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「クラッシュ (アルバム)」の版間の差分

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ソロ活動を経て制作されたアルバムには、最終的に60曲もの楽曲が用意されていたという<ref>{{cite book|和書|title=beatleg 2005年4月号 ボン・ジョヴィ BOX発売記念特集 |page=44 |publisher=レインボウブリッジ |year=2005}}</ref>。当初は3rdアルバム『[[ワイルド・イン・ザ・ストリーツ]]』の貢献者でもあった[[ブルース・フェアバーン]](''Bruce Fairbairn'')をプロデューサーに迎える予定であったが、彼が急逝したため新たなプロデューサーを探すことになり、そこで出会った[[ルーク・エヴィン]](''[[:en:Luke Ebbin|Luke Ebbin]]'')との作業に手応えを感じて彼がプロデューサーになった。
ソロ活動を経て制作されたアルバムには、最終的に60曲もの楽曲が用意されていたという<ref>{{cite book|和書|title=beatleg 2005年4月号 ボン・ジョヴィ BOX発売記念特集 |page=44 |publisher=レインボウブリッジ |year=2005}}</ref>。当初は3rdアルバム『[[ワイルド・イン・ザ・ストリーツ]]』の貢献者でもあった[[ブルース・フェアバーン]](''Bruce Fairbairn'')をプロデューサーに迎える予定であったが、彼が急逝したため新たなプロデューサーを探すことになり、そこで出会った[[ルーク・エヴィン]](''[[:en:Luke Ebbin|Luke Ebbin]]'')との作業に手応えを感じて彼がプロデューサーになった。


アルバムは『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』や『[[ニュージャージー (アルバム)|ニュージャージー]]』に近い作風であることを制作段階から公表しており、アップビートで明るい雰囲気の楽曲が揃っている。リード・トラックとなった「[[イッツ・マイ・ライフ]]」(''It's My Life'')は「[[リヴィン・オン・ア・プレイヤー]]」(''Livin' On A Prayer'')の歌詞にも出てくる「トミーとジーナ」が登場し、2000年代に新たな息吹が吹き込まれて世界的にヒットした。また、「[[Next 100 Years]]」は[[J-FRIENDS]]に提供した同名曲の[[セルフカバー]]である(元々本アルバムのために書き下ろされた楽曲だったが、J-FRIENDSのシングルとして発表されることが決まったため<ref>[https://web.archive.org/web/20001210134700/http://www.sanspo.com/enter/music/m9911/m1111.html J-FRIENDS東京ドーム年越しライブ]、SANSPO.COM、1999年11月11日。([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>、結果的にセルフカバーとなった)。
アルバムは『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』や『[[ニュージャージー (アルバム)|ニュージャージー]]』に近い作風であることを制作段階から公表しており、アップビートで明るい雰囲気の楽曲が揃っている。リード・トラックとなった「[[イッツ・マイ・ライフ (ボン・ジョヴィの曲)|イッツ・マイ・ライフ]]」(''It's My Life'')は「[[リヴィン・オン・ア・プレイヤー]]」(''Livin' On A Prayer'')の歌詞にも出てくる「トミーとジーナ」が登場し、2000年代に新たな息吹が吹き込まれて世界的にヒットした。また、「[[Next 100 Years]]」は[[J-FRIENDS]]に提供した同名曲の[[セルフカバー]]である(元々本アルバムのために書き下ろされた楽曲だったが、J-FRIENDSのシングルとして発表されることが決まったため<ref>[https://web.archive.org/web/20001210134700/http://www.sanspo.com/enter/music/m9911/m1111.html J-FRIENDS東京ドーム年越しライブ]、SANSPO.COM、1999年11月11日。([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>、結果的にセルフカバーとなった)。


アルバム発表後久々となるツアーは、7月12日の[[東京ドーム]]公演から開幕した<ref>{{cite web |url=http://www.barks.jp/news/?id=52014512 |title=7月12日(水) ボン・ジョヴィ@東京ドーム・レポート! |publisher=[[BARKS]] |date=2000-07-19 |accessdate=2014-04-06}}</ref>。
アルバム発表後久々となるツアーは、7月12日の[[東京ドーム]]公演から開幕した<ref>{{cite web |url=http://www.barks.jp/news/?id=52014512 |title=7月12日(水) ボン・ジョヴィ@東京ドーム・レポート! |publisher=[[BARKS]] |date=2000-07-19 |accessdate=2014-04-06}}</ref>。

2020年10月22日 (木) 03:15時点における版

『クラッシュ』
ボン・ジョヴィスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル Hard Rock
時間
レーベル マーキュリー・レコード
プロデュース ルーク・エヴィン
ジョン・ボン・ジョヴィ
リッチー・サンボラ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス・UK Albums Chart[1]
  • 2位(日本・オリコン[2]
  • 9位(アメリカ・Billboard 200[3]
  • ゴールドディスク
  • 3×プラチナ(日本レコード協会
  • 第15回日本ゴールドディスク大賞 ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー[4]
  • ボン・ジョヴィ アルバム 年表
    ジーズ・デイズ
    1995年
    クラッシュ
    (2000年)
    TOKYO ROAD〜ベスト・オブ・ボン・ジョヴィ-ロック・トラックス
    2001年
    『クラッシュ』収録のシングル
    1. イッツ・マイ・ライフ
      リリース: 2000年5月10日
    2. 「セイ・イット・イズント・ソー」
      リリース: 2000年9月27日
    3. 「サンキュー」
      リリース: 2000年12月27日
    ミュージックビデオ
    「It's My Life」 - YouTube
    「Say It Isn't So」 - YouTube
    「Thank You For Loving Me」 - YouTube
    テンプレートを表示

    クラッシュ』(Crush)はアメリカロックバンドボン・ジョヴィ7枚目のスタジオ・アルバム2000年5月17日に発売された。日本での発売元はユニバーサルミュージック。販売元はビクターエンタテインメント

    解説

    前作『ジーズ・デイズ』からおよそ5年ぶりとなるスタジオ・アルバム。

    ソロ活動を経て制作されたアルバムには、最終的に60曲もの楽曲が用意されていたという[5]。当初は3rdアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』の貢献者でもあったブルース・フェアバーンBruce Fairbairn)をプロデューサーに迎える予定であったが、彼が急逝したため新たなプロデューサーを探すことになり、そこで出会ったルーク・エヴィンLuke Ebbin)との作業に手応えを感じて彼がプロデューサーになった。

    アルバムは『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』や『ニュージャージー』に近い作風であることを制作段階から公表しており、アップビートで明るい雰囲気の楽曲が揃っている。リード・トラックとなった「イッツ・マイ・ライフ」(It's My Life)は「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」(Livin' On A Prayer)の歌詞にも出てくる「トミーとジーナ」が登場し、2000年代に新たな息吹が吹き込まれて世界的にヒットした。また、「Next 100 Years」はJ-FRIENDSに提供した同名曲のセルフカバーである(元々本アルバムのために書き下ろされた楽曲だったが、J-FRIENDSのシングルとして発表されることが決まったため[6]、結果的にセルフカバーとなった)。

    アルバム発表後久々となるツアーは、7月12日の東京ドーム公演から開幕した[7]

    2000年9月27日には、7月20日の大阪ドーム公演のライヴ音源をDISC-2に収録した『クラッシュ+LIVE FROM OSAKA』が日本盤限定で発売された。

    2010年6月23日には『クラッシュ+ライヴ・トラックス』(Crush+Live Tracks)が発売された。

    収録曲

    #タイトル作詞・作曲時間
    1.「イッツ・マイ・ライフ」(It's My Life)ジョン・ボン・ジョヴィリッチー・サンボラマックス・マーティン
    2.「セイ・イット・イズント・ソー」(Say It Isn't So)ジョン・ボン・ジョヴィ、ビリー・ファルコン
    3.「サンキュー」(Thank You For Loving Me)ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ
    4.「トゥー・ストーリー・タウン」(Two Story Town)ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、ディーン・Grakal、マーク・ハドソン
    5.「Next 100 Years」ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ
    6.「ジャスト・オールダー」(Just Older)ジョン・ボン・ジョヴィ、ビリー・ファルコン
    7.「ミステリー・トレイン」(Mystery Train)ジョン・ボン・ジョヴィ、ビリー・ファルコン
    8.「セイヴ・ザ・ワールド」(Save The World)ジョン・ボン・ジョヴィ
    9.「キャプテン・クラッシュ&ザ・ビューティー・クイーン・フロム・マーズ」(Captain Crash And The Beauty Queen From Mars)ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ
    10.「シーズ・ア・ミステリー」(She's A Mystery)ジョン・ボン・ジョヴィ、ピーター・ステュアート、グレッグ・ウェルズ
    11.「アイ・ゴット・ザ・ガール」(I Got The Girl)ジョン・ボン・ジョヴィ
    12.「ワン・ワイルド・ナイト」(One Wild Night)ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、デズモンド・チャイルド
    ボーナス・トラック
    #タイトル作詞・作曲時間
    13.「リヴィング・ラヴィン・ユー」(I Could Make A Living Out Of Lovin' You)ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、ビリー・ファルコン
    14.「ニューロティカ」(Neurotica)ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ

    『クラッシュ+LIVE FROM OSAKA』

    CD-2(2000年7月20日の大阪ドーム公演を収録)
    #タイトル作詞作曲・編曲備考
    1.「夜明けのランナウェイ2000」(Runaway 2000)  原曲よりテンポがスローになっている
    2.「ミステリー・トレイン」(Mystery Train)   
    3.ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド(Rockin' In The Free World)  ニール・ヤング(Neil Young)のカバー
    4.「ジャスト・オールダー」(Just Older)   
    5.「イッツ・マイ・ライフ」(It's My Life)   
    6.「サムデイ・アイル・ビー・サタデイ・ナイト」(Someday I'll Be Saturday Night)   

    『クラッシュ+ライヴ・トラックス』(Crush+Live Tracks

    #タイトル作詞作曲・編曲
    13.「イッツ・マイ・ライフ(ライヴ)」(It's My Life (Live))  
    14.「ジャスト・オールダー(ライヴ)」(Just Older (Live))  
    15.「キャプテン・クラッシュ&ザ・ビューティー・クイーン・フロム・マーズ(ライヴ)」(Captain Crash And The Beauty Queen From Mars (Live))  

    タイアップ

    サンキューThank You For Loving Me

    セイヴ・ザ・ワールドSave The World

    • 映画『U-571』日本版イメージ・ソング[9]

    脚注・出典

    1. ^ BON JOVI”. The Official Charts Company(OCC). 2014年4月6日閲覧。
    2. ^ 「クラッシュ」 ボン・ジョヴィ”. ORICON STYLE. 2014年4月6日閲覧。
    3. ^ Crush - Bon Jovi”. AllMusic. 2014年4月6日閲覧。
    4. ^ 第15回日本ゴールドディスク大賞”. 2014年4月14日閲覧。
    5. ^ 『beatleg 2005年4月号 ボン・ジョヴィ BOX発売記念特集』レインボウブリッジ、2005年、44頁。 
    6. ^ J-FRIENDS東京ドーム年越しライブ、SANSPO.COM、1999年11月11日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
    7. ^ 7月12日(水) ボン・ジョヴィ@東京ドーム・レポート!”. BARKS (2000年7月19日). 2014年4月6日閲覧。
    8. ^ ボン・ジョヴィが初TV主題歌”. SANSPO.COM.. 2000年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月8日閲覧。
    9. ^ 映画にはジョンも出演していた。

    外部リンク