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* 初打席:同上、1回表に[[菊池雄星]]から右飛
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* 初安打:同上、4回表に菊池雄星から右前安打
* 初安打:同上、4回表に菊池雄星から右前安打
* 初打点:同上、9回表に[[橋朋己]]から投手適時内野安打
* 初打点:同上、9回表に[[橋朋己]]から投手適時内野安打
* 初盗塁:2016年4月2日、対[[千葉ロッテマリーンズ]]2回戦([[大阪ドーム|京セラドーム大阪]])、4回裏に二盗(投手:[[大嶺祐太]]、捕手:[[田村龍弘]])
* 初盗塁:2016年4月2日、対[[千葉ロッテマリーンズ]]2回戦([[大阪ドーム|京セラドーム大阪]])、4回裏に二盗(投手:[[大嶺祐太]]、捕手:[[田村龍弘]])
* 初本塁打:2016年4月26日、対[[福岡ソフトバンクホークス]]3回戦(京セラドーム大阪)、1回裏に[[リック・バンデンハーク]]から中越2ラン
* 初本塁打:2016年4月26日、対[[福岡ソフトバンクホークス]]3回戦(京セラドーム大阪)、1回裏に[[リック・バンデンハーク]]から中越2ラン

2020年10月29日 (木) 03:21時点における版

ブレント・モレル
Brent Morel
オリックス時代
(2016年5月17日、こまちスタジアムにて)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ベーカーズフィールド
生年月日 (1987-04-21) 1987年4月21日(37歳)
身長
体重
185 cm
100 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手一塁手
プロ入り 2008年 ドラフト3巡目(全体86位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名
初出場 MLB / 2010年9月7日
NPB / 2016年3月25日
最終出場 NPB / 2017年6月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ブレント・アンドレ・モレルBrenton Andre Morel, 1987年4月21日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ベーカーズフィールド出身の元プロ野球選手内野手)。右投右打。

経歴

プロ入りとホワイトソックス時代

ホワイトソックス時代(2011年4月8日)

2008年MLBドラフトシカゴ・ホワイトソックスから3巡目(全体86位)指名され、プロ入り。

2010年9月2日にメジャーへ初昇格を果たし、7日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー。10日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でブルース・チェンからメジャー初安打と初本塁打を記録した。

2011年は正三塁手として126試合に出場し、打率.245・10本塁打・41打点・5盗塁の成績を残した。

2012年は原因不明の腰背痛に悩まされ、椎間板ヘルニアと診断されたが、同年8月には痛みがなくなっている[1]

ブルージェイズ~パイレーツ時代

2013年12月23日ウェーバートロント・ブルージェイズへ移籍したが、2014年2月21日DFAとなった[2]

その後、2月24日にウェーバーでピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[3][4]3月21日に傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンズへ異動[5]5月9日にメジャーへ昇格した[6]。同日のセントルイス・カージナルス戦で代打として出場したが、三振に終わり、5月11日にAAA級インディアナポリスへ降格。7月23日スターリング・マルテ故障者リスト入りしたため、メジャーへ再昇格した[7]。8試合に出場後、8月3日にAAA級インディアナポリスへ降格したが、17日にチャーリー・モートンが故障者リスト入りしたため、再昇格した[8]。再昇格後は3試合に出場したが、5打数無安打と結果を残せず、20日にAAA級インディアナポリスへ降格。その後、30日に再昇格した[9]。この年は23試合に出場し、打率.179・4打点だった。オフの11月20日40人枠から外れ、AAA級インディアナポリスへ降格した[10]

2015年も開幕をAAA級インディアナポリスで迎えた後、7月20日にメジャー契約を結んで昇格した[11]。25日にDFA[12]、28日にFAとなった[13]

アスレチックス傘下時代

2015年7月30日オークランド・アスレチックスとマイナー契約を結んだ。AAA級ナッシュビル・サウンズで38試合に出場し、打率.331と活躍したが、メジャー昇格は果たせないまま、オフにFAとなった[14]

オリックス時代

2015年12月18日に、オリックス・バファローズと契約したことが球団から発表された。背番号は4[15]

2016年には、春季キャンプ前の1月26日に、ブライアン・ボグセビックエリック・コーディエと共に入団会見へ臨んだ[16]オープン戦15試合でノーアーチながら打率.302という成績を残すと、3月25日には、埼玉西武ライオンズとの開幕戦(西武プリンスドーム)に「4番・三塁手」としてNPBの一軍公式戦にデビュー。4回表の第2打席で公式戦初安打を放つと、9回表の第5打席で投手への内野安打によって公式戦初打点を挙げた[17]。4月2日の対千葉ロッテマリーンズ戦(京セラドーム大阪)では、4回裏に死球で出塁すると、二塁への盗塁成功によって公式戦初盗塁を記録[18]。自身の誕生日だった4月21日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天Koboスタジアム宮城)では、「4番・一塁手」としてスタメンに起用されると、第1打席から2打席連続本塁打を放った。ただし、3回裏の途中で降雨ノーゲームになった[19][20]ため、記録上は4月26日の対福岡ソフトバンクホークス戦(京セラドーム)の1回裏に放った2点本塁打が公式戦初本塁打になった[21][22]。シーズン通算では、一軍公式戦94試合に出場。しかし、打撃の調子が安定せず、一時は代打での起用や二軍調整も経験した。結局、打率.244、8本塁打、38打点という成績でシーズンを終えたが、11月上旬には球団との間で翌2017年の契約に合意[23]。この年にチームへ在籍していたボグセビックを含む4人の外国人野手から、「大化けを期待したい」というフロントの意向で、ただ1人残留することが決まった[24]

2017年には、オープン戦期間中だった3月2日の守備練習中に、打球が右手を直撃した。後の診察で、右第2指節の骨折が判明。1ヶ月間患部の固定を要すること[24]に加えて、新入団のステフェン・ロメロ外野手がオープン戦から4番打者として好調を維持していたことから、公式戦の開幕を二軍で迎えた。4月22日の対千葉ロッテマリーンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)でロメロが守備中に左膝を痛めたことから、4月25日にシーズン初の出場選手登録[25]を果たすと、登録初日の対埼玉西武ライオンズ戦(ほっともっとフィールド神戸)に「7番・一塁手」としてスタメンに起用。1回裏の第1打席で2点適時打を放った[26]ことによって、一軍でのシーズン初安打を記録した。「KANSAI CLASSIC 2017」の第2戦であった4月29日の対ソフトバンク戦(京セラドーム)でも、3回裏2死満塁の打席で放った走者一掃の二塁打によって、チームを勝利に導いている[27]。その後は、NPB外国人枠などとの兼ね合いで、一軍と二軍を往復。6月30日の対西武戦(メットライフドーム)1回表の打席で三振した際に右脇腹を痛めて登録を抹消されてから[28]は、同月から入団した長距離打者のクリス・マレーロが一軍に定着したこともあって、一軍へ復帰できなかった。なお、一軍公式戦では通算38試合の出場で、打率.276、1本塁打、11打点をマーク。ウエスタン・リーグの公式戦でも、47試合の出場で打率.290を記録した。しかし、「オリックスでの2シーズンで完全に燃焼した感があるので、2018年からは現役を退いて、家業であるブドウ農園の経営を継ぎたい」という意向を示したため、9月26日にはこのシーズン限りで契約を終了、引退することが球団から発表された。前々日の24日に行われたウエスタン・リーグの対広島東洋カープ戦(由宇練習場)が事実上の引退試合となり、その試合終了後には2軍首脳陣・ナインから胴上げされていた[29]。12月2日に自由契約となった[30]

選手としての特徴

レベルスイングで広角にライナーを放つ[31]中距離打者[32]。投手心理を読むことに長けるが[33]、選球眼に難があり[31]、右投手のスライダーに弱い[31]

守備では三塁手として起用され、三塁線の打球に弱く[34]捕球ミスや悪送球も少なくないが[31]、強肩とダイビングキャッチを持ち味とし[31]、メジャー通算のDRSUZR共に平均値を記録した。他にもマイナーでは内野の全ポジションと右翼手でも起用されたこともある。

グルテンアレルギー持ち[1]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2010 CWS 21 70 65 9 15 3 0 3 27 7 2 0 0 1 4 0 0 17 2 .231 .271 .415 .687
2011 126 444 413 44 101 18 1 10 151 41 5 4 5 1 22 0 3 57 8 .245 .287 .366 .653
2012 35 125 113 14 20 2 0 0 22 5 4 1 5 0 7 0 0 39 3 .177 .225 .195 .420
2013 12 30 25 3 5 0 0 0 5 1 1 1 0 0 5 0 0 7 1 .200 .333 .200 .533
2014 PIT 23 41 39 1 7 2 0 0 9 4 0 0 0 0 2 1 0 9 1 .179 .220 .231 .450
2015 3 7 7 1 2 1 0 0 3 1 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .286 .286 .429 .714
2016 オリックス 94 348 308 29 75 13 0 8 112 38 2 0 0 4 30 0 6 88 10 .244 .319 .364 .683
2017 38 110 98 9 27 8 0 1 38 11 0 2 0 0 12 0 0 28 3 .276 .355 .388 .742
MLB:6年 220 717 662 72 150 26 1 13 217 59 12 6 10 2 40 1 3 132 15 .227 .273 .328 .601
NPB:2年 132 458 406 38 102 21 0 9 150 49 2 2 0 4 42 0 6 116 13 .251 .328 .369 .697
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



一塁 二塁 三塁




































2016 オリックス 60 436 33 0 42 1.000 - 25 16 22 5 1 .884
2017 14 99 10 2 15 .982 5 6 7 0 1 1.000 11 7 14 1 3 .955
NPB 74 535 43 2 57 .996 5 6 7 0 1 1.000 36 23 36 6 4 .907

記録

NPB

背番号

  • 22 (2010年 - 2013年)
  • 59 (2014年)
  • 53 (2015年)
  • 4 (2016年 - 2017年)

脚注

  1. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2013』廣済堂出版、2013年、138頁頁。ISBN 978-4-331-51711-6 
  2. ^ Blue Jays claim Hendriks for pitching depth
  3. ^ Pirates claim INF Morel off waivers from Blue Jays
  4. ^ Sanchez, Morel other options at third base
  5. ^ Pirates cut eight from Spring Training roste
  6. ^ Tom Singer, Austin Laymance (2014年3月9日). “Pirates recall infielder Morel from Triple-A”. MLB.com. 2014年5月10日閲覧。
  7. ^ Stephen Pianovich (2014年7月24日). “Pirates place Marte on disabled list, recall Morel”. MLB.com. 2015年1月15日閲覧。
  8. ^ Tom Singer (2014年8月17日). “Hip issue forces Morton to DL; Cole set to return”. MLB.com. 2015年1月15日閲覧。
  9. ^ Stephen Pianovich (2014年8月30日). “Morel called up to aid ailing Bucs; Locke optioned”. MLB.com. 2015年1月15日閲覧。
  10. ^ Pirates set 40-man roster”. MLB.com Indians Press Release (2014年11月20日). 2015年1月15日閲覧。
  11. ^ Shawn Krest (2015年7月20日). “Pirates place Jordy Mercer on DL, call up Brent Morel”. FANTASY NEWS (CBSSports.com). http://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25245879/pirates-place-jordy-mercer-on-dl-call-up-brent-morel 2015年7月22日閲覧。 
  12. ^ Jason Lempert (2015年7月25日). “Pirates designate INF Brent Morel for assignment on Saturday”. FANTASY NEWS (CBSSports.com). http://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25250285/pirates-designate-inf-brent-morel-for-assignment-on-saturday 2015年7月29日閲覧。 
  13. ^ Sean d'Oliveira (2015年7月28日). “Third baseman Brent Morel becomes free agent”. FANTASY NEWS (CBSSports.com). http://fantasynews.cbssports.com/fantasybaseball/update/25252744/third-baseman-brent-morel-becomes-free-agent 2015年7月29日閲覧。 
  14. ^ Brent Morel Minor, Fall & Japanese Leagues Statistics & History”. Baseball Reference.com. 2017年9月28日閲覧。
  15. ^ 新外国人選手獲得のお知らせ オリックス・バファローズ オフィシャルサイト 2015年12月18日配信
  16. ^ ボグセビック選手、モレル選手、コーディエ投手入団会見! オリックス・バファローズ オフィシャルサイト 2016年1月26日配信
  17. ^ 2016年3月25日 埼玉西武 対 オリックス 成績詳細 オリックス・バファローズ オフィシャルサイト
  18. ^ 2016年4月2日 オリックス 対 千葉ロッテ 一球速報 オリックス・バファローズ オフィシャルサイト
  19. ^ オリックス・モレル雨恨めしや1号→2号→中止で幻 日刊スポーツ 2016年4月22日紙面から
  20. ^ 2016年4月21日 楽天イーグルス 対 オリックス オリックス・バファローズ オフィシャルサイト
  21. ^ オリックス・モレル幻弾から5日…打ち直し来日1号 日刊スポーツ 2016年4月26日掲載
  22. ^ 2016年4月26日 オリックス 対 福岡ソフトバンク 成績詳細 オリックス・バファローズ オフィシャルサイト
  23. ^ オリックス・モレル、来季の契約で合意し残留へ サンケイスポーツ 2016年11月2日掲載
  24. ^ a b オリックス・モレル、開幕厳しい 右手人さし指骨折 日刊スポーツ 2017年3月3日掲載
  25. ^ 大田泰示らが一軍昇格 7連敗日本ハムが打線強化へ 日刊スポーツ 2017年4月25日掲載
  26. ^ オリックス・モレル、離脱ロメロの代役で今季初打点「いい気持ちだ」 サンケイスポーツ 2017年4月25日掲載
  27. ^ オリ“助っ人コンビ”活躍で逃げ切り!モレル「最高のヒット打てた」 スポーツニッポン 2017年4月29日掲載
  28. ^ オリックス・モレルは「右腹横筋の損傷」と診断日刊スポーツ 2017年7月1日掲載
  29. ^ 【オリックス】モレル退団決定 現役引退し実家のブドウ農園継ぐスポーツ報知 2017年9月26日掲載
  30. ^ 自由契約選手 | 2017年度公示”. 日本野球機構 (2017年12月2日). 2017年12月6日閲覧。
  31. ^ a b c d e 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012』廣済堂出版、2012年、153頁頁。ISBN 978-4-331-51612-6 
  32. ^ 月刊スラッガー『2013 MLB選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2013年、29頁頁。ISBN 978-4-905411-12-3 
  33. ^ 『月刊スラッガー』2011年2月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-2、61頁。
  34. ^ 月刊スラッガー『2014 MLB選手名鑑』日本スポーツ企画出版社、2014年、29頁頁。ISBN 978-4-905411-18-5 

関連項目

外部リンク