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*パディ・モローニ (Paddy Moloney) (1938年 - ,[[ダブリン]]出身) [[ティン・ホイッスル]]、[[イリアン・パイプス|イーリアン・パイプ]]
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*ケヴィン・コーネフ (Kevin Conneff)(1945年 - , ダブリン出身) [[バウロン]]、[[ボーカル|ヴォーカル]]
*ケヴィン・コーネフ (Kevin Conneff)(1945年 - , ダブリン出身) [[バウロン]]、[[ボーカル|ヴォーカル]]
*マット・モロイ (Matt Molloy) (1947年 - , [[ロスコモン]]バガダリーン出身) [[アイリッシュ・フルート]]
*マット・モロイ (Matt Molloy) (1947年 - , [[ロスコモン]]バガダリーン出身) [[アイリッシュ・フルート]]
*ショーン・キーン (Sean Keane)(1946年 - , ダブリン出身) フィドル
*ショーン・キーン (Sean Keane)(1946年 - , ダブリン出身) フィドル



2020年8月30日 (日) 23:34時点における版

チーフタンズ
基本情報
出身地 アイルランドの旗 アイルランド ダブリン
ジャンル アイルランド音楽ケルト音楽
担当楽器 ヴォーカルティン・ホイッスルイリアン・パイプスバウロンフィドルアコーディオンハープフルート
活動期間 1963年 -
レーベル Claddagh Records、RCA
公式サイト http://thechieftains.com
メンバー パディ・モローニ
ショーン・キーン
ケヴィン・コーネフ
マット・モロイ
旧メンバー デレク・ベル
マーティン・フェイ
ショーン・ポッツ
マイケル・ダブリディ
デイヴ・ファロン
ショーン・オ・リアダ

ザ・チーフタンズ (The Chieftains) は、アイルランドのバンド。1962年に結成される。結成当時は見向きもされなかった伝統音楽を、現代的なアレンジを施し徐々に知名度を広げ、人気を獲得していった。グラミー賞アカデミー賞を受賞するなど、国宝級ともいわれる存在。

概要

1962年結成。アイルランドの伝統音楽に近代的なアレンジを施し、パブで演奏されていたケルト音楽をコンサート・ホールで楽しめるように発展させた先駆者。1976年に映画『バリー・リンドン』の音楽を担当、同作がアカデミー賞を受賞したことで世界に知られるようになる。特に'80年代後半以降に傑作アルバムを多くリリース、グラミー賞を6作品計7回受賞(『アナザー・カントリー』『アイリッシュ・イヴニング』『ケルティック・ハープ』『ロング・ブラック・ヴェイル』『サンティアーゴ』『ロング・ジャーニー・ホーム』)、ノミネートは9回にのぼる。

ロックポップスクラシック、世界の民族音楽映画音楽などあらゆるジャンルの共演者を迎え、アイルランドの伝統音楽との融合を行なっており、その現代的なアレンジは当初は強い批判を受けていたが、「チーフタンズの人気が高まると批判していた人達もチーフタンズの様にやりだした」と、リーダーのパディは振り返っている。また、意欲的に様々なミュージシャンとセッションを重ねており、共演者にはローリング・ストーンズポール・マッカートニースティングジョニ・ミッチェルライ・クーダーエルヴィス・コステロヴァン・モリソンパヴァロッティロンドン交響楽団など、枚挙に暇がない。

2002年に音楽の柱であったデレク・ベル(ハープ)が死去。2012年に初期メンバーのマーティン・フェイ(フィドル)死去。また、ショーン・キーン(フィドル)も療養中でツアーに参加していない状態である。その穴は、アイルランドやカナダの若手ミュージシャンらをサポートに迎えることで補って公演を続けている。結成55年を迎える現在も一年の大半をワールド・ツアーに費やし、その合間にレコーディングという精力的な活動を続けており、これまでに40枚以上のアルバムをリリースしている。

1991年に初来日、これまでに矢野顕子忌野清志郎元ちとせ新日本フィルなどのゲストを迎えて公演を行ってきた。

2017年、11回目の来日。「ザ・チーフタンズ来日公演2017~日本アイルランド外交関係樹立60周年記念公演」として全国9公演を行う。

ディスコグラフィ

  • The Chieftains (1963)
  • The Chieftains 2 (1969)
  • The Chieftains 3 (1971)
  • The Chieftains 4 (1973)
  • The Chieftains 5 (1975)
  • The Chieftains 6: Bonaparte's Retreat (1976)
  • The Chieftains 7 (1977)
  • The Chieftains Live! (1977)
  • The Chieftains 8 (1978)
  • The Chieftains 9: Boil the Breakfast Early (1979)
  • The Chieftains 10: Cotton-Eyed Joe (1980)
  • The Year of the French (1981)
  • The Grey Fox (1982) (soundtrack to The Grey Fox)
  • Concert Orchestra (1983)
  • The Chieftains in China (1985)
  • Ballad of the Irish Horse (1986)
  • Celtic Wedding (1987)
  • In Ireland (1987) (with James Galway)
  • Irish Heartbeat (1988) (with Van Morrison)
  • The Tailor Of Gloucester (1988)
  • A Chieftains Celebration (1989)
  • Over the Sea To Skye: The Celtic Connection (1990) (with James Galway)
  • The Bells of Dublin (1991)
  • Reel Music (1991)
  • Another Country (1992)
  • An Irish Evening (1992)
  • The Best of The Chieftains (1992)
  • The Celtic Harp: A Tribute To Edward Bunting (1993) (with The Belfast Harp Orchestra)
  • The Long Black Veil (1995)
  • Film Cuts (1996)
  • Santiago (1996)
  • Long Journey Home (1998)
  • Celtic Wedding (1998)
  • Fire in the Kitchen (1998)
  • Silent Night: A Christmas in Rome (1998)
  • Tears of Stone (1999)
  • Water From the Well (2000)
  • The Wide World Over (2002)
  • Down the Old Plank Road: The Nashville Sessions (2002)
  • Further Down the Old Plank Road (2003)
  • Live From Dublin: A Tribute To Derek Bell (2005)
  • The Essential Chieftains (2006)
  • San Patricio (2010) (with Ry Cooder)
  • Voice of Ages (2012)

メンバー

オリジナル・メンバー

サポートメンバー

  • トリーナ・マーシャル Triona Marshall(アイリッシュ・ハープ)
  • ジョン・ピラツキ Jon Pilatzke(ステップダンス、フィドル)
  • ネイサン・ピラツキ Nathan Pilatzke(ステップダンス)
  • キャラ・バトラー Cara Butler(アイリッシュ・ダンス)
  • アリス・マコーマック Alyth McCormack(ヴォーカル)

サポートメンバー(公演により入れ替えあり)

  • ディニー・リチャードソン Deanie Richardson(フィドル)
  • タラ・ブレーン Tara Breen(フィドル)
  • ティム・エディ Tim Edey(ギター)
  • ジェフ・ホワイト Jeff White(ギター)

旧メンバー

関連項目

外部リンク