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'''山田 勝次郎'''(やまだ かつじろう、[[1897年]][[10月7日]] - [[1982年]][[6月7日]])は、日本の[[経済学者]]。筆名は'''柏崎次郎'''。[[蠟山政道]]の弟、[[蝋山芳郎]]の兄。 |
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[[群馬県]]出身。[[東京大学|東京帝国大学]]卒。[[京都大学|京都帝国大学]]助教授となるが、1930年[[共産党シンパ事件]]で辞職。[[プロレタリア科学研究所]]に入り、[[マルクス経済学]]の立場から農業問題を研究した。44年[[高崎倉庫]]社長、のち会長。 |
[[群馬県]]出身。[[東京大学|東京帝国大学]]卒。[[京都大学|京都帝国大学]]助教授となるが、1930年[[共産党シンパ事件]]で辞職。[[プロレタリア科学研究所]]に入り、[[マルクス経済学]]の立場から農業問題を研究した。44年[[高崎倉庫]]社長、のち会長。 |
2020年8月12日 (水) 04:49時点における版
山田 勝次郎(やまだ かつじろう、1897年10月7日 - 1982年6月7日)は、日本の経済学者。筆名は柏崎次郎。蠟山政道の弟、蝋山芳郎の兄。
来歴
群馬県出身。東京帝国大学卒。京都帝国大学助教授となるが、1930年共産党シンパ事件で辞職。プロレタリア科学研究所に入り、マルクス経済学の立場から農業問題を研究した。44年高崎倉庫社長、のち会長。
著書
- 戦乱の教訓と国民の修養 文明堂、1919.
- 農業に於ける資本主義の発達 日本資本主義発達史講座.第2部 資本主義発達史 岩波書店、1932-1933.
- マルクス資本論 柏崎次郎 岩波書店、1936. 大思想文庫
- 米と繭の経済構造 岩波書店、1942.
- 地代論論争批判 同友社、1948.
- 恐慌分析講座 宮川実共編. 青木書店、1950.
- 地代論 1957. 岩波全書
翻訳
- 農業政策 ヴィゴドヂンスキー 東畑精一共訳. 岩波書店、1924.
参考
- 日本人名大事典:[1]