「KBO打率王」の版間の差分
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|1994||[[李鍾範]](イ・ジョンボム)||ヘテ・タイガース||.393 |
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2020年8月13日 (木) 02:39時点における版
首位打者(しゅいだしゃ)は、韓国プロ野球のタイトルの一つ。韓国では打撃王と呼ばれることが多い。
概説
規定打席に達した打者の中で、打率が最も高い選手に与えられる。
歴代首位打者
年 | 名前 | 所属 | 打率 |
---|---|---|---|
1982 | 白仁天 | MBC青龍 | .412 |
1983 | 張孝祚(チャン・ヒョジョ) | 三星ライオンズ | .369 |
1984 | 李萬洙(イ・マンス) | .340 | |
1985 | 張孝祚 | .373 | |
1986 | .329 | ||
1987 | .387 | ||
1988 | 金尚勲(キム・サンフン) | MBC青龍 | .354 |
1989 | 高元富(コ・ウォンブ) | ピングレ・イーグルス | .327 |
1990 | 韓大化(ハン・デファ) | ヘテ・タイガース | .335 |
1991 | 李政勳(イ・ジョンフン) | ピングレ・イーグルス | .348 |
1992 | .360 | ||
1993 | 梁埈赫(ヤン・ジュニョク) | 三星ライオンズ | .341 |
1994 | 李鍾範(イ・ジョンボム) | ヘテ・タイガース | .393 |
1995 | 金光林(キム・グァンニム) | サンバンウル・レイダース | .337 |
1996 | 梁埈赫 | 三星ライオンズ | .346 |
1997 | 金杞泰(キム・キテ) | サンバンウル・レイダース | .344 |
1998 | 梁埈赫 | 三星ライオンズ | .342 |
1999 | 馬海泳(マ・ヘヨン) | ロッテ・ジャイアンツ | .372 |
2000 | 朴鍾皓(パク・ジョンホ) | 現代ユニコーンズ | .340 |
2001 | 梁埈赫 | LGツインズ | .355 |
2002 | 張盛好(チャン・ソンホ) | 起亜タイガース | .343 |
2003 | 金東柱(キム・ドンジュ) | 斗山ベアーズ | .342 |
2004 | クリフ・プルムバ | 現代ユニコーンズ | .343 |
2005 | 李炳圭(イ・ビョンギュ) | LGツインズ | .337 |
2006 | 李大浩(イ・デホ) | ロッテ・ジャイアンツ | .336 |
2007 | 李賢坤(イ・ヒョンゴン) | 起亜タイガース | .337 |
2008 | 金賢洙(キム・ヒョンス) | 斗山ベアーズ | .357 |
2009 | 朴龍澤(パク・ヨンテク) | LGツインズ | .372 |
2010 | 李大浩 | ロッテ・ジャイアンツ | .364 |
2011 | .357 | ||
2012 | 金泰均(キム・テギュン) | ハンファ・イーグルス | .363 |
2013 | 李炳圭 | LGツインズ | .348 |
2014 | 徐建昌 | ネクセン・ヒーローズ | .370 |
2015 | エリック・テイムズ | NCダイノス | .381 |
2016 | 崔炯宇(チェ・ヒョンウ) | 三星ライオンズ | .376 |
2017 | 金善彬(キム・ソンビン) | 起亜タイガース | .370 |
2018 | 金賢洙 | LGツインズ | .362 |
首位打者と韓国シリーズのジンクス
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
韓国では首位打者を輩出したチームは優勝できないというジンクスがある。
2009年まで28年間、韓国プロ野球で首位打者を輩出したチームが韓国シリーズで優勝したのは2000年と2004年の現代ユニコーンズの2度あるだけである。2000年の現代ユニコーンズも2009年まで韓国プロ野球最高記録であるシーズン91勝の圧倒的な戦力を擁しながらも、韓国シリーズで3連勝のあと3連敗で逆王手をかけられ、韓国シリーズ史上最大の逆転負けの一歩まで迫られるなど、優勝までの道は決して順調ではなかったし、2004年のユニコーンズも度重なる引け分けでシリーズが9戦までもつれ込む大苦戦の末、辛うじて優勝した。
しかも、首位打者の所属チームが韓国シリーズに上がったのは全部で10度であるが、その中で8度が敗退。その中では、上位チームとしてアドバンテージを持ちながらも敗退したケースもある。具体的には、
- 1984年の三星ライオンズは第5戦で3勝2敗で王手をかけながら、6、7戦を落として逆転敗退。
- 1989年のビングレ・イーグルスと2008年の斗山ベアーズは韓国シリーズで初戦を制しながらも、その後4連敗で敗退。特に1989年のビングレは、韓国シリーズで初戦を制しながら敗退した最初のチームであった。
- 1992年のビングレ・イーグルスは公式戦1位で、韓国シリーズに直行しながらも、準プレイオフから這い上がってきて疲弊を極めていたロッテ・ジャイアンツに敗退した。ロッテ・ジャイアンツは準プレイオフから上がって、韓国シリーズ優勝まで達成した最初のチームである。
などがある。また、ヘテ・タイガースは1986年から1989年まで韓国シリーズを4連覇していたが、1990年内野手の韓大化(ハン・デファ)が首位打者になると、プレイオフで下位チームの三星ライオンズに敗退して連覇が途切れるなど、首位打者と韓国シリーズとは相性がよくないと言われている。