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'''自撃漏'''(じげきろう)は、[[1434年]]に中世[[李氏朝鮮]]の科学者、[[英実]]が作った[[水時計]]である。
'''自撃漏'''(じげきろう)は、[[1434年]]に中世[[李氏朝鮮]]の科学者、[[英実]]が作った[[水時計]]である。


それまでの水時計から[[受水壺]]に溜まった水の量を[[浮箭]]を用いて目視する過程を自動化し、時間に応じて[[自動人形]]が鐘を打ち、[[十二支]]を表す人形が[[鳩時計]]のように飛び出すことで時を知らせた。ただし、[[播水壺]]に水を入れる行為は人力で行われた<ref>{{Cite web |url=http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2007/06/0706j1207-00002.htm |title=〈人物で見る朝鮮科学史-44〉世宗とその時代(3) |publisher=[[朝鮮新報]] |accessdate=2010-01-09 }}</ref>。自撃漏は[[漢城府|漢城]]・[[景福宮]]南側の[[報漏閣]]に置かれた。
それまでの水時計から[[受水壺]]に溜まった水の量を[[浮箭]]を用いて目視する過程を自動化し、時間に応じて[[自動人形]]が鐘を打ち、[[十二支]]を表す人形が[[鳩時計]]のように飛び出すことで時を知らせた。ただし、[[播水壺]]に水を入れる行為は人力で行われた<ref>{{Cite web |url=http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2007/06/0706j1207-00002.htm |title=〈人物で見る朝鮮科学史-44〉世宗とその時代(3) |publisher=[[朝鮮新報]] |accessdate=2010-01-09 }}</ref>。自撃漏は[[漢城府|漢城]]・[[景福宮]]南側の[[報漏閣]]に置かれた。

2020年9月15日 (火) 15:46時点における版

自擊漏
各種表記
ハングル 자격루
漢字 自擊漏
発音 チャギョンヌ
ローマ字転写: Jagyeongnu
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自撃漏(じげきろう)は、1434年に中世李氏朝鮮の科学者、蔣英実が作った水時計である。

それまでの水時計から受水壺に溜まった水の量を浮箭を用いて目視する過程を自動化し、時間に応じて自動人形が鐘を打ち、十二支を表す人形が鳩時計のように飛び出すことで時を知らせた。ただし、播水壺に水を入れる行為は人力で行われた[1]。自撃漏は漢城景福宮南側の報漏閣に置かれた。

脚注

関連項目