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*[[1943年]](昭和18年)3月、[[輜重兵]]として徴集され、[[インドネシア]][[スマトラ島]]にて従軍<ref name=":6">萩谷朴『ボクの大東亜戦争-心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出-』 新潮社、1992年</ref>。
*[[1943年]](昭和18年)3月、[[輜重兵]]として徴集され、[[インドネシア]][[スマトラ島]]にて従軍<ref name=":6">萩谷朴『ボクの大東亜戦争-心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出-』 新潮社、1992年</ref>。
*[[1946年]](昭和21年)6月、復員。二松学舎専門学校教授。後に新制大学移行に伴い、[[二松学舎大学]]教授。
*[[1946年]](昭和21年)6月、復員。二松学舎専門学校教授。後に新制大学移行に伴い、[[二松学舎大学]]教授。
*[[1946年]](昭和21年)12月、義兄(長姉の夫)の声楽家[[徳山たまき|徳山璉]]生前の知遇を生かして[[日本放送協会]]ラジオ第一、第二放送の「仲良しクラブ」「子どもの話」「お早う番組」「今日の話題」「明日の暦」等の番組に匿名で原稿を執筆(下記著書の※1それぞれに収録)。(昭和33年)まで<ref name=":7">萩谷 朴『風物ことば十二カ月』 新潮選書、1998年</ref>。
*[[1946年]](昭和21年)12月、義兄(長姉の夫)の声楽家[[徳山璉]]生前の知遇を生かして[[日本放送協会]]ラジオ第一、第二放送の「仲良しクラブ」「子どもの話」「お早う番組」「今日の話題」「明日の暦」等の番組に匿名で原稿を執筆(下記著書の※1それぞれに収録)。(昭和33年)まで<ref name=":7">萩谷 朴『風物ことば十二カ月』 新潮選書、1998年</ref>。
*[[1947年]](昭和22年) 9月~12月、戦前に池田亀鑑が編集顧問を務めた『[[少女の友]]』([[実業之日本社]])に、小説「こども今昔物語」を発表(下記著書の※2に収録)<ref name=":8">萩谷朴『ボクおじさんの昔話』 笠間書院、1986年</ref>。
*[[1947年]](昭和22年) 9月~12月、戦前に池田亀鑑が編集顧問を務めた『[[少女の友]]』([[実業之日本社]])に、小説「こども今昔物語」を発表(下記著書の※2に収録)<ref name=":8">萩谷朴『ボクおじさんの昔話』 笠間書院、1986年</ref>。
*[[1968年]](昭和43年) [[女子聖学院短期大学]]教授。
*[[1968年]](昭和43年) [[女子聖学院短期大学]]教授。
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*[[小松茂美]]
*[[小松茂美]]
*[[中村義雄]]
*[[中村義雄]]
*[[徳山たまき|徳山璉]]
*[[徳山璉]]
*[[萩谷順]]
*[[萩谷順]]


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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[タニマチ]]
*[[タニマチ]]
*長姉・徳山寿子([[1902年]]~[[1992年]])は[[声楽家]][[徳山たまき|徳山璉]]の妻で、[[坂本龍一]]もピアノ教室に通った音楽家。コップなどを使った創作楽器の演奏で活躍し、日本テレビ「徳山寿子のキッチン楽団(坂本も参加)」に出演していた[https://this.kiji.is/383391540724761697 。]
*長姉・徳山寿子([[1902年]]~[[1992年]])は[[声楽家]][[徳山璉]]の妻で、[[坂本龍一]]もピアノ教室に通った音楽家。コップなどを使った創作楽器の演奏で活躍し、日本テレビ「徳山寿子のキッチン楽団(坂本も参加)」に出演していた[https://this.kiji.is/383391540724761697 。]


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2020年8月25日 (火) 05:14時点における版

萩谷 朴(はぎたに ぼく、1917年11月9日 - 2009年1月24日)は、日本国文学者大東文化大学名誉教授、二松学舎大学名誉教授。日本文学大賞受賞者。

経歴

著書

  • 「国宝『内大臣殿歌合』解説」根津美術館、1943年
  • 『平安朝文学の史的考察』 白帝社、1969年 ※東京帝国大学卒業論文を公刊
  • 『ボクおじさんの昔話』 笠間書院、1986年(※2)
  • 『歴史366日-今日はどんな日-』 新潮選書、1989年(※1)
  • 『おもしろ奇語辞典』 新潮社、1990年
  • 『おもいっきり侃侃』 河出書房新社、1990年
  • 『ボクの大東亜戦争-心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出-』 新潮社、1992年
  • 『本文解釈学』 河出書房新社、1994年
  • 『風物ことば十二カ月』 新潮選書、1998年(※1)
  • 『語源の快楽』 新潮文庫、2000年(『おもしろ奇語辞典』 新潮社、1990年を改題)
  • 『紫式部の蛇足貫之の勇み足』 新潮選書、2000年

校注

  • 土佐日記 紀貫之全集』 朝日新聞社 1950年(日本古典全書)
  • 『へいちうものがたり』 赤堤居私家版 1952年
  • 『土佐日記新釈』要書房 1954年
  • 『平安朝歌合大成』 全10巻 赤堤居私家版 1957-1969年 (東京大学国語国文学会賞〈久松潜一賞〉受賞)
  • 『平安朝歌合古筆現在書目録』 赤堤居私家版 1958年
  • 『平中全講』赤堤居私家版 1959年
  • 平中物語角川文庫 1960年
  • 日本古典文学大系 第74 歌合集』 谷山茂共校注 岩波書店 1965年
  • 『土佐日記全注釈』 角川書店 1967年(日本古典評釈・全注釈叢書)
  • 松浦宮物語藤原定家 角川文庫 1970年
  • 紫式部日記全注釈』 角川書店 1971-1973年(日本古典評釈全注釈叢書)
  • 『枕草子』 清少納言 新潮社 1977年(新潮日本古典集成
  • 『平中全講』(復刊)同朋舎 1978年
  • 『平安朝歌合大成』 全10巻(復刊)同朋舎 1979年 /増補新訂 全5巻 1995-1996年
  • 『枕草子解環』 全5巻 同朋舎 1981-1983年
  • 『清少納言全歌集-解釈と評論-』笠間書院、1986年
  • 『枕草子解釈の諸問題』 新典社、1991年(新典社注釈叢書)
  • 『松浦宮全注釈』 若草書房 1997年

評伝

  • 浅田 徹「萩谷朴―『平安朝歌合大成』への道」『戦後和歌研究者列伝』笠間書院. 2006年11月
  • 上原作和「幻の『源氏物語全註釈』―萩谷朴小伝」「特集・『源氏物語』一千年の時空」『勉誠通信』7号 勉誠出版 2009年5月

参考文献

  • 赤堤会編『萩谷朴 人と教育』赤堤会.1991年3月
  • 萩谷朴「歌合巻発見と池田亀鑑先生・その一 その二」「水茎」16.17号 古筆学研究所 1994年3月.10月
  • 萩谷朴「学史:知ラザルヲ知ラズトセヨ、之レ知ル也(上下)ゼロからの出発・学問の道」『古代文化』通巻477.478号、1998年10.11月号 古代学協会
  • 萩谷朴 新潮社|著者プロフィール

関連人物

脚注

  1. ^ 萩谷朴『ボクの大東亜戦争-心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出-』 新潮社、1992年
  2. ^ 萩谷 朴「学史:知ラザルヲ知ラズトセヨ、之レ知ル也(上下)ゼロからの出発・学問の道」『古代文化』通巻477.478号、1998年10.11月号 古代学協会
  3. ^ 神野藤昭夫・解説『日本文学研究資料叢書 平安朝物語 Ⅲ』、有精堂出版、1979年
  4. ^ 萩谷 朴「学史:知ラザルヲ知ラズトセヨ、之レ知ル也(上下)ゼロからの出発・学問の道」『古代文化』通巻477.478号、1998年10.11月号 古代学協会
  5. ^ 浅田 徹「萩谷朴―『平安朝歌合大成』への道」『戦後和歌研究者列伝』笠間書院. 2006年11月
  6. ^ 萩谷朴『ボクの大東亜戦争-心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出-』 新潮社、1992年
  7. ^ 萩谷 朴『風物ことば十二カ月』 新潮選書、1998年
  8. ^ 萩谷朴『ボクおじさんの昔話』 笠間書院、1986年

関連項目

  • タニマチ
  • 長姉・徳山寿子(1902年1992年)は声楽家徳山璉の妻で、坂本龍一もピアノ教室に通った音楽家。コップなどを使った創作楽器の演奏で活躍し、日本テレビ「徳山寿子のキッチン楽団(坂本も参加)」に出演していた

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