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「エミリオ・グレコ」の版間の差分

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1968年に[[ローマ・アカデミア美術学校]]教授に就任。
1968年に[[ローマ・アカデミア美術学校]]教授に就任。


グレコの作品は日本でも親しまれており<ref>『文部時報』第1148 - 1159号(1973年)</ref>、1971年には日本で大規模な回顧展が開かれた他、1974年には[[箱根 彫刻の森美術館]]にグレコ・ガーデンが開設され<ref name="bri"/>、グレコの作品を展示している。その他、[[岡山短期大学]]や[[有馬グランドホテル]]、[[銕橋]]([[長崎県]])など各地にグレコの作品が展示されている。また[[新谷ゆう紀|新谷琇紀]]<ref>『中央公論』第9 - 10号(1977年、中央公論社)</ref>、[[緒方良信]]などグレコに師事した日本人もいる。
グレコの作品は日本でも親しまれており<ref>『文部時報』第1148 - 1159号(1973年)</ref>、1971年には日本で大規模な回顧展が開かれた他、1974年には[[箱根 彫刻の森美術館]]にグレコ・ガーデンが開設され<ref name="bri"/>、グレコの作品を展示している。その他、[[岡山短期大学]]や[[有馬グランドホテル]]、[[銕橋]]([[長崎県]])など各地にグレコの作品が展示されている。また[[新谷琇紀]]<ref>『中央公論』第9 - 10号(1977年、中央公論社)</ref>、[[緒方良信]]などグレコに師事した日本人もいる。


1991年には{{仮リンク|エミリオ・グレコ美術館 (オルヴィエート)|it|Museo Emilio Greco (Orvieto)|label=エミリオ・グレコ美術館}}がイタリアの[[オルヴィエート]]に開館し、60点の絵画作品と32点の彫刻作品を収蔵、公開している<ref>Darwin Porter,Danforth Prince(2011) "Frommer's Italy 2012" p.366</ref>。また1994年には、生地[[カターニア]]にも別の{{仮リンク|エミリオ・グレコ美術館 (カターニア)|it|Museo Emilio Greco (Catania)|label=エミリオ・グレコ美術館}}が開館した。
1991年には{{仮リンク|エミリオ・グレコ美術館 (オルヴィエート)|it|Museo Emilio Greco (Orvieto)|label=エミリオ・グレコ美術館}}がイタリアの[[オルヴィエート]]に開館し、60点の絵画作品と32点の彫刻作品を収蔵、公開している<ref>Darwin Porter,Danforth Prince(2011) "Frommer's Italy 2012" p.366</ref>。また1994年には、生地[[カターニア]]にも別の{{仮リンク|エミリオ・グレコ美術館 (カターニア)|it|Museo Emilio Greco (Catania)|label=エミリオ・グレコ美術館}}が開館した。

2020年9月6日 (日) 04:20時点における版

エミリオ・グレコ
生誕 (1913-10-11) 1913年10月11日
イタリアの旗 イタリアカターニア
死没 1995年4月5日(1995-04-05)(81歳没)
イタリアの旗 イタリアローマ
国籍 イタリアの旗 イタリア
著名な実績 彫刻家画家
代表作ピノッキオ
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エミリオ・グレコ(Emilio Greco、1913年10月11日 - 1995年4月5日)は、イタリア彫刻家画家ペリクレ・ファッツィーニと並んで、イタリアの現代具象彫刻を代表する作家として知られる[1]

略歴

「夏の思い出」(仙台市定禅寺通り

カターニアに生まれた[2]。13歳の頃から石工のもとに弟子入りしたが、そののちにパレルモの美術学校へ通った[2]。1943年には作品を展覧会に出品していたが、第二次世界大戦が終わるまでは十分な創作活動をすることが出来なかった[2]。終戦後の1946年には初の個展を開催、1948年にはローマの美術中等学校のティーチングアシスタントとして勤務した[2]

1968年にローマ・アカデミア美術学校教授に就任。

グレコの作品は日本でも親しまれており[3]、1971年には日本で大規模な回顧展が開かれた他、1974年には箱根 彫刻の森美術館にグレコ・ガーデンが開設され[2]、グレコの作品を展示している。その他、岡山短期大学有馬グランドホテル銕橋長崎県)など各地にグレコの作品が展示されている。また新谷琇紀[4]緒方良信などグレコに師事した日本人もいる。

1991年にはエミリオ・グレコ美術館イタリア語版がイタリアのオルヴィエートに開館し、60点の絵画作品と32点の彫刻作品を収蔵、公開している[5]。また1994年には、生地カターニアにも別のエミリオ・グレコ美術館イタリア語版が開館した。

1995年、ローマで死去[2]

主な作品

脚注

  1. ^ 座右宝刊行会編『世界の美術25 現代の美術』(1964年、河出書房)p.42
  2. ^ a b c d e f Emilio Greco in www.britannica.com
  3. ^ 『文部時報』第1148 - 1159号(1973年)
  4. ^ 『中央公論』第9 - 10号(1977年、中央公論社)
  5. ^ Darwin Porter,Danforth Prince(2011) "Frommer's Italy 2012" p.366

参考文献

  • Emilio Greco, Poesie con 5 disegni, Edizioni Fiumara, Milano, 1952 (100 esemplari numerati)
  • Vittorio Masselli; Emilio Greco (disegni) (1963). Giostra di fanciulle. Roma. Razzi. IT\ICCU\SBL\0259606。
  • Leonardo Sciascia; Emilio Greco (acquaforte) (1966). Racconti siciliani. Le mete. Urbino. Istituto Statale d'Arte del Libro. IT\ICCU\BVE\0654829。
  • Giulio Briani (1976). Tre favole vere. con disegni di Emilio Greco. Roma. Trevi. IT\ICCU\RMS\2477969。
  • Emilio Greco (1978). L'oro antico delle vigne. prefazione di Giacinto Spagnoletti. Roma. IT\ICCU\SBL\0339310。
  • Emilio Greco (1978). 19 poesie per 19 disegni di Greco (イタリア語、日本語). Tokyo. Contemporary Sculpture Center. IT\ICCU\BVE\0542395。
  • Emilio Greco (1980). Lo Jonio corrusco di vento. Catania-Roma. ASPA. IT\ICCU\UM1\0094116。
  • Emilio Greco (1980). Appunti di una vita (1937-1980). introduzione di Giacinto Spagnoletti. Palermo. Sellerio. IT\ICCU\RAV\0091263。
  • Gianfranco Nolli (testo); Emilio Greco (disegni) (1980). Apocrifi biblici moderni. Città del Vaticano. Libreria Editrice Vaticana. IT\ICCU\CSA\0025539。
  • Emilio Greco (1993). Mario Pisani (ed.). A ritroso nel tempo. Poesie e prose. Roma: Mario Pisani. Officina. IT\ICCU\CFI\0438443。

関連項目