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{{by|2015年}}12月25日に、[[日本プロ野球|NPB]]の[[東京ヤクルトスワローズ]]と契約した<ref>{{cite news|url=https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/19035|title=新外国人選手獲得のお知らせ|newspaper=東京ヤクルトスワローズ|publisher=|date=2015-12-25|accessdate=2016-02-17}}</ref>。MLB公式戦で通算43勝を挙げた実績を背景に、先発投手としての起用を想定した<ref>{{cite news|url=http://www.sanspo.com/baseball/news/20151224/swa15122414290003-n1.html|title=ヤクルト、前ヤ軍・デイビーズら新助っ投3人と契約|newspaper=サンケイスポーツ|publisher=|date=2015-12-24|accessdate=2016-03-31}}</ref>契約で、背番号はロイヤルズ時代にも一時着用していた'''34'''。来日に際しては、この年まで6年間[[阪神タイガース]]に在籍していた同郷の[[マット・マートン]]から、日本野球への適応に関するアドバイスを受けたという<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/01/28/kiji/K20160128011938200.html|title=同郷マートンから助言…ヤクルト新外国人デイビーズ、日本適応に自信|newspaper=スポーツニッポン|publisher=|date=2016-01-28|accessdate=2016-03-31}}</ref>。
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{{by|2016年}}には、3月31日の対阪神戦([[神宮球場]])に、先発投手として来日初登板。1回表に新人の1番打者・[[山俊]]へ初球を投じたところ、プロ初本塁打(初回先頭打者本塁打)を喫した<ref>{{cite news|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/1624713.html|title=阪神高山「これはいったかな」プロ1号が先頭打者弾|newspaper=日刊スポーツ|publisher=|date=2016-03-31|accessdate=2016-03-31}}</ref>。2回目の先発登板に向けた調整中に背中の張りを訴えたため、4月5日に出場選手登録を抹消された<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/04/05/kiji/K20160405012347500.html|title=ヤクルト 4月6日先発予定デイビーズ、背中張りで抹消 今浪は発熱|newspaper=スポーツニッポン|publisher=|date=2016-04-05|accessdate=2016-04-07}}</ref>が、5月30日には対[[北海道日本ハムファイターズ]]戦([[札幌ドーム]])で来日初勝利を挙げている。12月2日、自由契約公示された<ref>{{Cite web |date=2016-12-02 |url=http://npb.jp/announcement/2016/pn_released.html |title=自由契約選手|2016年度公示 |publisher=NPB.jp 日本野球機構 |accessdate=2016-12-03}}</ref>。


=== 独立リーグ時代 ===
=== 独立リーグ時代 ===
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* 初奪三振:同上、3回表に[[マット・ヘイグ]]から空振り三振
* 初奪三振:同上、3回表に[[マット・ヘイグ]]から空振り三振
* 初打席・初安打:同上、2回裏に[[ランディ・メッセンジャー]]から遊撃内野安打
* 初打席・初安打:同上、2回裏に[[ランディ・メッセンジャー]]から遊撃内野安打
* 初登板で対戦した第一打者への初球で被本塁打:「初登板」の項を参照、1回表無死から[[山俊]]に右越先頭打者初球本塁打。NPB史上6人目の記録で、[[セントラル・リーグ]]の公式戦では2人目<ref>[[2016年]]には、デイビーズに続いて、[[マイク・ブロードウェイ]]([[横浜DeNAベイスターズ]])が8月17日の対ヤクルト戦(神宮)で記録している(『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[8月18日]]付記事[http://www.nikkansports.com/baseball/news/1696535.html 「DeNAブロードウェイ5失点 来日初球に被弾」]を参照)</ref>。
* 初登板で対戦した第一打者への初球で被本塁打:「初登板」の項を参照、1回表無死から[[山俊]]に右越先頭打者初球本塁打。NPB史上6人目の記録で、[[セントラル・リーグ]]の公式戦では2人目<ref>[[2016年]]には、デイビーズに続いて、[[マイク・ブロードウェイ]]([[横浜DeNAベイスターズ]])が8月17日の対ヤクルト戦(神宮)で記録している(『[[日刊スポーツ]]』[[2016年]][[8月18日]]付記事[http://www.nikkansports.com/baseball/news/1696535.html 「DeNAブロードウェイ5失点 来日初球に被弾」]を参照)</ref>。
* 初勝利・初先発勝利:2016年5月31日、対[[北海道日本ハムファイターズ]]1回戦([[札幌ドーム]])、6回1/3を1失点
* 初勝利・初先発勝利:2016年5月31日、対[[北海道日本ハムファイターズ]]1回戦([[札幌ドーム]])、6回1/3を1失点



2020年11月15日 (日) 22:35時点における版

カイル・デイビーズ
Kyle Davies
ランカスター・バーンストーマーズ
カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2009年6月13日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州ディカーブ郡ディケーター
生年月日 (1983-09-09) 1983年9月9日(41歳)
身長
体重
186 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2001年 ドラフト4巡目(全体135位)でアトランタ・ブレーブスから指名
初出場 MLB / 2005年5月21日
NPB / 2016年3月31日
年俸 7,200万円(2016年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ハイラム・カイル・デイビーズHiram Kyle Davies1983年9月9日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ディカーブ郡ディケーター出身のプロ野球選手投手)。独立リーグ・アトランティックリーグランカスター・バーンストーマーズ所属。

経歴

MLB時代

2001年MLBドラフトで、アトランタ・ブレーブスから4巡目で指名。MLBへ初めて昇格した2005年に公式戦で7勝を記録すると、先発ローテーションに定着した。

2007年のシーズン途中にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍してからは、MLB公式戦にオール先発で登板。

2008年には、自己最高の9勝7敗、防御率4.06を記録した。

2015年には、ニューヨーク・ヤンキースの救援投手として、MLB公式戦1試合に登板。ヤンキース傘下の3Aでは、11勝を挙げた。

ヤクルト時代

2015年12月25日に、NPB東京ヤクルトスワローズと契約した[1]。MLB公式戦で通算43勝を挙げた実績を背景に、先発投手としての起用を想定した[2]契約で、背番号はロイヤルズ時代にも一時着用していた34。来日に際しては、この年まで6年間阪神タイガースに在籍していた同郷のマット・マートンから、日本野球への適応に関するアドバイスを受けたという[3]

2016年には、3月31日の対阪神戦(神宮球場)に、先発投手として来日初登板。1回表に新人の1番打者・髙山俊へ初球を投じたところ、プロ初本塁打(初回先頭打者本塁打)を喫した[4]。2回目の先発登板に向けた調整中に背中の張りを訴えたため、4月5日に出場選手登録を抹消された[5]が、5月30日には対北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)で来日初勝利を挙げている。12月2日、自由契約公示された[6]

独立リーグ時代

2017年は所属球団なく、2018年5月7日に独立リーグ・アトランティックリーグサマセット・ペイトリオッツと契約。

2019年はアトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズと契約。

選手としての特徴

メジャーマイナーでは主にスターターとして起用され、145km/h前後のフォーシーム、140km/h前後のカッター、132km/h前後のチェンジアップ、124km/h前後のナックルカーブを持ち球とする。MLBにおけるフォーシームの最高球速は2007年に97.7mph(約157km/h)を記録しているが、2015年では91.1mph(約147km/h)に留まっている。[7]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2005 ATL 21 14 0 0 0 7 6 0 2 .538 403 87.2 98 8 49 5 1 62 4 0 51 48 4.93 1.68
2006 14 14 1 0 0 3 7 0 0 .300 312 63.1 90 14 33 0 3 51 3 0 60 59 8.38 1.94
2007 17 17 0 0 0 4 8 0 0 .333 389 86.0 92 12 44 3 2 59 1 1 61 55 5.76 1.58
KC 11 11 0 0 0 3 7 0 0 .300 239 50.0 63 10 26 1 3 40 7 0 41 37 6.66 1.78
'07計 28 28 0 0 0 7 15 0 0 .318 628 136.0 155 22 70 4 5 99 8 1 102 92 6.09 1.65
2008 21 21 0 0 0 9 7 0 0 .563 487 113.0 121 10 43 0 2 71 8 1 57 51 4.06 1.45
2009 22 22 1 0 0 8 9 0 0 .471 538 123.0 122 18 66 1 4 86 10 0 76 72 5.27 1.53
2010 32 32 1 0 0 8 12 0 0 .400 817 183.2 206 20 80 1 2 126 5 1 114 109 5.34 1.56
2011 13 13 0 0 0 1 9 0 0 .100 293 61.1 84 7 26 2 5 50 4 0 52 46 6.75 1.79
2015 NYY 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 10 2.1 3 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0.00 1.29
2016 ヤクルト 15 15 0 0 0 4 5 0 0 .444 361 82.0 84 14 31 1 4 64 4 0 44 40 4.39 1.39
MLB:8年 152 144 3 0 0 43 65 0 2 .398 3488 770.1 879 99 367 13 22 547 42 3 512 477 5.57 1.62
NPB:1年 15 15 0 0 0 4 5 0 0 .444 361 82.0 84 14 31 1 4 64 4 0 44 40 4.39 1.39
  • 2018年度シーズン終了時

記録

NPB

背番号

  • 26 (2005年 - 2007年)
  • 28 (2007年 - 2009年)
  • 34 (2010年 - 2011年、2016年)
  • 40 (2015年)

脚注

  1. ^ “新外国人選手獲得のお知らせ”. 東京ヤクルトスワローズ. (2015年12月25日). https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/19035 2016年2月17日閲覧。 
  2. ^ “ヤクルト、前ヤ軍・デイビーズら新助っ投3人と契約”. サンケイスポーツ. (2015年12月24日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20151224/swa15122414290003-n1.html 2016年3月31日閲覧。 
  3. ^ “同郷マートンから助言…ヤクルト新外国人デイビーズ、日本適応に自信”. スポーツニッポン. (2016年1月28日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/01/28/kiji/K20160128011938200.html 2016年3月31日閲覧。 
  4. ^ “阪神高山「これはいったかな」プロ1号が先頭打者弾”. 日刊スポーツ. (2016年3月31日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/1624713.html 2016年3月31日閲覧。 
  5. ^ “ヤクルト 4月6日先発予定デイビーズ、背中張りで抹消 今浪は発熱”. スポーツニッポン. (2016年4月5日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/04/05/kiji/K20160405012347500.html 2016年4月7日閲覧。 
  6. ^ 自由契約選手|2016年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2016年12月2日). 2016年12月3日閲覧。
  7. ^ FanGraphs Pitch Type
  8. ^ 2016年には、デイビーズに続いて、マイク・ブロードウェイ横浜DeNAベイスターズ)が8月17日の対ヤクルト戦(神宮)で記録している(『日刊スポーツ2016年8月18日付記事「DeNAブロードウェイ5失点 来日初球に被弾」を参照)

関連項目

外部リンク