選挙区 | 西サセックス選挙区 |
在任期間 | 1869年 - 1885年 |
庶民院議員 | |
選挙区 | チチェスター選挙区 |
在任期間 | 1885年 - 1888年 |
その他の職歴 | |
貴族院議員 (1903年9月27日 - 1928年1月18日) |
第7代リッチモンド公爵チャールズ・ヘンリー・ゴードン=レノックス(英: Charles Henry Gordon-Lennox, 7th Duke of Richmond, KG, CB, GCVO、1845年12月27日 - 1928年1月18日)は、イギリスの貴族、保守党の政治家。
父が爵位を継承する1860年までセトリントン卿(Lord Settrington)、1860年から自身が爵位を継承する1903年までマーチ伯爵(Earl of March)の儀礼称号で称された。
経歴
1845年12月27日、後に第6代リッチモンド公爵となるマーチ伯爵チャールズ・ゴードン=レノックスとその妻フランセス(旧姓グランヴィル)の間の長男としてロンドン・ポートランド・パレスに生まれる[1]。
イートン校を卒業[1]。1865年にグレナディアガーズに将校として入隊[1]。1869年から1885年にかけて西サセックス選挙区、1885年から1888年までチチェスター選挙区から選出されて保守党所属の庶民院議員を務めた[1][2]。
1903年9月27日に父が死去し、第7代リッチモンド公爵位を継承[2][1]。貴族院議員に列した[3]。
1896年から1901年までヴィクトリア女王、1901年から1910年までエドワード7世、1910年から1920年までジョージ5世の民兵副官(Militia Aide-de-Camp to HM Queen Victoria)を務めた[2][1]。1901年から1926年までフリーメイソン・イングランド連合グランドロッジのサセックスにおけるグランドマスター代理を務めた[2]。バンフシャー知事やエルギンシャー知事も務めた[2][1]。
栄典
爵位
1903年9月27日に父より以下の爵位を継承した[2][1]。
- 第7代リッチモンド公爵 (7th Duke of Richmond)
- 第7代レノックス公爵 (7th Duke of Lennox)
- 第2代ゴードン公爵 (2nd Duke of Gordon)
- 第7代オービニー公爵 (7th Duke of Aubigny)
- (1684年1月創設フランス貴族爵位)
- 第7代マーチ伯爵 (7th Earl of March)
- (1675年8月9日創設イングランド貴族爵位)
- 第7代ダーンリー伯爵 (7th Earl of Darnley)
- (1675年9月9日創設スコットランド貴族爵位)
- 第2代キンラーラ伯爵 (2nd Earl of Kinrara)
- (1876年1月19日創設連合王国貴族爵位)
- ヨーク州におけるセトリントンの第7代セトリントン男爵 (7th Baron Settrington, of Settrington in the County of York)
- (1675年8月9日創設イングランド貴族爵位)
- 第7代トーボルトン卿 (7th Lord Torbolton)
- (1675年9月9日創設スコットランド貴族爵位)
勲章
- 1902年、バス騎士団(勲章)コンパニオン (CB)[2][1]
- 1904年、ロイヤル・ヴィクトリア騎士団(勲章)ナイト・グランド・クロス (GCVO)[2][1]
- 1905年、ガーター騎士団(勲章)ナイト (KG)[2][1]
家族
1868年にエミー・リカード(1848年 - 1879年)と最初の結婚をし、彼女との間に以下の5子を儲けた[2][1]。
- 第1子(長男)チャールズ・ヘンリー・ゴードン=レノックス(1870年 - 1935年) - 第8代リッチモンド公爵
- 第2子(長女)イヴリン・エミー・ゴードン=レノックス(1872年 - 1922年) - 第4代準男爵サー・ジョン・コットレルと結婚
- 第3子(次女)ヴァイオレット・メアリー・ゴードン=レノックス(1874年 - 1946年) - 初代アペソープの初代ブラッシー男爵ヘンリー・ブラッシーと結婚
- 第4子(次男)エスメ・チャールズ・ゴードン=レノックス(1875年 - 1949年) - 陸軍准将
- 第5子(三男)バーナード・ゴードン=レノックス(1878年 - 1914年) - 陸軍少佐、一次大戦で戦死
エミーと死別後の1882年にイザベラ・クレイヴン(1863年 - 1889年)と再婚した。彼女との間に以下の2子を儲けた[2][1]。
- 第6子(三女)マリエル・ベアトリス・ゴードン=レノックス(1884年 - 1969年) - ウィリアム・ベックウィズ、ついでルイス・ジョーンズと結婚
- 第7子(四女)ヘレン・マグダレン・ゴードン=レノックス(1886年 - 1965年) - 第8代ノーサンバーランド公爵アラン・パーシ―と結婚
脚注
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Lundy, Darryl. “Charles Henry Gordon-Lennox, 7th Duke of Richmond” (英語). thepeerage.com. 2015年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l Heraldic Media Limited. “Richmond, Duke of (E, 1675)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2015年10月13日閲覧。
- ^ UK Parliament. “Earl of March” (英語). HANSARD 1803–2005. 2015年10月13日閲覧。
参考文献
- 森護『英国の貴族 遅れてきた公爵』大修館書店、1987年。ISBN 978-4469240979。
外部リンク
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by The Duke of Richmond
- Charles Gordon-Lennox, 7th Duke of Richmond
グレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会 | ||
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先代 ヘンリー・ウィンダム サー・ウォルター・バートテロット準男爵 |
西サセックス選挙区選出庶民院議員 1869年 - 1885年 同一選挙区同時当選者 サー・ウォルター・バートテロット準男爵 |
選挙区廃止 |
先代 ヘンリー・レノックス卿 ジョン・アベル・スミス |
チチェスター選挙区選出庶民院議員 1885年 - 1889年 |
次代 ウォルター・ゴードン=レノックス |
名誉職 | ||
先代 第6代リッチモンド公爵 |
バンフシャー知事 1903年 - 1928年 |
次代 サー・ジョン・フィンドリー準男爵 |
先代 初代ファイフ公爵 |
エルギンシャー知事 1903年 - 1928年 |
次代 チャールズ・ゴードン=レノックス |
イングランドの爵位 | ||
先代 チャールズ・ゴードン=レノックス |
第7代リッチモンド公爵 第3期 1903年 - 1928年 |
次代 チャールズ・ゴードン=レノックス |