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*4.※借王4 7/4([[清水綋治]]、[[仁支川峰子|西川峰子]]、[[中本賢]]) |
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2020年8月20日 (木) 00:04時点における版
借王 | |
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漫画:借王 | |
原作・原案など | 平井りゅうじ |
作画 | 土山しげる |
出版社 | リイド社 |
掲載誌 | リイド・コミック |
テンプレート - ノート |
『借王』(シャッキング)は、リイド・コミックで連載されていた、平井りゅうじ原作・土山しげる作画の漫画作品。
1997年から2002年に日活製作・配給により哀川翔主演で映画化された。全9作。
また、WOWOWで連続ドラマとして、2009年10月(全8話)、2011年1月(全8話)が放送されたほか、2014年にはテレビ東京で、単発テレビドラマとして放送されている。
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ひかり銀行大阪中央支店で次長を務める安斉満は、東大卒のエリート銀行マン。周囲からは「出世街道まっしぐら」と言われ、大変期待されている存在。だが、一つだけ弱点があった。大金を預金している顧客・青柳様の15億円を使い込んでいたのである。青柳様から「黙っている代わりに1億ずつ返して欲しい」と言われ、首が回らなくなってしまった。たまたま出会った浪速南署の刑事・水沼正三警部補と、経営がうまく行かなくなった高級クラブ「バセロン」のママ・森下怜子の3人でビジネスパートナーシップを組み、悪質な仕事をしている会社及び人間を騙し、金を巻き上げる。
登場人物
安斎満本編主人公
書誌情報
- 『借王』 リイド社〈SPコミックス〉
- 借王 1 1996年ISBN 978-4-8458-1378-0 3月発売、
- 借王 2 1996年ISBN 978-4-8458-1379-7 8月発売、
- 借王 3 1996年11月発売、ISBN 978-4-8458-1328-5
- 借王 4 1997年ISBN 978-4-8458-1374-2 3月発売、
- 借王2 1 2000年ISBN 978-4-8458-1521-0 3月発売、
- 借王2 2 2000年ISBN 978-4-8458-1522-7 9月発売、
- 借王2 3 2001年ISBN 978-4-8458-1523-4 4月発売、
- 『新・借王』 日本文芸社〈ニチブンコミックス〉
- 新・借王 1 2001年10月発売、ISBN 978-4-537-10033-4
- 新・借王 2 2002年ISBN 978-4-537-10064-8 2月発売、
- 新・借王 3 2002年ISBN 978-4-537-10095-2 6月発売、
この節には内容がありません。(2018年3月) |
映画
日活製作・配給にて哀川翔、志賀勝、夏樹陽子主演で映画化され、借王、借王2が同日(1997年10月11日)公開された。
シリーズ化され2002年まで全9作が製作された。第8作 狙われた学園・第9作 ファイナルはオリジナルビデオ[1] としての発売だった。
第1作完成時に当時の日活・中村雅哉社長は、「この作品を新生日活の看板映画として、超大作としてほしい」とコメントしている。[2]
この節には内容がありません。(2018年3月) |
概要
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 借王3人(安斉満、水沼正三、森下怜子)は身元を偽装して相手方に取り入り、大型詐欺をおこなう。
- ハードな役柄が多い哀川翔であるが、この作品ではクールな銀行マンを演じている。
- 第7作「THE MOVIE2000」は、金曜ロードショー(日本テレビ)で放映された。
- 女優の志田未来は、2002年に子役として「借王 ファイナル」で映画(オリジナルビデオ)に初出演している。
キャスト(映画)
レギュラーキャラクター
- 安斉満(銀行屋)
- 演 - 哀川翔
- 東大卒のエリートサラリーマンで、ひかり銀行大阪中央支店の次長。異例の早さで出世しており、まさに「出世街道まっしぐら」であるが、大口顧客・青柳様の預金15億円を使い込んだ過去があり、青柳にバレた為、返済する羽目になった。このことは水沼、怜子、青柳以外は誰も知らない。元来の頭の良さを悪事にフル活用し、悪質業者に売り込み、騙し、金を巻き上げる。東京でレストランをしている弟がいる。家族構成は妻・娘。
- 水沼正三(水沼はん)
- 演 - 志賀勝
- 浪速南署捜査四課の警部補。競馬や競輪などのギャンブル中毒で、常に女子高生と援助交際をしており、ねだられると何でも買ってしまう為、借金だらけで全く金が無く、常に借金の取立てから追い掛け回されている。借金総額不明。すぐに拳銃を出すのが癖。着メロは競馬GI西日本開催ファンファーレ。安斉と出会い、安斉の考案したアイデアに乗ることになる。
- 森下怜子(怜子ママ)
- 演 - 夏樹陽子
- 大阪のクラブ・バセロンのオーナーママ。バブル期には大変繁盛し、ブティックなど多角経営していたものの、不景気により経営はうまく行っていない。借金総額4億円。その美貌を武器に暴れまわる。
- 青柳美乃(青柳様)
- 演 - 絵沢萠子
- 京都の大富豪で邸宅を構える。銀行担当者の安斉を信頼し、ひかり銀行に15億円を預金していたものの、安斉が全額使い込んでいたことを知る。口止めの代わりに、安斉に1億ずつ返済するよう要請する。口止めの一つなのか、安斉を自宅に呼んで性行為を迫ることもある。
- 支店長
- 演 - 浜田光夫(第1作・第2作)、村野武範(第3作以降)
- ひかり銀行大阪中央支店長。安斉を信頼しきっている。
スタッフ(映画)
- 監督:和泉聖治(第1,2,4,5,6,7,8作)、香月秀之(第2,3,9作)
- 製作総指揮:中村雅哉
- 企画協力:本間浩一郎
- 原作:「借王」土山しげる/平井りゅうじ/リイド社
- 脚本:香月秀之、松本功、旺季志ずか、岩澤勝己、土肥清美
- 音楽:嶋田英二郎、山下力哉、高瀬ゆい(9作)
- 製作協力:MOVIE BROTHERS CO.,LTD.(1~8作) / フレッシュハーツ(9作)
- 製作・配給:日活株式会社
シリーズ一覧
- ※印は劇場公開作品(映倫の認可を受けた、オリジナルビデオでない映画としての作品)
- カッコ内は準主役(ゲスト)出演者
1997年
1998年
1999年
- 5.※借王THE MOVIE 沖縄大作戦 2/20(寺田農、南野陽子、夏生ゆうな、小金沢昇司、石山雄大)
- 6.※借王 ナニワ相場師伝説 7/24(根津甚八、南原宏治、河原崎建三、なべおさみ、大和武士)
2000年
2001年
2002年
テレビドラマ
WOWOW
2009年10月10日 - 11月28日にWOWOWのミッドナイト☆ドラマ枠で『借王〈シャッキング〉-銭の達人-』のタイトルで放送された。
2011年1月8日 - 2月26日には同枠で『借王〈シャッキング〉II-運命の報酬-』のタイトルで放送されている。
キャスト
- 第1弾
- 水沼正三(45)- 寺島進
- 水沼理恵(35)- 西田尚美
- 上条真人(43)- 堀部圭亮
- 越川元宏(42)- 吹越満
- 徳井勇太郎(48)- 升毅
- 猪熊邦夫(42)- 相島一之
- 南田景子(30)- 田丸麻紀
- 磯村健一(63)- 大杉漣
- 猪熊善三(70)- 田口計
- 向井早智子(38)- 渡辺典子
- 越川源一郎(72)- 山本圭
- 蛇島 譲二 - 嶋田久作
- 小市慢太郎
- 池田成志
- いとうあいこ
- 松嶋 聡(48)- 小木茂光
- 橋本じゅん
- 小林隆
- 田中要次
- 第2弾
- 本郷啓輔(35)- 中村俊介
- 黒木美穂(35)- 本上まなみ
- 越川元宏(42)- 吹越満
- 石田優子(35)- 霧島れいか
- 中山由香(27)- 上原美佐
- 平井邦夫(46)- 温水洋一
- 津島五郎 - 佐野史郎
- 飯島三郎(59)- 螢雪次朗
- 絹道教授(62)- 志賀廣太郎
- 徳井勇太郎(48)- 升毅
- 磯村健一(63)- 大杉漣
- 松嶋 聡(48)- 小木茂光
- 山村 陵(69)- 石橋蓮司
- 金子昇
- 伊藤裕子
- 小橋めぐみ
- キャバクラ譲 - 杜野まこ
- 長山学園の先生 - 高林由紀子
スタッフ
- 脚本・監督 - 香月秀之
- 主題歌 - パク・ヘジン
- プロデューサー - 青木泰憲(WOWOW)、櫻井一葉(フレッシュハーツ)
- 企画協力 - 柴田幹雄(リイド社)
- 製作協力 - フレッシュハーツ
- 製作著作 - WOWOW
テレビ東京
2014年12月17日にテレビ東京系水曜ミステリー9枠で『借王<シャッキング>〜華麗なる借金返済作戦〜』のタイトルで放送。主演は映画版と同じく哀川翔。
キャスト
- 安斉満 - 哀川翔
- 森下怜子 - 賀来千香子
- 中田英時 - 渡部秀
- 山本忠秀 - 石丸謙二郎
- 安斉泉 - 藤吉久美子
- 青柳美乃 - 石井苗子
- 安斉美香 - 福地桃子
- 能面 - 永倉大輔
- 西川 - 中村讓
- 南田 - 掛田誠
- 南田夫人 - 松本じゅん
- 牧場のおじさん - 坂本あきら
- 中田洋子 - 前田美波里(特別出演)
- 浮田常男 - 袴田吉彦
- 信然大介 - 木村祐一
- 榊原兼人 - 板尾創路
スタッフ
- 監督 - 香月秀之
- 脚本 - 香月秀之、呑繁
- 音楽 - MOKU
- 撮影 - 小林元
- 編集・VFX - 人見健太郎
- 技斗 - アーバンアクターズ
- 技術協力 - アップサイド
- 照明協力 - アペックス
- 美術協力 - 山崎美術
- 音響効果 - メディアハウス・サウンドデザイン
- 編集・MA - 東映デジタルラボ
- プロデューサー - 濱谷晃一(TX)、不破敏之、桜井卓也(PROTX)、櫻井一葉(フレッシュハーツ)
- 企画協力 - 柴田幹雄(リイド社)
- 製作協力 - フレッシュハーツ
- 製作著作 - テレビ東京、BSジャパン、PROTX
脚注
- ^ 劇場公開映画かVシネマなのかは、KINENOTOやallcinemaや キーワード「作品名:借王」で検索した結果|日本映画情報システム を参照
- ^ 当時の日活社長のコメント
外部リンク
- 2009年 WOWOW 借王<シャッキング>-銭の達人-
- 2011年 WOWOW 借王<シャッキング>II-運命の報酬-
- 2014年 テレビ東京 借王シャッキング ~華麗なる借金返済作戦~