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2020年8月16日 (日) 07:12時点における版
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
TWN 320 No, 6-1, ziqiang 7th Rd., Zhongli Dist., Taoyuan City |
設立 | 2006年10月3日 |
業種 | 製造業 |
事業内容 | リチウム電池の開発および製造 |
代表者 | 楊思枏(CEO/執行長) |
資本金 | 11億3,800万ドル(2017年) |
従業員数 | 438名(2019年6月時点) |
外部リンク | http://www.prologium.com/ |
プロロジウムテクノロジー(英語: ProLogium Technology Co., Ltd.、中国語: 輝能科技股份有限公司)(略称:PLG)は、台湾のFPC基板とリチウム電池の長所を合わせた全固体電池のメーカーである。
概要
同社ではFPC型の全固体リチウム電池セルをFPC Li-Ceramic Battery(略称FLCB)、Pouch型のアルミホイルに包装されたLCBを(略称PLCB)リチウム金属を陰極材として採用したLCBを(略称ELCB)と命名している。FLCBは液体の代わりにセラミックを中心とした素材でできているシート状のバイポーラ型リチウム電池。従来品より充電に時間がかかり、重量が重くコストが高いデメリットこそあるが、液漏れによる発火がなく、フレキシブルなので捻ったり曲げたり折りたたんだりでき、[1]0.38mmと薄くデザイン性の自由度に優れるメリットがあるという。[2]また、シートをはさみで切っても電池として動作する特徴がある。[3]
年間の自然放電は10%程度で[4]充電電圧は2.4V~4.2Vだが6~30Vの電圧をかけても発火することはなく、500回から800回ほど充電可能とされる。[5]
沿革
- 2006年10月3日 - 鴻海精密工業出身の楊思枏(Vincent Yang)[6]によって台北市北投区で設立される[7]
- 2013年10月14日 - HTCよりFLCBが内蔵された5.9インチのAndroid端末HTC ONE Maxが発表される。バッテリー容量は1200mAh[8]
- 2014年6月2日 - COMPUTEX TAIPEI 2014にて「創新設計賞」及び「最優秀商品賞」を獲得[9]
- 2014年11月 - 蓄電容量が更に高い「ポーチ型リチウムセラミックバッテリー」の開発に成功。
- 2015年6月 - COMPUTEX TAIPEI 2015にて「最高産品賞 best choice award」を獲得
- 2015年9月17日 - 特許を盗み擎虹科技を設立した元社員が罪状を認める[10][11]
- 2016年2月1日 - 全固体リチウム電池の世界展開を本格化のためロール・ツー・ロール方式を導入[12]
- 2016年5月 - SBCVCより3回目の増資を受ける
- 2016年6月 - COMPUTEX TAIPEI 2016にて「イノベーション賞 d&i award」を獲得
- 2016年12月21日 - BiPolar+ CellがCES 2017イノベーションアワード「Honoree」を受賞[13]
- 2017年7月20日 - ソフトバンクコマース&サービスがネームタグ型セラミックバッテリーを商品化。バッテリー容量は700mAh、出力は0.4A[14] [15]
- 2017年10月30日 - 威旺汽車(Weltmeister Motor Technology)と提携。合弁会社で2018年よりEV向けバッテリー製造に着手[16]
- 2017年12月22日 - BiPolar+ CellがCES 2017イノベーションアワード「Honoree」を受賞[17]
- 2017年11月29日 - ソフトバンクコマース&サービスがセラミックバッテリー「INVOL Ceramic Battery Flip」を発売。バッテリー容量は1500mAh[18][19]
出典
- ^ “これぞ新時代のバッテリー!折り曲げ可能でしかも超薄い「FLCB battery」”. ガジェット通信 (2015年5月19日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “Flexible Battery Bends to Fit, Works When Cut”. ProLogium Technology (2014年6月2日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “展示会場やテクニカルセッションで新技術に注目集まる”. PC Watch (2013年4月12日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “1年後でも放電率10%! 安全性の優れたリチウムセラミックバッテリー「お父さんバッテリータグ」を試す”. ASCII (2017年10月11日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “■PROLOGIUM■厚さ0.36MMのペーパー電池。薄型リチウムセラミックバッテリー”. アジアIT ニュース&プロダクツ (2015年8月5日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “ヘッドホンのバンドに曲げて内蔵できる全固体電池”. 日経テクノロジー (2017年6月2日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “Taiwan in Focus: ProLogium - Flexible, Indestructable Batteries for All”. Mobile Geeks (2014年5月27日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “HTC One max power flip case unveiled, adds 1200mAh flexible battery”. phonearena.com (2013年10月14日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “Smartwatch Strap May Double Its Battery Life”. AndroidHeadlines (2014年6月4日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “特許を盗み、中国で 会社を設立したPrologium社元社員が罪状を認めた”. 台湾仕誠国際特許商標事務所 (2015年9月21日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “疑竊取可彎曲電池技術 輝能前員工遭法辦”. 自由時報 (2015年9月17日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “台湾プロロジウム 全固体リチウム電池拡販 安全性・柔軟性を訴求”. 化学工業日報 (2016年2月1日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “ProLogium Named as CES 2017 Innovation Awards Honoree”. DigiTimes (2016年12月21日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが折り曲げOKのセラミックバッテリーを商品化、特性をどう活かすか”. engadget (2017年7月27日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “曲げられる「セラミックバッテリー」を商品化、ソフトバンク C&S”. ケータイ Watch (2017年7月20日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “ProLogium Technology and Weltmeister Will Co-produce the First EV in The World Which Adopts Next Generation Lithium Ceramic Battery”. PrnewsWire (2017年10月30日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “Worldwide First "BiPolar+ Cell" Successfully Developed and Honored by CES 2018 Innovation Award”. PrnewsWire (2017年12月22日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “「iPhone X」で使える次世代セラミックバッテリーケースとは”. ケータイ Watch (2018年2月14日). 2018年3月1日閲覧。
- ^ “「SoftBank SELECTION」ブランド設立10周年”. ソフトバンク コマース&サービス (2017年11月29日). 2018年3月1日閲覧。