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2020年9月9日 (水) 11:55時点における版

おだまりコンビシリーズ
ジャンル テレビドラマ
脚本 南千尋
監督 鶴巻日出雄
合月勇
出演者 美川憲一
加賀まりこ
オープニング 歴代テーマ曲を参照
エンディング 歴代テーマ曲を参照
製作
プロデューサー 挟間忠行
川上秀次郎
制作 フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1999年6月18日 - 2002年2月15日
放送時間変遷を参照
回数4
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おだまりコンビシリーズ』は、1999年から2002年までフジテレビ系「金曜エンタテイメント」で放送されたテレビドラマシリーズ。全4回。主演は美川憲一加賀まりこ

2013年には舞台版も上演された。2016年11月6日BSフジで設定を大幅に変更した「黒蠍」(くろさそり)が放送された。

ストーリー

昔は売れていたスター演歌歌手の岬倫太郎(演:美川憲一)と元女優でうるさ型マネージャーの大城菜々子(演:加賀まりこ)の「おだまり!コンビ」が、毎回毎回、若手プロデューサーの多岐川直人をこき使って、テレビ芸能界が絡んだ複雑な殺人事件に挑戦し、解決していく。

かつてはスターの演歌歌手だったが、今は売れない歌手の岬倫太郎。それでも現在のマネージャーの大城菜々子がついた当初は、トーク番組のレギュラーを数本持っていた。岬はいやいやながらも出演を続けていたが、自身の毒舌がもとで番組を降ろされてしまった。第4作では、レギュラー番組もまったくなくなり、向こう1年間のスケジュールが空白となっていた。

劇中で岬はマネージャーの大城のことを「菜々子」もしくは「あんた」と言い、大城は岬のことを、「倫ちゃん」もしくは「あんた」、「おたく」と呼び合い、若手プロデューサーの多岐川直人に対しては、二人とも「多岐川くん」、「多岐川」、「あんた」と呼び、そのほかの人物に対してはほとんどにおいて「あんた」や名前で呼んでいる。また、岬も演じる美川と同様にオカマ口調で話す。

各作ともオープニングの冒頭は岬が自身のヒット曲「雪の海峡」(楽曲の歌詞は美川の持ち歌の「さそり座の女」と同じ)を歌っている営業のシーンから始まる。また、エンディングは、岬倫太郎と大城菜々子が口喧嘩をしながら帰るシーンである。

キャスト

レギュラー

岬倫太郎
演 - 美川憲一
「ゼブラプロダクション」所属の売れないスター演歌歌手。
大城菜々子
演 - 加賀まりこ
「ゼブラプロダクション」の社員で岬のマネージャー。元女優。
多岐川直人
演 - 細川茂樹
度々登場する「ワールドテレビ」若手プロデューサー。いつも岬と菜々子にアゴでこき使われている。
津川広明
演 - ベンガル
岬の所属する「ゼブラプロダクション」の社長。
毎回登場するオカマ
演 - 吉野のママ[1]

ゲスト

第1作「芸能界殺しのパズル」(1999年)
第2作「芸能界殺しのシナリオ」(2000年)
第3作「芸能界殺しのオルゴール」(2000年)
第4作「芸能界殺しの輪舞(ロンド)」(2002年)

スタッフ

放送日程

話数 放送日 サブタイトル ラテ欄 脚本 監督 視聴率
1 1999年6月18日 芸能界殺しのパズル 業界一うるさい売れない演歌歌手と
元女優の勘違い熟女マネージャーが連続殺人に突入!
血の復讐! 真実は人形だけが知っている…
南千尋 鶴巻日出雄 22.1%
2 2000年2月25日 芸能界殺しのシナリオ あの最強コンビが帰ってきた
売れない演歌歌手と勘違いマネージャーが今夜も大暴れ・
四国巡礼殺人行・祭りばやしに美女が死ぬ。
20.0%
3 10月06日 芸能界殺しのオルゴール 念願の紅白めざして、
あの業界超最悪の勘違いコンビが今夜もまた大暴れ!
売れない歌手が再起を夢見た時戦慄の殺人が始まる。
14.4%
4 2002年2月15日 芸能界殺しの輪舞(ロンド) あの売れない歌手と勘違いマネージャーが帰って来た!
童謡「赤い靴」に秘められた、母娘の宿命が殺人を招く!
合月勇 14.0%
  • 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。
  • 2020年4月20日 - 4月23日に第1作目から第3作目がBSフジ「午後の名作ドラマ劇場」枠で放送。

舞台版

2013年5月9日から16日にかけて名古屋中日劇場で「美川憲一のおだまり!劇場」第一部『岬倫太郎事件簿〜黒い未亡人』として上演された。

キャスト
スタッフ

黒蠍

テレビシリーズ終了後、同じく美川主演でシリーズ新作「黒蠍」(くろさそり)が撮影され、「金曜プレミアム」枠での放送を予定していたが、諸般の事情から同放送枠での放送はお蔵入りとなり、2016年11月6日BSフジで初放送が行われた。

売れない演歌歌手・岬倫太郎が主人公であることはそのままだが、「闇の仕置人の、正義の暗躍」がストーリーの軸となり、各種設定が大幅に変更されている。

キャスト


スタッフ

脚注

  1. ^ 吉野は本職の俳優ではなく、六本木のバー「吉野」の経営者。詳細は吉野 (ゲイバー)を参照。
  2. ^ プロフィール - 劇団東俳(アーカイブ)
  3. ^ プロフィール - ビッグアップル(アーカイブ)
  4. ^ プロフィール - ラッシュアップ
  5. ^ プロフィール - テアトル・エコー(アーカイブ)
  6. ^ プロフィール - フレッシュハーツ
  7. ^ プロフィール - NEWSエンターテインメント
  8. ^ IKKO - Twitter 2016年11月5日
  9. ^ プロフィール - NEWSエンターテインメント
  10. ^ プロフィール - BLUE LABEL
  11. ^ プロフィール - ぷろじぇくと大和

関連項目

外部リンク