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アジアシリーズの[[SKワイバーンズ]]戦では4回に蔡秉龍から3ラン、8回にはこのイニングを抑えられると予選敗退が決まる状況下で[[鄭大ヒョン|鄭大炫]]からこの日2本目の3ランホームランを放ちチームを決勝に導いた。
アジアシリーズの[[SKワイバーンズ]]戦では4回に蔡秉龍から3ラン、8回にはこのイニングを抑えられると予選敗退が決まる状況下で[[鄭大炫]]からこの日2本目の3ランホームランを放ちチームを決勝に導いた。


{{by|2009年}}は自身初の二桁本塁打を記録。
{{by|2009年}}は自身初の二桁本塁打を記録。

2020年8月28日 (金) 21:50時点における版

劉 芙豪
Fu-Hao Liu
統一ライオンズ #56
2008年1月
基本情報
国籍 中華民国の旗 中華民国台湾
出身地 台中市
生年月日 (1978-11-14) 1978年11月14日(46歳)
身長
体重
180 cm
77 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2004年
初出場 2004年3月3日
最終出場 2018年9月22日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

劉 芙豪(りゅう ふごう、リィウ・フゥハオ、1978年11月14日 - )は、台湾中華民国)の台中市出身のプロ野球選手外野手)。右投げ右打ち。統一ライオンズに所属している。

経歴

台北體院から合作金庫銀行を経て、2004年に中華職業棒球大聯盟統一ライオンズに入団。

2004年はCPBLに入団した台湾出身選手では史上初となる初打席本塁打を放ったものの、この年は54試合に出場し2本塁打、打率,117に終わる。67打席で27三振と打撃の荒さが目立った。

2005年はレギュラーを掴み94試合に出場。この年のオープン戦では満塁本塁打を放ったが、前を行く一塁走者の高志綱を追い越してしまい本塁打安打に訂正されるという珍事を起こしている。

2006年は初のゴールデングラブ賞とベストナイン(台湾では指名打者も含まれるので最佳十人獎と言われる)を受賞した。

2007年は自己最高の打率,338を記録し、2年連続のゴールデングラブ賞とベストナインを受賞。台湾シリーズでは3本塁打を放ちチームの優勝に貢献した。地元台中で行われた北京オリンピック予選にも出場。

2008年はリーグただ一人となる全試合出場を果たしたが、打撃不振に陥り前年度の打率を一割以上下げた。

アジアシリーズのSKワイバーンズ戦では4回に蔡秉龍から3ラン、8回にはこのイニングを抑えられると予選敗退が決まる状況下で鄭大炫からこの日2本目の3ランホームランを放ちチームを決勝に導いた。

2009年は自身初の二桁本塁打を記録。

2010年は31盗塁をマークした。

2016年開幕前の1月29日に「侍ジャパン強化試合 日本 vs チャイニーズタイペイ」のチャイニーズタイペイ代表27名に選出されたことが発表された[1]

選手としての特徴

バッティングフォームはバットを背中の後ろに構えて上下に揺らし、一気に振り抜く独特のフォームによるフルスイングが持ち味。一見非常に粗いフォームでありながら選球眼に併せた待球打法を良しとする。ボール・ストライクに関わらず自分の苦手な球に手を出さないこと、言い換えれば「粘る力」。相手投手の疲弊を招き、四球を得る確率の向上に繋がる。しかし、その一方で三振数は多く、2011シーズンの80三振はリーグ1位を記録した。

人物

ニックネームは「小破」もしくは「葡萄」。「小破」は劉芙豪が高校時代に、漫画『破壊王ノリタカ!』の主人公沢村典隆に似ていることから付けられたニックネームで、当初は「破壊王」と呼ばれていたが、簡略化されて現在の「小破」になった。「葡萄」は本人の名前の北京語での発音が似ているからである。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2004 統一 54 67 60 10 7 2 1 2 17 2 2 1 0 0 4 0 3 27 2 .117 .209 .283 .492
2005 93 264 243 36 63 15 1 3 89 25 13 0 3 3 11 0 4 59 2 .259 .299 .366 .665
2006 97 331 280 50 79 10 5 7 120 37 6 6 6 1 35 0 8 62 7 .282 .377 .429 .806
2007 94 360 328 45 111 25 1 9 165 58 7 3 1 1 26 0 4 62 10 .338 .393 .503 .896
2008 100 358 309 46 73 15 3 8 118 49 1 0 0 11 34 0 4 74 8 .236 .310 .382 .692
2009 93 348 298 44 82 13 2 11 132 46 4 1 0 4 41 1 4 66 6 .275 .368 .443 .811
2010 119 495 433 50 121 20 1 10 173 59 31 15 4 2 49 1 6 86 12 .279 .360 .400 .760
2011 117 522 456 85 141 21 2 14 208 57 23 12 2 5 48 5 6 80 12 .309 .385 .456 .841
2012 110 433 374 54 95 18 0 6 131 37 14 7 1 4 49 0 5 65 6 .254 .345 .350 .695
2013 68 253 211 36 56 8 4 1 75 27 5 2 1 3 34 1 3 34 8 .265 .373 .355 .728
2014 109 466 417 66 113 19 4 11 173 58 13 8 0 4 41 2 2 80 13 .271 .339 .415 .754
2015 61 266 230 38 63 9 0 15 117 53 3 2 2 0 32 0 2 52 5 .274 .367 .509 .876
2016 76 229 187 31 58 14 0 11 105 41 3 4 1 3 34 1 3 55 7 .310 .421 .561 .982
通算:13年 1191 4392 3826 591 1062 189 24 108 1623 549 125 61 21 41 438 11 54 802 98 .278 .358 .424 .782
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 2016年度シーズン終了時

表彰

背番号

  • 56 (2004年 - )

代表歴

脚注

  1. ^ 中職日職對抗賽 代表隊參賽名單出爐 中華職棒大聯盟全球資訊網The Official Site of CPBL (中国語) (2016年1月29日) 2016年2月17日閲覧

外部リンク