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「第49回世界卓球選手権団体戦」の版間の差分

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2020年8月12日 (水) 00:39時点における版

第49回世界卓球選手権団体戦(だい49かいせかいたっきゅうせんしゅけんだんたいせん)は、2008年2月24日から3月2日まで中国広州の広州体育館で開催された。男子は中国が4連覇、女子は中国が8連覇を達成した。また、アジア勢が男女とも4強を占めた。

結果

男子

順位 チーム 主な出場選手
1 中華人民共和国の旗 中国 王皓(1位)、馬琳(2位)、王励勤(3位)、馬龍(4位)、陳玘(7位)、(監督)劉国梁
2 大韓民国の旗 韓国[1] 柳承敏(8位)、朱世赫(12位)、李廷祐(39位)、金延勲李鎮権
3 香港の旗 香港 李静(11位)、唐鵬(27位)、張鈺(31位)、高礼澤梁柱恩
3 日本の旗 日本 韓陽(17位)、水谷隼(29位)、吉田海偉(52位)、岸川聖也(64位)、大矢英俊(169位)
5  チェコ ピーター・コルベルヨーゼフ・シモンチク、ヤンカリク
6 チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ 荘智淵(14位), 蒋澎龍(36位)、呉志棋(87位)、張雁書江宏傑
7 ドイツの旗 ドイツ[2] ドミトリ・オフチャロフ(15位)、バスティアン・シュテガー(33位)、クリスティアン・ズース(37位)、パトリック・バウム(129位)、ヨルグ・ロスコフ
8  ルーマニア アドリアン・クリシャンアンドレイ・フィリモンコンスタンティン・チオティ
9  オーストリア ヴェルナー・シュラガー(18位)、陳衛星ロベルト・ガルドシュダニエル・ハベソーン
10 シンガポールの旗 シンガポール ガオ・ニン(10位)、ヤン・ツー(23位)、パン・シュエジエ
11  デンマーク マイケル・メイスフィン・ツグウェル
12 ロシアの旗 ロシア アレクセイ・スミルノフ(22位)、ドミトリ・マズノフ(73位)、フェドル・クズミン(76位)
13 ポーランドの旗 ポーランド
14  ベラルーシ ブラディミル・サムソノフ(6位)
15 スペインの旗 スペイン
16 イタリアの旗 イタリア
17  スウェーデン ヨルゲン・パーソン(24位)
18  ハンガリー
19 セルビアの旗 セルビア
20 クロアチアの旗 クロアチア ゾラン・プリモラッツ(24位)
21 スロバキアの旗 スロバキア
22 フランスの旗 フランス
23 ギリシャの旗 ギリシャ カリニコス・クレアンガ(16位)
24 ベルギーの旗 ベルギー ジャン=ミッシェル・セイブ(20位)


予選[3] 1位 2位 3位 4位 5位 6位
A組 中華人民共和国の旗 中国  ルーマニア  オーストリア イタリアの旗 イタリア クロアチアの旗 クロアチア ベルギーの旗 ベルギー
B組 大韓民国の旗 韓国 チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ  チェコ  スウェーデン  ハンガリー ポーランドの旗 ポーランド
C組 日本の旗 日本 ドイツの旗 ドイツ ロシアの旗 ロシア セルビアの旗 セルビア スロバキアの旗 スロバキア フランスの旗 フランス
D組 香港の旗 香港 シンガポールの旗 シンガポール  デンマーク  ベラルーシ スペインの旗 スペイン ギリシャの旗 ギリシャ

()内は2008年2月の世界ランキング

女子

順位 チーム 主な出場選手
1 中華人民共和国の旗 中国 張怡寧(1位)、郭躍(3位)、王楠(4位)、李暁霞丁寧
2 シンガポールの旗 シンガポール 王越古(6位)、リ・ジャウェイ(8位)、馮天薇(28位)、スン・ベイベイ
3 香港の旗 香港 姜華君(7位)、帖雅娜(10位)、林菱(11位)、柳絮飛張瑞
3 日本の旗 日本 福原愛(9位)、平野早矢香(19位)、福岡春菜(23位)、藤井寛子(45位)、石川佳純(143位)
5  ハンガリー クリスティナ・トート(34位)、ゲオルギナ・ポータ(46位)、ペトラ・ロバス(75位)
6  オーストリア リュウ・ジャ(16位)、李嬙冰(71位)、ベロニカ・ハイネ(181位)、マルティナ・ペッツナー
7 オランダの旗 オランダ リ・ジャオ(14位)、リ・ジエ(52位)、エレナ・チミナ(128位)、カーラ・ノウウェンリンダ・クリーマーズ
8  ルーマニア ダニエラ・ドデアン(40位)、エリザベータ・サマラ(83位)、クリスティナ・アリナ・ヒリチ(328位)、アンドレア・ドスピナゲオルギアナ・ネクラ
9 ドイツの旗 ドイツ 呉佳多エルケ・ボージクアメリー・ソルヤ
10 クロアチアの旗 クロアチア タマラ・ボロシュコルネリア・バイダアンドレア・バクラ
11 大韓民国の旗 韓国 唐汭序李恩姫(31位)、文炫晶(61位)、郭芳芳
12 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 高軍(20位)、王晨(30位)、李楠(35位)
13 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮
14 イタリアの旗 イタリア
15 チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ
16 ロシアの旗 ロシア
17  ベラルーシ
18 フランスの旗 フランス
19 スペインの旗 スペイン
20 ポーランドの旗 ポーランド
21  チェコ
22  スウェーデン
23  ウクライナ
24 タイ王国の旗 タイ


予選[3] 1位 2位 3位 4位 5位 6位
A組 中華人民共和国の旗 中国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 クロアチアの旗 クロアチア ロシアの旗 ロシア 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮  スウェーデン
B組 シンガポールの旗 シンガポール  ハンガリー  ルーマニア チャイニーズタイペイの旗 チャイニーズタイペイ  ウクライナ ポーランドの旗 ポーランド
C組 香港の旗 香港 ドイツの旗 ドイツ  オーストリア  ベラルーシ タイ王国の旗 タイ スペインの旗 スペイン
D組 日本の旗 日本 大韓民国の旗 韓国 オランダの旗 オランダ イタリアの旗 イタリア フランスの旗 フランス  チェコ

()内は2008年2月の世界ランキング

日本選手団の戦績

この大会で、日本は男女ともに3位に入り銅メダルを獲得している。男女ともに団体でメダルを獲得するのは1979年平壌大会以来29年ぶりの快挙となった。特に男子は前回のブレーメン大会での14位から躍進した。

広州で行われた団体戦は時差が日本と少ないこともあり多くの試合がテレビ東京系列でテレビ中継され、高い視聴率を取った。個人戦では振るわなかった女子も団体戦では激戦となった韓国戦を逆転で勝利して予選リーグを1位抜けするなど健闘を見せたが、男女共に3位に終わり準決勝という壁を感じることになった。

日本での放送

テレビ東京で放送された。キャスターに石原良純大橋未歩、解説に松下浩二岸田聡子、実況に植草朋樹斉藤一也、現地レポートに大竹佐知が起用された。また槇原敬之の『Dance with me』が番組テーマ曲として使用された。

脚注

  1. ^ 呉尚垠(9位)が負傷したため欠場した。
  2. ^ ティモ・ボル(5位)が膝蓋腱英語版炎のため欠場した。
  3. ^ a b グループ3位までが決勝トーナメント進出

関連項目

外部リンク