コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「日本天文教育普及研究会」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 琇琪瑗瑋璟犍濰澍潾澧を含む記事の改名に伴うリンク修正依頼 (磯部琇三) - log
24行目: 24行目:


== 概要 ==
== 概要 ==
1987年に大脇直明(当時、東京学芸大学)と、[[磯部しゅう三|磯部琇三]]{{efn2|「しゅう」は王ヘンに秀}}(当時、東京天文台)が中心となった「第1回天文教育研究会」が駿台学園「一心荘」(北軽井沢)で開催され、広く国内の小中高大の学校教育者、博物館科学館などの社会教育関係者、アマチュア天文家などが参加した。1989年にその第3回天文教育研究会において「天文教育普及研究会」として会則を定め会としての活動を始める。[[国際天文学連合]] (IAU) の第46委員会(天文教育委員会)における日本国内での天文教育に関する活動報告・研究発表なども担当している。会員資格は特になく、教員、研究者、科学館・博物館・プラネタリウム等社会教育施設の従事者、光学機器メーカー、[[アマチュア天文家]]、学生、[[ウィキペディアン]]など、幅広い層から天文教育や天文普及に関心のある個人や団体が入会している。
1987年に大脇直明(当時、東京学芸大学)と、[[磯部琇三]]{{efn2|「しゅう」は王ヘンに秀}}(当時、東京天文台)が中心となった「第1回天文教育研究会」が駿台学園「一心荘」(北軽井沢)で開催され、広く国内の小中高大の学校教育者、博物館科学館などの社会教育関係者、アマチュア天文家などが参加した。1989年にその第3回天文教育研究会において「天文教育普及研究会」として会則を定め会としての活動を始める。[[国際天文学連合]] (IAU) の第46委員会(天文教育委員会)における日本国内での天文教育に関する活動報告・研究発表なども担当している。会員資格は特になく、教員、研究者、科学館・博物館・プラネタリウム等社会教育施設の従事者、光学機器メーカー、[[アマチュア天文家]]、学生、[[ウィキペディアン]]など、幅広い層から天文教育や天文普及に関心のある個人や団体が入会している。


主な活動として、夏に年会(総会)「天文教育研究会」が開催されている。日本国内に北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州の7つの支部があり、各支部ごとに年に1 - 3回程度の支部研究集会及び親睦会を開催。年会・支部会とも会員以外の参加もあり、広く門戸が開かれている。その他、天文教育に関するワーキンググループを設けて、天文教育の普及に向けた活動を実施。ワーキンググループの成果は、後述の出版物に記載される。
主な活動として、夏に年会(総会)「天文教育研究会」が開催されている。日本国内に北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州の7つの支部があり、各支部ごとに年に1 - 3回程度の支部研究集会及び親睦会を開催。年会・支部会とも会員以外の参加もあり、広く門戸が開かれている。その他、天文教育に関するワーキンググループを設けて、天文教育の普及に向けた活動を実施。ワーキンググループの成果は、後述の出版物に記載される。

2020年9月6日 (日) 04:19時点における版

にほんてんもんきょういくふきゅうけんきゅうかい
日本天文教育普及研究会
英語名称 Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy, JSEPA
略称 天教[1]、普及研[2]
法人格 一般社団法人
専門分野 天文学
設立 1989年8月7日[3]
前身 天文教育普及研究会
会長 岡村定矩
事務局 日本の旗 日本
181-8588
東京都三鷹市大沢2-21-1
国立天文台 天文情報センター内
会員数 666名(2018年3月3日現在)[4]
刊行物 『天文教育』『年会集録』
ウェブサイト tenkyo.net
テンプレートを表示

日本天文教育普及研究会(にほんてんもんきょういくふきゅうけんきゅうかい[3]、Japanese Society for Education and Popularization of Astronomy, JSEPA)は、天文教育の振興および天文普及活動の推進を目的に設立された会員制の研究会[3][5]。公式の略称はないが、「天教」[1]や「普及研」[2]などと略して呼ばれることもある。2017年12月に、それまでの「天文教育普及研究会」を改組し、一般社団法人日本天文教育普及研究会として発足した[5]。2019年現在の会長は岡村定矩

概要

1987年に大脇直明(当時、東京学芸大学)と、磯部琇三[注 1](当時、東京天文台)が中心となった「第1回天文教育研究会」が駿台学園「一心荘」(北軽井沢)で開催され、広く国内の小中高大の学校教育者、博物館科学館などの社会教育関係者、アマチュア天文家などが参加した。1989年にその第3回天文教育研究会において「天文教育普及研究会」として会則を定め会としての活動を始める。国際天文学連合 (IAU) の第46委員会(天文教育委員会)における日本国内での天文教育に関する活動報告・研究発表なども担当している。会員資格は特になく、教員、研究者、科学館・博物館・プラネタリウム等社会教育施設の従事者、光学機器メーカー、アマチュア天文家、学生、ウィキペディアンなど、幅広い層から天文教育や天文普及に関心のある個人や団体が入会している。

主な活動として、夏に年会(総会)「天文教育研究会」が開催されている。日本国内に北海道・東北・関東・中部・近畿・中国四国・九州の7つの支部があり、各支部ごとに年に1 - 3回程度の支部研究集会及び親睦会を開催。年会・支部会とも会員以外の参加もあり、広く門戸が開かれている。その他、天文教育に関するワーキンググループを設けて、天文教育の普及に向けた活動を実施。ワーキンググループの成果は、後述の出版物に記載される。

出版物

  • 会報「天文教育」(年6回発行)
  • 年会集録
  • 「天文教具」-星座早見盤、小型天体望遠鏡、小型プラネタリウム、日時計などの教育用教具についての研究
  • 「教育のためのプラネタリウム」- 日本プラネタリウム協議会との共著
  • 「宇宙をみせて」(天文教育普及研究会編、恒星社厚生閣
  • 「宇宙を学べる大学はこんなにある」-中部支部作成
  • 「博物館・科学館における天文展示の調査と分析」-近畿支部作成

その他

脚注

注釈

  1. ^ 「しゅう」は王ヘンに秀

出典

  1. ^ a b 「「宇宙物理たんbot」研究会デビュー」『月刊星ナビ』第20巻第10号、アストロアーツ、5頁。 
  2. ^ a b 日本天文学会 第1回(試行)大学合同進学説明会「天文学者に進路を相談しよう!」のご案内”. 日本天文教育普及研究会 (2011年3月7日). 2019年10月1日閲覧。
  3. ^ a b c 一般社団法人 日本天文教育普及研究会”. 学会名鑑. 日本学術会議日本学術協力財団科学技術振興機構 (2018年11月8日). 2019年9月5日閲覧。
  4. ^ 概要 | 一般社団法人日本天文教育普及研究会”. 日本天文教育普及研究会. 2019年9月5日閲覧。
  5. ^ a b パンフレット”. 日本天文教育普及研究会 (2018年4月). 2019年9月5日閲覧。

関連項目

分野

関係団体

外部リンク