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[[1912年]]([[民国紀元|民国]]元年)、南京臨時政府財政部で勤務し、同年4月には[[江蘇省 (中華民国)|江蘇]]都督府秘書に任じられた。[[1913年]](民国2年)1月、[[山東省 (中華民国)|山東省]]に戻り、同省実業司司長に就任した。[[1914年]](民国3年)11月、山東運河疏濬局籌備主任となる。[[1915年]](民国4年)秋、故郷に戻って魯豊紡織廠を経営した。[[1916年]](民国5年)5月、北京政府に招聘され、全国水利局副総裁(翌年、署理総裁)に就任した。 |
2020年8月12日 (水) 09:31時点における版
潘復 | |
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Who's Who in China 3rd ed. (1925) | |
プロフィール | |
出生: |
1883年11月22日 (清光緒9年10月23日) |
死去: |
1936年(民国25年)9月12日 中華民国北平市 |
出身地: | 清山東省済寧州 |
職業: | 政治家 |
各種表記 | |
繁体字: | 潘復 |
簡体字: | 潘复 |
拼音: | Pān Fù |
ラテン字: | P'an Fu |
注音二式: | Pān Fù |
和名表記: | はん ふく |
発音転記: | パン フー |
潘 復(はん ふく)は中華民国の政治家。北京政府最後の国務院総理である。字は馨航。
事績
清朝の挙人で、地方官を歴任した後、1911年(宣統3年)7月、山西巡撫陸鍾琦の幕僚となった。同年10月に辛亥革命が起き、陸鍾琦が殉職すると、潘復は帰郷し、靳雲鵬とともに、魯豊麺粉公司を経営した。
1912年(民国元年)、南京臨時政府財政部で勤務し、同年4月には江蘇都督府秘書に任じられた。1913年(民国2年)1月、山東省に戻り、同省実業司司長に就任した。1914年(民国3年)11月、山東運河疏濬局籌備主任となる。1915年(民国4年)秋、故郷に戻って魯豊紡織廠を経営した。1916年(民国5年)5月、北京政府に招聘され、全国水利局副総裁(翌年、署理総裁)に就任した。
1918年(民国7年)冬、運河疏濬局副総裁となる。翌年12月に、靳雲鵬内閣で財政部次長に就任した。1920年(民国9年)5月、運輸局総裁となる。7月には署理財政総長にもなっている。8月、第2次靳雲鵬内閣で財政部次長兼塩務署督弁となった。1921年(民国10年)6月にも財政総長を代理した。同年12月にいったん辞職し、天津に寓居している。
1926年(民国15年)、河道督弁として政界復帰する。10月には署理財政部総長、翌年1月には交通総長に就任した。同年6月、張作霖の下で国務院総理兼交通総長となる。3月には関税自主委員会主席もつとめた。6月、中国国民党の北伐に敗北して北京政府は崩壊し、潘復も張に従って奉天省に戻ろうとした。途中、張作霖爆殺事件が発生し、潘復も巻き込まれて負傷している。そのまま潘は張学良の下に赴き、易幟にも従った。一時は張の高等顧問もつとめたが、後に天津に再び寓居している。1936年(民国25年)9月12日、北平で病没。享年54(満52歳)。
参考文献
- 徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』河北人民出版社、2007年。ISBN 978-7-202-03014-1。
- 劉寿林ほか編『民国職官年表』中華書局、1995年。ISBN 7-101-01320-1。
中華民国(北京政府)
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