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彼は[[アイルランド]] [[ドニゴール州]] セント・ジョンストン([[:en:St. Johnston]])の近くで生まれた。''1691''や[[ボシー・バンド]]といったいくつもの有名なアイルランド音楽グループへの参加経験を持ち、一方で1960年代後半からソロ活動で知られる。彼の演奏は東ドニゴール独特のスタイルである。 |
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1960年代に[[アイルランドの警察|警察官]]として勤務するため[[ダブリン]]に移った後、続いて[[クレア県]]に移り、[[:en:Kilfenora Céilí Band|キルフェノラ・ケイリー・バンド]]で長年リーダーを務めたキティー・リネン(Kitty Linnane)の娘、メアリー・リネン(Mary Linnane)と結婚し、晩年は出身地セント・ジョンストンに住んでいた。娘のシボン・ピープルズ(Siobhán Peoples)も著名なフィドル奏者である。 |
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1998年、[[アイルランド語]]のTV局 [[TG4]]が新しく創設した 'グラダム・キョール(Gradam Ceoil) TG4' にて初代のトラディショナル・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー(Traditional musician of the year)を受賞<ref>{{cite web|url=https://www.tg4.ie/en/programmes/gradam-ceoil/previous-winners/musician-of-the-year/|title=Musician of the Year TG4| accessdate = 4 August 2018}}</ref>。 |
1998年、[[アイルランド語]]のTV局 [[TG4]]が新しく創設した 'グラダム・キョール(Gradam Ceoil) TG4' にて初代のトラディショナル・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー(Traditional musician of the year)を受賞<ref>{{cite web|url=https://www.tg4.ie/en/programmes/gradam-ceoil/previous-winners/musician-of-the-year/|title=Musician of the Year TG4| accessdate = 4 August 2018}}</ref>。 |
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2013年にはやはりグラダム・キョールにてコンポーザー・オヴ・ジ・イヤー(Traditional musician of the year)を受賞<ref>{{cite web|url=https://www.tg4.ie/en/programmes/gradam-ceoil/previous-winners/composer-of-the-year/|title=Composer of the Year TG4| accessdate = 4 August 2018}}</ref>。グラダム・キョールで初めて二度受賞した人物となる。 |
2013年にはやはりグラダム・キョールにてコンポーザー・オヴ・ジ・イヤー(Traditional musician of the year)を受賞<ref>{{cite web|url=https://www.tg4.ie/en/programmes/gradam-ceoil/previous-winners/composer-of-the-year/|title=Composer of the Year TG4| accessdate = 4 August 2018}}</ref>。グラダム・キョールで初めて二度受賞した人物となる。 |
2020年8月30日 (日) 22:37時点における版
トミー・ピープルズ Tommy Peoples | |
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トミー・ピープルズ(2009年9月、ロンドン・アイリッシュ・センター(en:London Irish Centre)にて。) | |
基本情報 | |
生誕 | 1948年 |
出身地 | アイルランド ドニゴール州 |
死没 | 2018年8月3日(満70歳没) |
ジャンル | アイルランド音楽、ケルト音楽、民俗音楽 |
職業 | ミュージシャン、作曲家 |
担当楽器 | フィドル |
共同作業者 |
ボシー・バンド マット・モロイ ポール・ブレイディ |
公式サイト | http://www.tommypeoples.ie/ |
トミー・ピープルズ(Tommy Peoples、1948年 - 2018年8月3日[1])は、ドニゴールスタイルのアイリッシュフィドル奏者。いくつかのアイリッシュチューンの作者でもある。
彼はアイルランド ドニゴール州 セント・ジョンストン(en:St. Johnston)の近くで生まれた。1691やボシー・バンドといったいくつもの有名なアイルランド音楽グループへの参加経験を持ち、一方で1960年代後半からソロ活動で知られる。彼の演奏は東ドニゴール独特のスタイルである。
1960年代に警察官として勤務するためダブリンに移った後、続いてクレア県に移り、キルフェノラ・ケイリー・バンドで長年リーダーを務めたキティー・リネン(Kitty Linnane)の娘、メアリー・リネン(Mary Linnane)と結婚し、晩年は出身地セント・ジョンストンに住んでいた。娘のシボン・ピープルズ(Siobhán Peoples)も著名なフィドル奏者である。 1998年、アイルランド語のTV局 TG4が新しく創設した 'グラダム・キョール(Gradam Ceoil) TG4' にて初代のトラディショナル・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー(Traditional musician of the year)を受賞[2]。 2013年にはやはりグラダム・キョールにてコンポーザー・オヴ・ジ・イヤー(Traditional musician of the year)を受賞[3]。グラダム・キョールで初めて二度受賞した人物となる。
ドニゴール州バリーボッフィーのベイラー芸術文化センター(The Balor Arts Centre)にてTraditional Musician In Residenceに就いていた。[4]
ディスコグラフィー
- ソロ
- An Exciting Session with One of Ireland's Leading Traditional Fiddlers (1976年)
- A Traditional Experience with Tommy Peoples: A Master Irish Traditional Fiddle Player (1976年)
- The Iron Man (1985年)
- Fiddler's Fancy: Fifty Irish Fiddle Tunes Collected and Performed by the Irish Fiddle Legend (1986年)
- Traditional Irish Music Played on the Fiddle (1982年録音、1993年リリース)
- The Quiet Glen/An Gleann Ciuin (1998年)
- Waiting for a Call (2003年)
- Recorded at Fiddler’s Hearth (2005年録音、2016年リリース)
- The Bothy Band (1975年)
- ポール・ブレイディとの共演
- The High Part of the Road (1976年)
- Welcome Here Kind Stranger (1978年) 2009年リマスター [4トラックのみ参加]
- マット・モロイ、ポール・ブレイディとの共演
- Matt Molloy . Paul Brady . Tommy Peoples (1977年)
著書
- Ó Am go hAm – From Time to Time: Tutor (2015年)
脚注
- ^ “Tommy Peoples Fiddle Player & Composer”. 5 August 2018閲覧。
- ^ “Musician of the Year TG4”. 4 August 2018閲覧。
- ^ “Composer of the Year TG4”. 4 August 2018閲覧。
- ^ “Tommy Peoples Famous Violinist”. 5 August 2018閲覧。