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2020年8月12日 (水) 21:45時点における版
姜 東潤(カン・トンユン、강동윤、かん とうじゅん、1989年1月23日 - )は、韓国の囲碁棋士。ソウル市出身、韓国棋院所属、権甲龍八段門下、九段。第1回ワールドマインドスポーツゲームズ優勝など世界戦優勝3回、電子ランド杯王中王戦優勝など。
経歴
2000年世界青少年囲碁選手権大会少年組優勝。他に李昌鎬杯、オリオン杯、サムシン生命杯などで優勝。2002年入段。2005年、農心辛ラーメン杯で韓国代表として出場、新鋭連勝最強戦、新鋭プロ十傑戦優勝、またこの年は57勝21敗の成績で勝率3位、囲碁大賞新人賞。2006年、五段。
2007年電子ランド杯王中王戦決勝で李昌鎬を2-1で破ってタイトル獲得、これにより二段昇段して七段。2008年、第1回ワールドマインドスポーツゲームズ男子個人戦で金メダル獲得。同年名人戦決勝に進出し、九段昇段。2009年には富士通杯で、決勝で李昌鎬を破り優勝。
2016年LG杯世界棋王戦優勝。同年の韓国プロ棋士賞金ランキングで3位になった(4億8800万ウォン)[1]。
韓国囲碁リーグでは、2004年ハンゲームで初出場。2011年はポスコLEDチームで優勝、MVP、最多勝、指名ランキング1位獲得。2008年の農心辛ラーメン杯では5人抜きを達成。2011年から中国乙級リーグに出場、2014年は杭州チームで1勝10万元、負ければ無しの契約で出場し6勝1敗とした。2015年からは甲級リーグ出場。韓国囲碁棋士ランキングでは2008年3位となる。
タイトル歴
国際棋戦
- ワールドマインドスポーツゲームズ 男子個人戦 2008年(予選6-0(○Zoltan Fodi、○三村智保、○陳耀燁、○Guo Yiming、○アレクセイ・ラザレフ)、○Diago Durazzi)、決勝4-0(○山城宏、○古力、○李喆、○朴正祥))
- 世界囲碁選手権富士通杯 2009年
- LG杯世界棋王戦 2016年
国内棋戦
- オスラムコリア杯新鋭連勝最強戦 2005、07年
- SKガス杯新鋭プロ十傑戦 2005年
- 電子ランド杯王中王戦 2007年
- バッカス杯天元戦 2009年
- 圓益杯十段戦 2013年
- 囲碁TV杯チャレンジマッチ 2017年
その他の棋歴
国際棋戦
- LG杯世界棋王戦 2012年ベスト4、2018年ベスト8
- 世界囲碁選手権富士通杯 2010年ベスト8
- 三星火災杯世界囲碁マスターズ 2012年ベスト8、2014年ベスト8
- 応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦 2016年ベスト8
- 国手山脈杯国際囲棋戦個人戦 2018年ベスト8
- 中韓天元対抗戦 2009年 1-2 陳耀燁
- アジア競技大会 2010年 男子団体戦金メダル
- スポーツアコードワールドマインドゲームズ
- 2012年男子個人戦銀メダル
- 2014年男子団体戦銀メダル
- 珠鋼杯世界囲碁団体選手権 2013年優勝(団体戦)
- 農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦
- 招商地産杯中韓囲棋団体対抗戦 2011年 0-1(×謝赫)
- 国手山脈杯国際囲棋戦中韓団体対抗戦
国内棋戦等
- バッカス杯天元戦 準優勝 2007年(1-3 元晟溱)
- 江原ランド杯名人戦 準優勝 2008年(1-3 李世乭)
- KBS杯バドゥク王戦 準優勝 2010年
- OllehKT杯オープン選手権 準優勝 2010年
- 圓益杯十段戦 準優勝 2012年
- Let's Run PARK杯オープントーナメント 準優勝 2014年
- 竜星戦 準優勝 2018年
- 韓国囲碁リーグ
- 2004年(ハンゲーム)4-3
- 2006年(パークランド)10-4
- 2007年(蔚山ディア)12-1(最多勝)
- 2008年(蔚山ディア)9-5
- 2009年(新案天日塩)6-5
- 2010年(ハンゲーム)11-5
- 2011年(ポスコLED)12-2(最多勝、MVP)
- 2012年(ポスコLED)9-9
- 2013年(ポスコケムテク)6-6
- 2014年(CJE&M)9-4
- 2016年(BGFリテールCU)7-8
- 2017年(Tブロード)5-11
- 2018年(韓国物価情報)7-5
- 2019-20年(韓国物価情報)12-4
- 中国囲棋リーグ戦
- 2011年乙級(浙江緑環)6-1
- 2012年乙級(中国平石煤神馬集団)6-1
- 2013年乙級(中国平石煤神馬集団)5-2
- 2014年乙級(蘇泊爾杭州)6-1
- 2015年甲級(杭州棋院)10-4
- 2016年甲級(河北新奥)7-10
- 2017年甲級(国旅連合廈門)7-6
- 2018年乙級(江西馬可波羅甕磚)6-2
- 2019年甲級(拉薩浄土)5-8