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=== 登場曲 ===
=== 登場曲 ===
*「U」[[JAY'ED]](2015年)
*「U」[[JAY'ED]](2015年)
*「[[イッツ・マイ・ライフ|It's My Life]]」[[ボン・ジョヴィ|BON JOVI]](2016年〜)
*「[[イッツ・マイ・ライフ (ボン・ジョヴィの曲)|It's My Life]]」[[ボン・ジョヴィ|BON JOVI]](2016年〜)


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2020年10月22日 (木) 03:15時点における版

安部 友裕
広島東洋カープ #6
2018年7月28日 マツダスタジアムにて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県北九州市小倉北区
生年月日 (1989-06-24) 1989年6月24日(35歳)
身長
体重
181 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手
プロ入り 2007年 高校生ドラフト1巡目
初出場 2011年6月6日
年俸 4,300万円(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

安部 友裕(あべ ともひろ、1989年6月24日 - )は、福岡県北九州市出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。広島東洋カープ所属。

来歴

プロ入り前

小学校2年から野球を始め、中学では小倉バディーズに所属し、2年の時に俊足を活かす為、右打ちから左打ちに転向した。

福岡工大城東高に進学すると、2年時にレギュラーを獲得するも夏の甲子園では怪我でベンチ入りに留まった。3年の夏の県大会は足の故障で1回戦はベースコーチを務め、2回戦から不慣れな外野を守るもその2回戦でチームは敗れた(安部の1学年後輩に笠原将生、2学年後輩に梅野隆太郎がいた)。全国的には無名ながら高校屈指の内野手として評価され、12球団すべてのチームから調査書が届いた。

2007年10月3日の高校生ドラフト会議で、唐川侑己の抽選に外れた広島東洋カープに1巡目指名を受けた。11月11日に契約金7000万円、年俸600万円(推定)で仮契約。背番号は60

プロ入り後

2008年(1年目)はファームで49試合に出場。打撃は打率2割とやや苦戦したが、盗塁9個、犠打10個を記録した。守備も二軍内野守備・走塁コーチだった岡義朗からの指導と練習で成長を見せ、フェニックス・リーグでは全試合スタメン、秋季キャンプでも主力選手中心の日南組に抜擢された。

2011年6月6日、代打として一軍初出場し、二軍では盗塁王。2014年は一軍では3試合に出場、2度目となる二軍での盗塁王を獲得し「1度目の受賞は嬉しかったが、今回は悔しい気持ちが大きい。自分がまだ二軍にいるということなので」と述べた。2015年は26試合に出場し打率.243、終盤では三塁手としても出場する。

2016年はシーズン当初は打率0割台と不振に喘いだものの徐々に調子を上げ、5月8日に猛打賞を記録し3割に乗せた。主に相手チームの先発投手が右投手の場合に三塁手としてスタメン出場し、スタメンを外れた試合でも代打や守備固めからの出場機会を得た。最終的に自己最多の115試合出場、6本塁打、33打点、企図数は7ながら盗塁成功率100%を記録し、飛躍のシーズンになると同時にチームのリーグ優勝に貢献した。

打席での安部(2017/6/15 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島にて)

2017年は123試合に出場し、自身初の規定打席に到達。打率.310、4本塁打、49打点、17盗塁を記録した。11月22日に背番号が6に変更されることが発表された[2]

2018年は三塁手のレギュラーとして開幕を迎えたが、6月14日の時点で打率1割7分9厘と深刻な打撃不振に陥り出場選手登録を抹消された[3]。その後1軍に復帰したものの、8月5日の対横浜DeNAベイスターズ戦で守備捕球の際に右手中指を骨折、同7日に再び登録を抹消された[4]福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズでは全試合に先発出場し[5]、第3戦(10月30日福岡ヤフオク!ドーム)で鈴木誠也とともに2本塁打を記録。1試合で2選手が2発を放つのは日本シリーズ史上初の快挙であった[6]

2019年はレギュラー確保には至らなかったものの、年間を通して他選手と併用で主に三塁手として起用された。打撃面では、開幕戦の決勝本塁打や7月23日中日戦でのサヨナラ本塁打を放つなど要所で活躍し、シーズン通算では自己最多の8本塁打・打率.254の成績を残した[7]

選手としての特徴・人物

走攻守三拍子揃った大型内野手。高校通算39本塁打、遠投110m、50m5秒8。高校時代の監督からは真面目で素直な性格と評されている[8]

同級生である東京ヤクルトスワローズ投手の木谷良平は小倉バディーズ時代のチームメイトであり、互いの出身中学も学区が隣同士であった。

広島で後々同僚となる野村祐輔は同じ生年月日。野村は岡山県倉敷市出身だが母方の実家のある北九州市で生まれており、2人は同じ病院で出生している(安部の方が野村よりも30分早く生まれていたという)[9]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2011 広島 8 20 20 3 3 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0 .150 .150 .150 .300
2012 53 135 119 15 30 3 0 1 36 2 5 2 9 0 7 0 0 21 1 .252 .294 .303 .596
2013 75 142 123 13 27 4 0 1 34 8 5 2 6 1 12 0 0 31 1 .220 .287 .276 .563
2014 3 3 3 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .333 .333 .333 .667
2015 26 74 70 6 17 0 0 0 17 2 1 2 3 0 1 0 0 6 1 .243 .254 .243 .504
2016 115 292 259 23 73 12 4 6 111 33 7 0 7 5 19 2 1 64 3 .282 .327 .429 .756
2017 123 455 413 63 128 17 4 4 165 49 17 5 12 1 27 1 2 94 3 .310 .354 .400 .754
2018 72 252 220 32 52 11 4 4 83 24 7 1 7 2 21 3 2 60 1 .236 .306 .377 .683
2019 114 295 264 23 67 12 0 8 103 28 5 2 6 1 23 0 1 60 9 .254 .315 .390 .705
通算:9年 589 1668 1491 178 398 59 12 24 553 146 47 14 50 10 110 6 6 342 19 .267 .318 .371 .689
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績

内野守備

二塁 三塁 遊撃 一塁
















































2011 - 2 0 2 1 0 .667 5 6 9 1 0 .938 -
2012 35 79 82 2 14 .988 - 2 0 1 0 0 1.000 -
2013 8 5 11 1 2 .941 7 0 2 1 0 .667 37 29 65 4 12 .959 -
2015 - 22 18 33 0 2 1.000 - -
2016 5 3 7 0 0 1.000 93 66 112 6 6 .967 - 2 6 0 0 0 1.000
2017 7 10 14 1 2 .960 91 46 168 8 5 .964 - 27 163 16 1 17 .994
2018 5 4 5 0 2 1.000 57 40 89 6 9 .956 - 19 89 7 2 3 .980
2019 2 1 1 0 0 1.000 74 37 106 10 13 .935 - 37 74 6 0 6 1.000
通算 62 102 120 4 20 .982 346 207 512 32 35 .957 44 35 75 5 12 .957 85 332 29 3 26 .992
外野守備

外野












2012 3 3 0 0 0 1.000
2013 2 1 0 0 0 1.000
2016 1 2 0 0 0 1.000
通算 6 6 0 0 0 1.000
  • 2019年度シーズン終了時

表彰

記録

背番号

  • 60(2008年 - 2017年)
  • 6 (2018年 - )

登場曲

脚注

  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2020年1月26日閲覧。
  2. ^ 来季の背番号変更選手 および 新入団選手背番号のお知らせ広島東洋カープ公式サイト 2017年11月22日掲載
  3. ^ “広島安部3カ月ぶり2号、いばらの道乗り越えた - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. https://www.nikkansports.com/baseball/news/201807210000323.html 2018年11月7日閲覧。 
  4. ^ “広島安部が右手骨折で登録抹消 三塁守備で痛める - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. https://www.nikkansports.com/baseball/news/201808070000535.html 2018年11月7日閲覧。 
  5. ^ 一般社団法人日本野球機構. “SMBC日本シリーズ2018” (日本語). NPB.jp 日本野球機構. http://npb.jp/nippons/2018/ 2018年11月7日閲覧。 
  6. ^ “広島・誠也&安部が日本シリーズ史上初2発共演!セ敵地13連敗も光” (日本語). SANSPO.COM(サンスポ). https://www.sanspo.com/baseball/news/20181031/car18103105040004-n1.html 2018年11月7日閲覧。 
  7. ^ “広島安部200万増更改「一言で言うと不完全燃焼」” (日本語). 日刊スポーツ. (2019年12月10日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201912100000588.html 2020年8月31日閲覧。 
  8. ^ 安部友裕内野手 - ルーキーの挑戦”. 中国新聞. 2013年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月30日閲覧。
  9. ^ “安部と野村“30分差の同級生”奮闘実らず”. 東京スポーツ. (2013年6月26日). http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/156343/ 2017年5月2日閲覧。 

関連項目

外部リンク