「モメタゾン」の版間の差分
→単剤の市販品: アズマネックス、フルメタ |
|||
57行目: | 57行目: | ||
一般的な副作用は、喘息のために吸入で使用した際は、頭痛、のどの痛み、および、気道の[[カンジダ症]]がある<ref name="AHFS2019Asthma">{{Cite web|title=Mometasone Furoate Monograph for Professionals|url=https://www.drugs.com/monograph/mometasone-furoate.html|website=Drugs.com|publisher=American Society of Health-System Pharmacists|accessdate=11 March 2019|language=en}}</ref>。 |
一般的な副作用は、喘息のために吸入で使用した際は、頭痛、のどの痛み、および、気道の[[カンジダ症]]がある<ref name="AHFS2019Asthma">{{Cite web|title=Mometasone Furoate Monograph for Professionals|url=https://www.drugs.com/monograph/mometasone-furoate.html|website=Drugs.com|publisher=American Society of Health-System Pharmacists|accessdate=11 March 2019|language=en}}</ref>。 |
||
点鼻で使用する場合は、上気道感染症と[[鼻血|鼻出血]]がある<ref name="AHFS2019Nose">{{Cite web|title=Mometasone Furoate eent Monograph for Professionals|url=https://www.drugs.com/monograph/mometasone-furoate-eent.html|website=Drugs.com|publisher=American Society of Health-System Pharmacists|accessdate=11 March 2019|language=en}}</ref>。皮膚に塗布する場合は、[[尋常性 |
点鼻で使用する場合は、上気道感染症と[[鼻血|鼻出血]]がある<ref name="AHFS2019Nose">{{Cite web|title=Mometasone Furoate eent Monograph for Professionals|url=https://www.drugs.com/monograph/mometasone-furoate-eent.html|website=Drugs.com|publisher=American Society of Health-System Pharmacists|accessdate=11 March 2019|language=en}}</ref>。皮膚に塗布する場合は、[[尋常性痤瘡|にきび]]、皮膚萎縮、およびかゆみなどが挙げられる<ref name="AHFS2019Skin">{{Cite web|title=Mometasone Furoate topical Monograph for Professionals|url=https://www.drugs.com/monograph/mometasone-furoate-topical.html|website=Drugs.com|publisher=American Society of Health-System Pharmacists|accessdate=11 March 2019|language=en}}</ref>。モメタゾンは[[炎症]]を抑えることにより薬効を示す。 |
||
モメタゾンフランカルボン酸エステルは1981年に特許を取得し、1987年に医療用に市販された<ref name="Fis2006">{{Cite book|last=Fischer|first=Jnos|last2=Ganellin|first2=C. Robin|title=Analogue-based Drug Discovery|date=2006|publisher=John Wiley & Sons|isbn=9783527607495|page=488|url=https://books.google.ca/books?id=FjKfqkaKkAAC&pg=PA488|language=en}}</ref>。[[後発医薬品|ジェネリック医薬品]]も入手可能である<ref name="BNF76">{{Cite book|title=British national formulary : BNF 76|date=2018|publisher=Pharmaceutical Press|isbn=9780857113382|pages=265|edition=76}}</ref>。イギリスで吸入器(インヘラー)を使うと1か月で [[国民保健サービス|NHS]]費用が約30ポンド(約3000円)かかるが、2019年の時点で点鼻スプレーは2ポンド(約300円)未満である。2016年には、300万件以上処方され、アメリカ合衆国では165番目に多い処方薬だった<ref>{{Cite web|title=The Top 300 of 2019|url=https://clincalc.com/DrugStats/Top300Drugs.aspx|website=clincalc.com|accessdate=22 December 2018}}</ref>。 |
モメタゾンフランカルボン酸エステルは1981年に特許を取得し、1987年に医療用に市販された<ref name="Fis2006">{{Cite book|last=Fischer|first=Jnos|last2=Ganellin|first2=C. Robin|title=Analogue-based Drug Discovery|date=2006|publisher=John Wiley & Sons|isbn=9783527607495|page=488|url=https://books.google.ca/books?id=FjKfqkaKkAAC&pg=PA488|language=en}}</ref>。[[後発医薬品|ジェネリック医薬品]]も入手可能である<ref name="BNF76">{{Cite book|title=British national formulary : BNF 76|date=2018|publisher=Pharmaceutical Press|isbn=9780857113382|pages=265|edition=76}}</ref>。イギリスで吸入器(インヘラー)を使うと1か月で [[国民保健サービス|NHS]]費用が約30ポンド(約3000円)かかるが、2019年の時点で点鼻スプレーは2ポンド(約300円)未満である。2016年には、300万件以上処方され、アメリカ合衆国では165番目に多い処方薬だった<ref>{{Cite web|title=The Top 300 of 2019|url=https://clincalc.com/DrugStats/Top300Drugs.aspx|website=clincalc.com|accessdate=22 December 2018}}</ref>。 |
2020年8月24日 (月) 23:37時点における版
IUPAC命名法による物質名 | |
---|---|
| |
臨床データ | |
販売名 | Nasonex, Asmanex, Elocon, others[1] |
Drugs.com | monograph |
胎児危険度分類 |
|
法的規制 |
|
薬物動態データ | |
生物学的利用能 | Nasal spray is virtually undetectable in plasma; but systemic availability is comparable to fluticasone[2] |
血漿タンパク結合 | 98% to 99% |
代謝 | Liver |
半減期 | 5.8 hours |
データベースID | |
CAS番号 | 105102-22-5 83919-23-7 |
ATCコード | D07AC13 (WHO) R01AD09 (WHO), R03BA07 (WHO) |
PubChem | CID: 441336 |
ChemSpider | 390091 |
UNII | 8HR4QJ6DW8 |
ChEBI | CHEBI:47564 |
ChEMBL | CHEMBL1161 |
別名 | 9α,21-Dichloro-11β,17α-dihydroxy-16α-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione 17α-(2-furoate) |
化学的データ | |
化学式 | C22H28Cl2O4 for mometasone C27H30O6Cl2 as furoate |
分子量 | 427.361 g/mol (mometasone) 521.4 g/mol (furoate) |
| |
モメタゾン(英: mometasone)またはモメタゾンフランカルボン酸エステル(英: mometasone furoate)とは、皮膚病、花粉症、および喘息の治療に用いられるステロイド系抗炎症薬の1種である[3][4][5]。特に、喘息発作の予防のために吸入して、気道の炎症を抑えるために使用されるものの、喘息発作が発生した場合は別な薬剤で治療する。また、皮膚に塗布して用いることや、点鼻で用いることもできる。
一般的な副作用は、喘息のために吸入で使用した際は、頭痛、のどの痛み、および、気道のカンジダ症がある[3]。 点鼻で使用する場合は、上気道感染症と鼻出血がある[5]。皮膚に塗布する場合は、にきび、皮膚萎縮、およびかゆみなどが挙げられる[4]。モメタゾンは炎症を抑えることにより薬効を示す。
モメタゾンフランカルボン酸エステルは1981年に特許を取得し、1987年に医療用に市販された[6]。ジェネリック医薬品も入手可能である[7]。イギリスで吸入器(インヘラー)を使うと1か月で NHS費用が約30ポンド(約3000円)かかるが、2019年の時点で点鼻スプレーは2ポンド(約300円)未満である。2016年には、300万件以上処方され、アメリカ合衆国では165番目に多い処方薬だった[8]。
医療用途
モメタゾンフランカルボン酸エステルは、炎症性皮膚疾患(湿疹や乾癬など)(局所型)、アレルギー性鼻炎(花粉症など)(局所型)、喘息(吸入型)[9] [10]、包茎の治療に使用されるコルチコステロイド[11] 。ステロイド強度に関しては、ヒドロコルチゾンよりも強力であり、デキサメタゾンよりも弱い [12]。
モメタゾンの使用で、アデノイド肥大の子どもの症候性改善を、いくつかの低品質のエビデンスが示唆している[13]。
モメタゾンは、乾癬やアトピー性皮膚炎などの糖質コルチコイドによる治療に反応する皮膚状態の、炎症とかゆみを緩和するために使用される[14] [15]。
モメタゾン点鼻薬は、成人(高齢者を含む)および2歳以上の子供に用いられ、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)や鼻詰まり、鼻汁、かゆみ、くしゃみなどのその他のアレルギー(通年性鼻炎)などの症状を軽減し、鼻ポリープの治療にも用いられる[16]。
喘息
モメタゾンフランカルボン酸エステルはステロイドホルモン剤であり、喘息患者は吸入することで、気道の炎症を抑えることで喘息を治療する。したがって、作用機序の異なるホルモテロールのようなβ2作動薬と喘息の治療時に併用できる[13][17]。
なお、スポーツにおけるドーピングが問題になり続けており、2019年現在、糖質コルチコイドの全身的使用は禁止されているものの、喘息の疾患に対する吸入による局所使用は可能とされており、2019年のアンチ・ドーピング利用可能薬リストには、気管支炎・気管支喘息の治療に用いるモメタゾンフランカルボン酸エステル「アズマネックスツイストヘラー」が掲載されている[18]。
薬理学
薬力学
モメタゾンフランカルボン酸エステルは、いくつかの薬理作用により炎症を軽減する[16][19][20]:
- 炎症性タンパク質の活性化の逆転
- 抗炎症タンパク質の分泌の活性化
- 細胞膜の安定化
- 炎症細胞の流入の減少
モメタゾンフランカルボン酸エステルの糖質コルチコイド特性に加えて、プロゲステロン受容体の非常に強力なアゴニストであり、ミネラルコルチコイド受容体の部分アゴニストである[21]。
作用機序
モメタゾンは、他のコルチコステロイドと同様に、抗炎症、鎮痒、および血管収縮特性を備えている。アレルギーでは、コルチコステロイドは、アレルギー反応の原因となるさまざまな種類の細胞(マスト細胞および好酸球)のアレルギー反応を軽減する。モメタゾンや他のコルチコステロイドは血液中を容易に循環し、細胞膜を通過して細胞質受容体と結合し、タンパク質の転写と合成をもたらす。また、モノオキシゲナーゼの活性に関与する酵素のシトクロムP450 2C8の作用も阻害する[22]。
白血球の加水分解酵素酸の遊離の減少、炎症部位でのマクロファージの蓄積の防止、毛細血管壁への白血球の付着の妨害、毛細血管膜の透過性の低下により抗炎症作用を示し、結果として浮腫が減少、補完的な成分の減少、ヒスタミンおよびキニンの遊離の阻害、瘢痕組織形成の妨害をする[23]。線維芽細胞とコラーゲン沈着物の増殖も減少する。コルチコステロイド抗炎症作用は、リポコルチンと総称されるホスホリパーゼA2の阻害タンパク質に結合すると考えられている。リポコルチンは、プロスタグランジンおよびロイコトリエンとして炎症の強力なメディエーターの生合成を制御し、アラキドン酸の分子前駆体の遊離を抑制する。モメタゾンは鼻腔内で、鼻漏、鼻詰まり、鼻汁、くしゃみ、咽頭のかゆみなどの症状を緩和する。皮膚に局所投与すると、慢性または急性の皮膚病に伴う炎症が軽減される。
薬物動態
代謝
モメタゾンフランカルボン酸エステルから複数の代謝産物への広範な肝代謝が起こる。血漿では主要代謝物は検出されない。in vitro実験で、インキュベーションにより形成される微量代謝物の1つは、フロエート6β-ヒドロキシモメタゾン(furoate 6β-hydroxymometasone)である。 ヒト肝ミクロソームでは、これらの代謝物の形成はCYP3A4によって制御されている [16]。
モメタゾン
モメタゾン自体は、合成ステロイド性 グルココルチコイドまたはコルチコステロイドであり、市販されていない[24] [25] [26] 。モメタゾンのC17αフランカルボン酸エステルが市販薬である 。モメタゾンフランカルボン酸エステルは、モメタゾンのプロドラッグとして機能する [27]。糖質コルチコイド活性に加えて、モメタゾンは非常に強力な黄体ホルモン産生生活性も有しており、 ミネラルコルチコイド受容体の 部分アゴニストとして作用する[21]。
市販品
単剤の市販品
2016年時点で、モメタゾンフランカルボン酸エステルは、多くの商品名で、鼻腔内、経口吸入、および局所投与用製剤として、ヒトおよび獣医用で、また他の薬物との合剤で、世界中で入手可能である[1]。日本では点鼻薬はナゾネックス点鼻液とそのジェネリック、吸入薬はアズマネックスツイストヘラー、外用(軟膏、クリーム、ローション)薬はフルメタとそのジェネリック、がある。
2016年の時点の、モメタゾンフランカルボン酸エステル単剤の商品名:Alcom, Altosone, Asmanex(アズマネックス), Atozon, Aureox, Belloseta, Bioelementa, Biometasona, Bloctimo, Borgasone, Breso, Broner, Codermo, Cortynase, Cutimom, Cutizone, Cutticom, Dance, Demoson, Dergentil, Derimod, Dermacortine, Dermaten, Dermome, Dermosona, Dermotasone, Dermovel, Desdek, Ecelecort, Ecural, Edelan, Elica, Elisone, Elisox, Elitasone, Elna, Elocan, Elocom, Elocon, Elocortin, Elofute, Elomet, Elomox, Eloskin, Eloson, Elosone, Elovent, Elox, Etacid, Eversone, Eztom, F-Din, Fenisona, Flazcort, Flogocort, Fremomet, Frondava, Fu Mei Song, Fulmeta(フルメタ), Furo, Furoato de Mometasona, Furoderm, Gistan-H, Honmet, Iflacort, Intercon, Ivoxel, Kalmente, Konex, Ladexol, Lisoder, Logren, Loksin, Lomeane, M-Furo, Makiren, Mefurosan, Melocort, Mena, Mesone, Metacortil, Metactiv, Metaflam, Metagra, Metasafe, Metason, Metasone, Metaspray, Metatop, Metaz, Metmin, Metsone, Midermin, Mifusin, Minyear, Mofacort, Mofulex, Mofur, Mofuroate, Molison, Momate, Momax, Momecon, Momecort, Momecutan, Momederm, MomeGalen, Momegen, Momekort, Momelab, Momentum, Momeplus, Momerid, Momeson, Momesone, Momester, Momet, Mometa, Mometagen, Mometason, Mometasona, Mometasona Furoato, Mometasone Furoate, Mometasone Furoate Hydrate, Mometasonfuroaat, Mometasonfuroat, Mometasoni furoas, Mometasonum, Mometasyn, Mometasyn, Mometax, Mometazon, Mometazona, Mometazona Fuorat, Mometazonfuroat, Mometix-AQ, Momevate, Momexa, Mommex, Mommox, Momtas, Monaliz, Monez, Monovel, Monovo, Mosone, Motaderm, Motaneal, Movesan, Mtaz, Mundoson, Murozo, Myrey, Narinex, Nasamet, Nasehaler, Nasocure, Nasomet, Nasometin, Nasonex(ナゾネックス), Nassomet, Nazofix, Nazoster, Netonox, Nexomist, Novasone, Ovison, Ovixan, Oximax, Pharmecort, Pluster, Pronasal, Propel, Prospiril, Pydercon, Rinelon, Rinitek, Rino-Val, Rinobudex, Rinonex, Rinosal, Rinosona, Rinoval, Risonel, Sensicort, Septopic, Silkaren, Soneta, Suavicort, Suqi, Synaller, Tabunex, Topcort, Topison, Uniclar, Uniderm, Vizomet, Yperod, Zalconex, and Zynovate [1]。
組み合わせ(配合剤)
日本では市販されていないが、2016年の時点で利用可能な配合剤には以下のようなものがある[1]:
- Nasaflex - モメタゾンとアゼラスチン
- 獣医用Mometamax - モメタゾンとクロトリマゾールとゲンタマイシン
- 獣医用Claro - モメタゾンとフロルフェニコールとテルビナフィン
- DuleraおよびZenhale - モメタゾンとフォルモテロール
- Momate-F - モメタゾンとフシジン酸
- Elica MおよびSensicort-F - モメタゾンとミコナゾール
- Sensicort-B - モメタゾンとムピロシン
- 獣医用Posatex - モメタゾンとオルビフロキサシンとポサコナゾール
- Belosalic, Cortimax-S, Elicasal, Elocom Plus, Elosalic, Momate, Momesalic, Momtas, Monsalic, and Sensicort-S - モメタゾンとサリチル酸
- Tazasone - モメタゾンとタザロテン
- Cutizone-T - モメタゾンとテルビナフィン
出典
- ^ a b c d “International brands for Mometasone”. Drugs.com. 17 November 2016閲覧。
- ^ Zia R. Tayab; Tom C. Fardon; Daniel K. C. Lee; Kay Haggart; Lesley C. McFarlane; Brian J. Lipworth; Günther Hochhaus (November 2007). “Pharmacokinetic/pharmacodynamic evaluation of urinary cortisol suppression after inhalation of fluticasone propionate and mometasone furoate”. Br J Clin Pharmacol 64 (5): 698–705. doi:10.1111/j.1365-2125.2007.02919.x. PMC 2203259. PMID 17509041 .
- ^ a b “Mometasone Furoate Monograph for Professionals” (英語). Drugs.com. American Society of Health-System Pharmacists. 11 March 2019閲覧。
- ^ a b “Mometasone Furoate topical Monograph for Professionals” (英語). Drugs.com. American Society of Health-System Pharmacists. 11 March 2019閲覧。
- ^ a b “Mometasone Furoate eent Monograph for Professionals” (英語). Drugs.com. American Society of Health-System Pharmacists. 11 March 2019閲覧。
- ^ Fischer, Jnos; Ganellin, C. Robin (2006) (英語). Analogue-based Drug Discovery. John Wiley & Sons. p. 488. ISBN 9783527607495
- ^ British national formulary : BNF 76 (76 ed.). Pharmaceutical Press. (2018). pp. 265. ISBN 9780857113382
- ^ “The Top 300 of 2019”. clincalc.com. 22 December 2018閲覧。
- ^ “Mometasone furoate in the management of asthma: a review”. Ther Clin Risk Manag 4 (6): 1201–8. (December 2008). doi:10.2147/TCRM.S3261. PMC 2643101. PMID 19337427 .
- ^ Bousquet J (May 2009). “Mometasone furoate: an effective anti-inflammatory with a well-defined safety and tolerability profile in the treatment of asthma”. Int. J. Clin. Pract. 63 (5): 806–19. doi:10.1111/j.1742-1241.2009.02003.x. PMID 19392928.
- ^ Khope S (March 2010). “Topical mometasone furoate for phimosis”. Indian Pediatr 47 (3): 282. PMID 20371899.
- ^ Williams, DM (2005). “What does potency actually mean for inhaled corticosteroids?”. The Journal of Asthma 42 (6): 409–17. doi:10.1081/jas-57878. PMID 16293535.
- ^ a b Passali, D; Spinosi, MC; Crisanti, A; Bellussi, LM (2 May 2016). “Mometasone furoate nasal spray: a systematic review.”. Multidisciplinary Respiratory Medicine 11: 18. doi:10.1186/s40248-016-0054-3. PMC 4852427. PMID 27141307 .
- ^ Green, C; Colquitt, JL; Kirby, J; Davidson, P; Payne, E (November 2004). “Clinical and cost-effectiveness of once-daily versus more frequent use of same potency topical corticosteroids for atopic eczema: a systematic review and economic evaluation.”. Health Technology Assessment (Winchester, England) 8 (47): iii, iv, 1–120. doi:10.3310/hta8470. PMID 15527669 .
- ^ Prakash, A; Benfield, P (January 1998). “Topical mometasone. A review of its pharmacological properties and therapeutic use in the treatment of dermatological disorders.”. Drugs 55 (1): 145–63. doi:10.2165/00003495-199855010-00009. PMID 9463794.
- ^ a b c “Nasonex label”. FDA (January 2011). 2019年12月18日閲覧。
- ^ Bousquet, J (May 2009). “Mometasone furoate: an effective anti-inflammatory with a well-defined safety and tolerability profile in the treatment of asthma.”. International Journal of Clinical Practice 63 (5): 806–19. doi:10.1111/j.1742-1241.2009.02003.x. PMID 19392928.
- ^ 使用可能薬リスト 日本スポーツ協会 (PDF)
- ^ Publishers, Jones and Bartlett (2009-07-15). Nurse's Drug Handbook 2010. p. 677. ISBN 978-0-7637-7900-9
- ^ Mani S. Kavuru (2007). “ch. 9 Anti-inflammatory agents”. Diagnosis and Management of Asthma. ISBN 978-1-932610-38-3
- ^ a b “Mometasone furoate is a less specific glucocorticoid than fluticasone propionate”. Eur. Respir. J. 20 (6): 1386–92. (2002). doi:10.1183/09031936.02.02472001. PMID 12503693.
- ^ Walsky, R. L.; Gaman EA; Obach RS. (Jan 2005). “Pharmacokientics, Pharmacodynamics, and Drug Metabolism”. Examination of 209 drugs for inhibition of cytochrome P450 2C8.. 45 (Pfizer Global Research and Development ed.). USA.: J Clin Pharmacol.. pp. 68–78. PMID 15601807
- ^ Blaiss, MS (2011). “Safety update regarding intranasal corticosteroids for the treatment of allergic rhinitis.”. Allergy and Asthma Proceedings 32 (6): 413–8. doi:10.2500/aap.2011.32.3473. PMID 22221434.
- ^ J. Elks (14 November 2014). The Dictionary of Drugs: Chemical Data: Chemical Data, Structures and Bibliographies. Springer. pp. 834–. ISBN 978-1-4757-2085-3
- ^ Index Nominum 2000: International Drug Directory. Taylor & Francis. (January 2000). pp. 701–. ISBN 978-3-88763-075-1
- ^ I.K. Morton; Judith M. Hall (31 October 1999). Concise Dictionary of Pharmacological Agents: Properties and Synonyms. Springer Science & Business Media. pp. 185–. ISBN 978-0-7514-0499-9
- ^ Ruben Vardanyan; Victor Hruby (7 January 2016). Synthesis of Best-Seller Drugs. Elsevier Science. pp. 463–. ISBN 978-0-12-411524-8