「中尾真那」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
|||
| 41行目: | 41行目: | ||
高校は実家近くの[[京都府立桃山高等学校|桃山高校]]に入学する<ref name="SIGMA21" />。2003年高校2年の時に1度京都府選抜に入った<ref name="jsgoal20041119" /> ものの、高校自体は当時強豪校ではなく自身も[[ナショナルトレセン]]にも選ばれていない<ref name="SIGMA21" />、無名な存在であった<ref name="jsgoal20041119" />。2004年高校3年の時に、広島県で行われた『西日本サッカーフェスティバル』へ桃山高サッカー部の一員として参加していたところへ、[[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]スカウトの[[足立修]]の目に留まり、広島の練習に参加する<ref name="chugoku20041119" />。6月・9月と2度練習参加したが、広島は他クラブとの競合を避けるために情報を完全にシャットアウトしていた<ref name="chugoku20041119" /><ref name="SIGMA21" />。2度目の練習参加前後に進学のため[[大学入試センター試験]]の願書を出している<ref name="chugoku20041119" />。2度の練習参加で選手としての成長度を評価され<ref name="chugoku20041119" /><ref name="SIGMA23">紫熊、23頁</ref>、同年11月に広島と仮契約を結ぶ<ref name="jsgoal20041119" />。 |
高校は実家近くの[[京都府立桃山高等学校|桃山高校]]に入学する<ref name="SIGMA21" />。2003年高校2年の時に1度京都府選抜に入った<ref name="jsgoal20041119" /> ものの、高校自体は当時強豪校ではなく自身も[[ナショナルトレセン]]にも選ばれていない<ref name="SIGMA21" />、無名な存在であった<ref name="jsgoal20041119" />。2004年高校3年の時に、広島県で行われた『西日本サッカーフェスティバル』へ桃山高サッカー部の一員として参加していたところへ、[[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]スカウトの[[足立修]]の目に留まり、広島の練習に参加する<ref name="chugoku20041119" />。6月・9月と2度練習参加したが、広島は他クラブとの競合を避けるために情報を完全にシャットアウトしていた<ref name="chugoku20041119" /><ref name="SIGMA21" />。2度目の練習参加前後に進学のため[[大学入試センター試験]]の願書を出している<ref name="chugoku20041119" />。2度の練習参加で選手としての成長度を評価され<ref name="chugoku20041119" /><ref name="SIGMA23">紫熊、23頁</ref>、同年11月に広島と仮契約を結ぶ<ref name="jsgoal20041119" />。 |
||
2005年、広島とプロ契約。入団同期は[[前田俊介]]・[[佐藤昭大]]・[[ |
2005年、広島とプロ契約。入団同期は[[前田俊介]]・[[佐藤昭大]]・[[髙柳一誠]]・[[森脇良太]]・[[桒田慎一朗]]・[[入船和真]]・[[西河翔吾]]<ref name="chugoku20041119" />。同年2月、[[大熊清]]が率いるU-20日本代表候補に抜擢される<ref name="SIGMA23" />。翌3月のU-20ブラジル遠征メンバーにも選ばれ、大熊にその高い身体能力を評価され[[2005 FIFAワールドユース選手権]]出場が確実視されていた<ref>{{Cite web|publisher=スポーツナビ|date=2005-04-21|url=http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200504/at00004550.html|title=選手層は厚くなったが、完成度に不安を残す大熊ジャパン|accessdate=2011-06-16}}</ref>。同年4月、左腰椎椎間板ヘルニア手術を行い、ワールドユース出場を断念する<ref>紫熊、24頁</ref><ref name="rcc">{{Cite web|publisher=[[広島サッカー向上委員会]]|date=2006-09-09|url=http://www.rcc.net/soccer/report/060909.htm|title=中尾真那選手の近況インタビュー|accessdate=2011-06-16}}</ref>。復帰後も怪我が続き<ref name="rcc" />、チーム自体も監督交代が続いたことによりなかなかアピールできず、2007年末に契約満了。 |
||
[[Jリーグ合同トライアウト]]を経て、2008年[[ツエーゲン金沢]]に所属。主力として活躍する<ref name="jsgoal20081012" /> も1年で退団。2009年、地元京都の[[AS.Laranja Kyoto]]に移籍し主力としてプレー、それと並行して教師になるために勉強中<ref>{{Cite web|publisher=[[田村祐基]]オフィシャルブログ|date=2011-05-24|url=http://ameblo.jp/1985123119851231/entry-10901464804.html|title=変人|accessdate=2011-06-16}}</ref>。 |
[[Jリーグ合同トライアウト]]を経て、2008年[[ツエーゲン金沢]]に所属。主力として活躍する<ref name="jsgoal20081012" /> も1年で退団。2009年、地元京都の[[AS.Laranja Kyoto]]に移籍し主力としてプレー、それと並行して教師になるために勉強中<ref>{{Cite web|publisher=[[田村祐基]]オフィシャルブログ|date=2011-05-24|url=http://ameblo.jp/1985123119851231/entry-10901464804.html|title=変人|accessdate=2011-06-16}}</ref>。 |
||
2020年11月30日 (月) 03:01時点における版
| ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 名前 | ||||||
| 愛称 | マナ | |||||
| カタカナ | ナカオ マナ | |||||
| ラテン文字 | NAKAO Mana | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 |
 日本 | |||||
| 生年月日 | 1986年9月2日（38歳） | |||||
| 出身地 | 京都府宇治市 | |||||
| 身長 | 184cm | |||||
| 体重 | 77kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| 在籍チーム | AS.Laranja Kyoto | |||||
| ポジション | DF | |||||
| 背番号 | 9 | |||||
| 利き足 | 右足 | |||||
| ユース | ||||||
| 1994-1998 1999-2001 2002-2004 |
御蔵山グーニーズ アドバンFC 京都府立桃山高等学校 | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 (得点) | ||||
| 2005-2007 2008 2009- |
サンフレッチェ広島 ツエーゲン金沢 AS.Laranja Kyoto |
0 (0) 14 (0) 39 (9) | ||||
| 代表歴 | ||||||
| 2005 |
日本U-20 | |||||
|
1. 国内リーグ戦に限る。2011年11月2日現在。 ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj | ||||||
中尾 真那（なかお まな、男性、1986年9月2日 - ）は、京都府宇治市出身のサッカー選手。関西サッカーリーグ1部・AS.Laranja Kyoto所属。ポジションは、ディフェンダー。
人物
高さ、スピードともに高い身体能力を持ち合わせる[1][2]。サポーターから「真那スペシャル」とまで呼ばれる、速い弾道で40m近く飛ばせるロングスローを得意とする[3][4][5]。
来歴
小学2年の時、親に勧められ近所にあった御蔵山グーニーズに入団しサッカーを始める[6]。中学では学校のサッカー部に所属せず、クラブチームのアドバンFCに所属する[2]。このころからサイドバックとしてプレーしていた[6]。
高校は実家近くの桃山高校に入学する[6]。2003年高校2年の時に1度京都府選抜に入った[2] ものの、高校自体は当時強豪校ではなく自身もナショナルトレセンにも選ばれていない[6]、無名な存在であった[2]。2004年高校3年の時に、広島県で行われた『西日本サッカーフェスティバル』へ桃山高サッカー部の一員として参加していたところへ、サンフレッチェ広島スカウトの足立修の目に留まり、広島の練習に参加する[1]。6月・9月と2度練習参加したが、広島は他クラブとの競合を避けるために情報を完全にシャットアウトしていた[1][6]。2度目の練習参加前後に進学のため大学入試センター試験の願書を出している[1]。2度の練習参加で選手としての成長度を評価され[1][7]、同年11月に広島と仮契約を結ぶ[2]。
2005年、広島とプロ契約。入団同期は前田俊介・佐藤昭大・髙柳一誠・森脇良太・桒田慎一朗・入船和真・西河翔吾[1]。同年2月、大熊清が率いるU-20日本代表候補に抜擢される[7]。翌3月のU-20ブラジル遠征メンバーにも選ばれ、大熊にその高い身体能力を評価され2005 FIFAワールドユース選手権出場が確実視されていた[8]。同年4月、左腰椎椎間板ヘルニア手術を行い、ワールドユース出場を断念する[9][10]。復帰後も怪我が続き[10]、チーム自体も監督交代が続いたことによりなかなかアピールできず、2007年末に契約満了。
Jリーグ合同トライアウトを経て、2008年ツエーゲン金沢に所属。主力として活躍する[4] も1年で退団。2009年、地元京都のAS.Laranja Kyotoに移籍し主力としてプレー、それと並行して教師になるために勉強中[11]。
個人成績
| 国内大会個人成績 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
| 日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
| 2005 | 広島 | 33 | J1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
| 2006 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
| 2007 | 22 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
| 2008 | 金沢 | 19 | 北信越1部 | 14 | 0 | - | 3 | 0 | 17 | 0 | |
| 2009 | L京都 | 9 | 関西1部 | 14 | 6 | - | - | 14 | 6 | ||
| 2010 | 13 | 2 | - | - | 13 | 2 | |||||
| 2011 | 12 | 1 | - | - | 12 | 1 | |||||
| 2012 | 13 | 3 | - | - | 13 | 3 | |||||
| 2013 | 13 | 1 | - | 13 | 1 | ||||||
| 2014 | 関西2部 | 4 | 0 | - | 4 | 0 | |||||
| 2015 | 関西1部 | 14 | 2 | - | 14 | 2 | |||||
| 2016 | 関西2部 | - | |||||||||
| 通算 | 日本 | J1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | |
| 日本 | 北信越1部 | 14 | 0 | - | 3 | 0 | 17 | 0 | |||
| 日本 | 関西1部 | 79 | 15 | - | - | 79 | 15 | ||||
| 日本 | 関西2部 | 4 | 0 | - | - | 4 | 0 | ||||
| 総通算 | 97 | 15 | 0 | 0 | 4 | 0 | 101 | 15 | |||
代表歴
- アンダーカテゴリー
- U-20日本代表候補 (2005年)
- U-20日本代表 (ベトナム遠征：Agri Bank Cup) (2005年)
タイトル
- 関西サッカーリーグDivision1 ベスト11：5回（2009年、2010年、2011年、2012年、2013年）[12]
脚注
- ^ a b c d e f g “速さに定評 高い将来性 DF中尾真那 (京都・桃山高)”. 中国新聞 (2005年1月18日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ a b c d e “中尾 真那選手（桃山高校）の新加入内定のお知らせ”. J's GOAL (2004年11月19日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ “驚異!脅威のスローイン”. いまおかゆう子（HFM 『GOA～L』 パーソナリティー）日記 (2005年11月3日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ a b “【第88回天皇杯3回戦 金沢 vs 岐阜】レポート”. J's GOAL (2008年10月12日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ “【第88回天皇杯3回戦 金沢 vs 岐阜】フォトニュース”. J's GOAL (2008年10月12日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ a b c d e 紫熊、21頁
- ^ a b 紫熊、23頁
- ^ “選手層は厚くなったが、完成度に不安を残す大熊ジャパン”. スポーツナビ (2005年4月21日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ 紫熊、24頁
- ^ a b “中尾真那選手の近況インタビュー”. 広島サッカー向上委員会 (2006年9月9日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ “変人”. 田村祐基オフィシャルブログ (2011年5月24日). 2011年6月16日閲覧。
- ^ “第40回（2005年）～49回（2014年）”. 関西サッカーリーグ. 2017年9月15日閲覧。
参考資料
- 「ケガとの戦い DF 中尾真那」、『紫熊倶楽部』2005年9月号、21頁-24頁、2011年6月16日閲覧。