コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「非人哉」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
24行目: 24行目:
西海龍王の第三太子(三男)。通称「烈烈(リエリエ)」。7月7日生まれの蟹座。普段の身長は180センチで、頭部以外は人の姿をしている<ref group="注釈">龍の角を生やした人間に変身出来るが、原作中では後頭部のみしか明かされていないため、容姿は不明。九月の夢の中では、容姿は「へのへのもへじ」で代用されていた</ref>。10メートル未満から数十メートルの空も飛べる竜に変身もできる。
西海龍王の第三太子(三男)。通称「烈烈(リエリエ)」。7月7日生まれの蟹座。普段の身長は180センチで、頭部以外は人の姿をしている<ref group="注釈">龍の角を生やした人間に変身出来るが、原作中では後頭部のみしか明かされていないため、容姿は不明。九月の夢の中では、容姿は「へのへのもへじ」で代用されていた</ref>。10メートル未満から数十メートルの空も飛べる竜に変身もできる。


年齢は約2000歳。弱点は竜族に共通して、[[ナタ (中国神話)|哪吒]]。趣味は読書、囲碁、お茶を飲むこと。[[唐]]代に白馬([[玉龍]])に観音によって変身させられ、[[三蔵法師]]を載せて[[天竺]]へ経典を取りに行った過去があり、そのことを時折懐かしんでいる。その影響からか、自分の意志で白馬に変身する事もできる。口から火を吐くことができ、喉の奥は大海に直結している。高貴な出自ながら、そのことを鼻にかけることは決してなく、性格は天然ボケ、かつ、朴念仁でイジられ役。{{脚注ヘルプ}}
年齢は約2000歳。弱点は竜族に共通して、[[哪吒]]。趣味は読書、囲碁、お茶を飲むこと。[[唐]]代に白馬([[玉龍]])に観音によって変身させられ、[[三蔵法師]]を載せて[[天竺]]へ経典を取りに行った過去があり、そのことを時折懐かしんでいる。その影響からか、自分の意志で白馬に変身する事もできる。口から火を吐くことができ、喉の奥は大海に直結している。高貴な出自ながら、そのことを鼻にかけることは決してなく、性格は天然ボケ、かつ、朴念仁でイジられ役。{{脚注ヘルプ}}
=== 哪吒(なた・拼音:NE ZHA) ===
=== 哪吒(なた・拼音:NE ZHA) ===
[[声優|声]] - [[:zh:山新|山新]]
[[声優|声]] - [[:zh:山新|山新]]

2020年10月11日 (日) 22:04時点における版

非人哉(ひじんかな、または、ひとにあらざるかな。拼音: fēi rén zāi)は、中国漫画アニメ作品。

概要

人ではない妖怪(非人)が、人間界で過ごす日常をコメディ風に描いた作品。題の「非人哉」は日本語では漢文訓読からとって「ひとにあらざるかな」と呼ばれることが多い。

作者は中国出身の一汪空気

ストーリー

登場人物

九月(きゅうげつ[1]・拼音:JIU YUE)

- 渣渣咩

本作の主人公である。モデルの妖怪は九尾の狐。髪は白色。瞳は黒色。生年月日は11月30日のいて座。身長165センチ。体重53キログラム。年齢は約200歳。性別は女。弱点は静電気。

現代社会において人間と同様の生活、労働を行い、賃金を得ている少々オタク気質のある少女である。年齢が人間と比較して非常に高いが、本作上では若齢であると他の登場人物から認識されており、本作漫画、アニメ上で他のキャラクターから紅包(中国のお年玉)をもらうシーンがある。常にスマートフォンを携帯し、写真撮影を行ってweiboに投稿する癖がある。現在交際する他の妖怪がおらず、九月の女性的な魅力が低いと他のキャラクターから解されており、いつか彼氏を作ってデートすることを夢見ている[2]

敖烈(ごうれつ・拼音:AO LIE)

- 宝木中陽

西海龍王の第三太子(三男)。通称「烈烈(リエリエ)」。7月7日生まれの蟹座。普段の身長は180センチで、頭部以外は人の姿をしている[注釈 1]。10メートル未満から数十メートルの空も飛べる竜に変身もできる。

年齢は約2000歳。弱点は竜族に共通して、哪吒。趣味は読書、囲碁、お茶を飲むこと。代に白馬(玉龍)に観音によって変身させられ、三蔵法師を載せて天竺へ経典を取りに行った過去があり、そのことを時折懐かしんでいる。その影響からか、自分の意志で白馬に変身する事もできる。口から火を吐くことができ、喉の奥は大海に直結している。高貴な出自ながら、そのことを鼻にかけることは決してなく、性格は天然ボケ、かつ、朴念仁でイジられ役。

哪吒(なた・拼音:NE ZHA)

- 山新

李靖(托塔李天王・毘沙門天)の三男。李靖の病気療養を理由に、観音大士の所に身をよせ人間界で暮らしている。別名「藕霸」。身長は136センチ。髪は黒色。瞳は黒色。星座はおひつじ座(推定)。好きな動物は龍で、世界中の龍(ドラゴン)を飼育したいと考えている。就寝時のパジャマも龍を模したものを着用している。好きな食べ物は肉、自身から採ったレンコン入りの排骨湯(スペアリブ入りスープ)[2]。嫌いな食べ物は人参。通っている小学校で女の子と間違われたことに腹を立て、短髪となった。

身体は蓮根でできていて、腕を切って蓮根を調達したり、首の後ろから蓮の花を咲かせたりする。また、コーヒーで酔っ払うと蓮根そのものに変身してしまう。三面六臂の姿にもなれる。姿こそ小学生だが、実際の年齢は約3000歳。 性格は悪戯好き。基本は無口で無表情だが、その容姿を利用して同情を買う腹黒さを時々覗かせる。弱点は父・李靖(正確には、李靖の持つ如意黄金宝塔)、英語の勉強と、除草剤。また、一向に成長しない事に劣等感を持っていて、足の裏から蓮の根を生やして背が伸びたように誤魔化そうとした事もある。封神演義で使用した宝貝の風火輪は、現代風にスケートボードやインラインスケートに改造してはいるものの、容易に消せない炎である三昧真火を発する能力は維持している。また、あやとりの紐として使っている龍筋は、かつて東海龍王の第三王子から抜きとったもので、敖烈を恐怖に陥れるアイテムでもある。

小玉(しゃおう・拼音:XIAO YU)

声-C小調

月宮殿で働く月兎の一人。髪は米白色。瞳は紅色。生年月日不明。身長159センチメートル。体重42キログラム。年齢は約2000歳だが詳細は秘密。3000歳まで生きることも可能とされている。好きな動物はうさぎ。好きな食べ物はかぼちゃ、人参。嫌いな食べ物は月餅。

月宮殿にある月餅生産会社の社長であるが、長年の勤務の影響や月で食べていた食事が月餅火鍋や月餅刺身等、高頻度で月餅を食べていたため月餅が嫌いな食べ物となった。九月が職場に月餅を持ち込んだ際、同僚である小玉が持ち込まれた月餅を粉砕するなど、月餅に対しなりの嫌悪感を示している。容姿が整っており、過去非常に多くのうさぎの彼氏がいた。普段は笑顔でいることが多いが、怒ると非常に怖い。また他人を着飾ることが得意で、他のキャラクターに女性用の衣服やアクセサリーを着用させたことがある。うさぎの本能で紙を食べてしまったり、自身の前歯を使用してかぼちゃで大掛かりな彫刻を彫ったことがある。哮天から”狂ったような”絡み方をされることが多く、小玉はそれに対し冷静かつ淡白に振る舞い、哮天を拒絶する。しかしなぜこのような関係に発展したかは不明である[2]

伯邑考

原作漫画のみに登場する。周の文王の息子であったが殺害され、その魂が3匹の月兎となった、という伝説がモデルにされている。

小玉の直属の部下として月餅生産会社COOとして働く、3人組(社員証番号は、玉00001909~00001911)。容姿は3人とも月兎でも、兎耳を生やした人間の姿でも同一。本業のかたわら「COO bóyìs[注釈 2]」というボーイズグループを結成しており、月のアイドル産業を盛り上げている。小玉の事を、社長として大変に尊敬していて、追いつこうと努力している。哮天とは相互に知り合い。

観音(拼音:GUAN YIN)

声-姜广涛

観音(観音大士)。髪は黒色。瞳は黒色。2月19日生まれ。身長180センチメートル。体重65キログラム。好きな食べ物は野菜料理。嫌いな食べ物は魚臭いもの。哪吒の保護者代理人であり、九月らが働く会社の上司。動物好きで多数の動物を飼育しているが、それらは山海経等に登場する神妖獣たちである。後に白澤が居候する際に、入れ替わるように逃亡してしまった。馬好きで、遊園地のメリーゴーラウンドの馬に1日中乗っていたこともある。常にコーヒーチェーン店のタンブラーを模した玉浄瓶から、ストローで甘露を飲んでいる。かつてこれで敖烈を馬に変身させたが、今でも罰として問題を起こした部下達を馬に変身させる。頭の後ろにある後光(丈光相)は充電池、四次元ポケット、灯具として使用できる。蓮華座でのドライブが好き。楊戬(顕聖二郎真君)とはしばしば些細なことで争っている。

白澤(白泽 拼音:BAI ZE)

声-叮当

髪と瞳は墨緑(濃い緑青)。身長179センチメートル。体重65キログラム。生年年齢共に謎。普段はボサボサの髪に、眼鏡をかけた目の下にクマを作った不健康そのものの男性の青年の姿をしているが、その正体は人語を解し万物に精通するとされる聖獣。妖怪を恐れさせ、その正体を暴く事もできる。他人の心を読むことができ、犬語も解する。 観音家に居候しその屋根裏部屋に本の山と共に暮らしている。第四の壁を破る能力を持っていて、漫画では九月の台詞を改変したこともある。またその能力のためかアニメ版では、作品末の「白澤来了(白澤がくる)」コーナーを担当し、作中で使った伝説や作品を紹介している。 「黒池」というペンネームでありとあらゆる本(『九尾狐の尻尾ケア』など)を書いているが、販売している様子は無い。弱点は雨が降られると理性を失うことと、屋外に出ることと、生活力のなさ。また大型の獣だが腕っ節は弱く、前脚で殴りつけているつもりでも、傍目からは猫パンチでじゃれてるようにしか見られない。

脚注

出典

  1. ^ "Qset 非人哉"内、読み仮名による”. www.goodsmile.info. 2020年1月9日閲覧。
  2. ^ a b c 非人哉官方设定集. 中国友谊出版公司. (2019年5月). ISBN 978-7-5057-4590-2 

注釈

  1. ^ 龍の角を生やした人間に変身出来るが、原作中では後頭部のみしか明かされていないため、容姿は不明。九月の夢の中では、容姿は「へのへのもへじ」で代用されていた
  2. ^ 伯邑考の読みが拼音: bó yì kǎo(ボーイーカオ)であることにかけている

単行本

漫画

  • 中国大陸(簡体字)
  1. 2016年 5月発売 ISBN 978-7-5057-3708-2
  2. 2017年 4月発売 ISBN 978-7-5057-3997-0
  3. 2018年 1月発売 ISBN 978-7-5057-4265-9
  4. 2018年11月発売 ISBN 978-7-5057-4503-2
  • 香港・台湾(繁体字)
  1. 2017年 1月発売 ISBN 978-986-473-459-7

外部リンク