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2020年9月11日 (金) 22:06時点における版
福智院 | |
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本堂 | |
所在地 | 奈良県奈良市福智院町46 |
位置 | 北緯34度40分37.2秒 東経135度50分7.3秒 / 北緯34.677000度 東経135.835361度座標: 北緯34度40分37.2秒 東経135度50分7.3秒 / 北緯34.677000度 東経135.835361度 |
山号 | 清冷山 |
宗派 | 真言律宗 |
本尊 | 地蔵菩薩 |
創建年 | 天平8年(736年) |
開基 | 玄昉 |
札所等 | 大和北部八十八ヶ所霊場第7番 |
文化財 | 本堂・木造地蔵菩薩坐像(重要文化財) |
法人番号 | 4150005000398 |
福智院(ふくちいん)は、奈良県奈良市のならまちにある福智院町に所在する真言律宗の寺院。
歴史
前身は736年(天平8年)に聖武天皇が発願して玄昉が創建した清水寺が始まりで、1254年(建長6年)に興福寺の僧が再興して福智院に改名し、その後叡尊が再建した。
文化財
重要文化財
- 本堂 - 鎌倉時代。
- 木造地蔵菩薩坐像 - 本尊、鎌倉時代。像高2.7メートル。台座と光背を含めた総高は6.7メートルに及ぶ。結跏趺坐(坐禅する時の脚の組み方)ではなく安坐し、右手に錫杖、左手に宝珠を持つ。台座は蓮華座ではなく、奈良時代以前に流行した古風な裳懸座とし、光背には560体の地蔵菩薩の小像を表す。胎内銘によれば、建仁3年(1203年)に発願され、建長6年(1254年)に開眼供養が行われている。
その他の文化財
- 木造興正菩薩坐像 - 南北朝時代。
周辺
年中行事
所在地
奈良県奈良市福智院町46
参考文献
- 大石眞人 著、ホリデーjoy編集室 編『奈良のかくれ寺 大和路の訪ねてみたい古寺88』山と渓谷社〈ホリデーjoy〉、1992年。ISBN 4-635-00426-0。
外部リンク
- ウィキメディア・コモンズには、福智院に関するカテゴリがあります。