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「オズボーン準男爵」の版間の差分

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[[File:Osborne of Ballintaylor arms.svg|thumb|150px|バリンタイラー=バリールモンのオズボーン準男爵家の紋章]]
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[[File:George Osborne 0437.jpg|thumb|150px|法定推定相続人の[[ジョージ・オズボーン]]。財務大臣を務めた]]
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ウォーターフォード州におけるバリンタイラー=バリールモンのオズボーン準男爵(Osborne Baronetcy, of Ballentaylor and Ballylemon in County Waterford)は、1629年10月15日に{{仮リンク|リチャード・オズボーン (初代準男爵)|label=サー・リチャード・オズボーン|en|Sir Richard Osborne, 1st Baronet}}が{{仮リンク|アイルランド準男爵|en|Baronetage of Ireland}}として叙位されたのに始まる。2代準男爵と7代準男爵は{{仮リンク|ウォーターフォード州選挙区|en|County Waterford (Parliament of Ireland constituency)}}から選出されて[[アイルランド庶民院]]議員を務めた。8代準男爵は{{仮リンク|カリスフォート選挙区|en|Carysfort (Parliament of Ireland constituency)}}から、11代準男爵はカリスフォートと{{仮リンク|エニスキレン選挙区|en|Enniskillen (Parliament of Ireland constituency)}}から選出された。11代準男爵はアイルランド独立維持を求めて1799年と1800年に[[合同法 (1800年)|合同法]]に反対票を投じている<ref>http://www.turtlebunbury.com/history/history_irish/history_irish_union_votes.htm</ref>。[[キャメロン内閣]]で[[財務大臣 (イギリス)|財務大臣]]を務めた保守党の政治家[[ジョージ・オズボーン]]は、現当主の17代準男爵の長男であり、準男爵位の[[法定推定相続人]]である。かつて[[ティペラリー]]にある{{仮リンク|ニュータウン・アナー・ハウス|en|Newtown Anner House}}を邸宅とした<ref name="burke">{{cite book |title= Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood|publisher=Burke's Peerage & Gentry |editor= Mosley, Charles |editorlink= Charles Mosley (genealogist) |edition=107 |year= 2003 |page=3030-3032 |pages= |ref=Burke |isbn=0-9711966-2-1}}</ref>
ウォーターフォード州におけるバリンタイラー=バリールモンのオズボーン準男爵(Osborne Baronetcy, of Ballentaylor and Ballylemon in County Waterford)は、1629年10月15日に{{仮リンク|リチャード・オズボーン (初代準男爵)|label=サー・リチャード・オズボーン|en|Sir Richard Osborne, 1st Baronet}}が{{仮リンク|アイルランド準男爵|en|Baronetage of Ireland}}として叙位されたのに始まる。2代準男爵と7代準男爵は{{仮リンク|ウォーターフォード州選挙区|en|County Waterford (Parliament of Ireland constituency)}}から選出されて[[アイルランド庶民院]]議員を務めた。8代準男爵は{{仮リンク|カリスフォート選挙区|en|Carysfort (Parliament of Ireland constituency)}}から、11代準男爵はカリスフォートと{{仮リンク|エニスキレン選挙区|en|Enniskillen (Parliament of Ireland constituency)}}から選出された。11代準男爵はアイルランド独立維持を求めて1799年と1800年に[[合同法 (1800年)|合同法]]に反対票を投じている<ref>http://www.turtlebunbury.com/history/history_irish/history_irish_union_votes.htm</ref>。[[キャメロン内閣]]で[[財務大臣 (イギリス)|財務大臣]]を務めた保守党の政治家[[ジョージ・オズボーン]]は、現当主の17代準男爵の長男であり、準男爵位の[[法定推定相続人]]である。かつて[[ティペラリー]]にある{{仮リンク|ニュータウン・アナー・ハウス|en|Newtown Anner House}}を邸宅とした<ref name="burke">{{cite book |title= Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood|publisher=Burke's Peerage & Gentry |editor= Mosley, Charles |editorlink= Charles Mosley (genealogist) |edition=107 |year= 2003 |page=3030-3032 |pages= |ref=Burke |isbn=0-9711966-2-1}}</ref>


*初代準男爵{{仮リンク|リチャード・オズボーン (初代準男爵)|label=サー・リチャード・オズボーン|en|Sir Richard Osborne, 1st Baronet}} (-1667)
*初代準男爵{{仮リンク|リチャード・オズボーン (初代準男爵)|label=サー・リチャード・オズボーン|en|Sir Richard Osborne, 1st Baronet}} (-1667)

2020年8月30日 (日) 23:11時点における版

オズボーン準男爵(オズボーンじゅんだんしゃく、英語: Osborne baronets)は、イギリス準男爵[注釈 1]。オズボーンの姓をもつ家が叙位された準男爵位には3つあり、2つはイングランド準男爵、1つはアイルランド準男爵である。2つが現存している。

キヴァートンのオズボーン準男爵 (1620年)

ヨーク州におけるキヴァートンのオズボーン準男爵(Osborne Baronetcy, of Kiveton in the County of York)は、1620年7月13日にイングランド準男爵英語版として叙位されたのに始まる[1]。詳細はリーズ公爵参照[2]

チクサンズのオズボーン準男爵 (1662年)

チクサンズのオズボーン準男爵家の紋章

ベッドフォード州におけるチクサンズのオズボーン準男爵(Osborne, later Osborn Baronetcy, of Chicksands in the County of Bedford)は、1662年2月11日にジョン・オズボーンがイングランド準男爵位として叙位されたのに始まる。彼はその後1674年から1698年まで大蔵省でRemembrancerを務めた。この称号は一族がチャールズ1世を支援していたことへの論功行賞だった[3]。3代準男爵はリーズ公爵オズボーン家の連枝と混同されることを避けるためにオズボーンの姓のスペルをOsborneからOsbornに改めた[3][4]。現当主9代準男爵サー・リチャード・オズボーンは、唯一の準男爵位保有資格者になっている[3]。そのため現当主が男子なく死去すれば準男爵位は廃絶することになる。

バリンタイラー=バリールモンのオズボーン準男爵 (1629年)

バリンタイラー=バリールモンのオズボーン準男爵家の紋章
法定推定相続人のジョージ・オズボーン。財務大臣を務めた

ウォーターフォード州におけるバリンタイラー=バリールモンのオズボーン準男爵(Osborne Baronetcy, of Ballentaylor and Ballylemon in County Waterford)は、1629年10月15日にサー・リチャード・オズボーン英語版アイルランド準男爵英語版として叙位されたのに始まる。2代準男爵と7代準男爵はウォーターフォード州選挙区英語版から選出されてアイルランド庶民院議員を務めた。8代準男爵はカリスフォート選挙区英語版から、11代準男爵はカリスフォートとエニスキレン選挙区英語版から選出された。11代準男爵はアイルランド独立維持を求めて1799年と1800年に合同法に反対票を投じている[5]キャメロン内閣財務大臣を務めた保守党の政治家ジョージ・オズボーンは、現当主の17代準男爵の長男であり、準男爵位の法定推定相続人である。かつてティペラリー県にあるニュータウン・アナー・ハウス英語版を邸宅とした[6]

脚注

注釈

  1. ^ 準男爵位は爵位と異なり、準男爵という肩書だけ与えられる(「○○準男爵」といった形では与えられない)。他の準男爵位と区別する必要がある場合にのみ姓名を付けたり、由来する地名を付けたりして区別する

出典

  1. ^ George Edward Cokayne Complete Baronetage Volume 1 1900
  2. ^ (英語) Burke's Genealogical and Heraldic History of the Peerage, Baronetage and Knightage. Burke's Peerage Limited. (1885). p. 794. https://books.google.com/books?id=ve8_AQAAMAAJ&pg=PA794 18 September 2017閲覧。 
  3. ^ a b c d Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. pp. 3028-3029. ISBN 0-9711966-2-1 
  4. ^ (英語) Debrett's Genealogical Peerage of Great Britain and Ireland. William Pickering. (1847). p. 453. https://books.google.com/books?id=m19HAQAAMAAJ&pg=PA453 18 September 2017閲覧。 
  5. ^ http://www.turtlebunbury.com/history/history_irish/history_irish_union_votes.htm
  6. ^ a b Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. p. 3030-3032. ISBN 0-9711966-2-1 
  7. ^ Lutyens, Dominic (12 July 2009). “Blow the Budget! at home with the founders of Osborne & Little (and the parents of the Shadow Chancellor)”. The Guardian. https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2009/jul/12/homes-osborne-and-little