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2016年の[[2016年全豪オープン女子シングルス|全豪オープン]]で第2シードの[[シモナ・ハレプ]]を 6-4, 6-3 で破り、4大大会15回目の出場で悲願の初勝利を挙げると、勢いに乗ってベスト8まで勝ち進む。準々決勝で[[ジョアンナ・コンタ]]に 4-6, 1-6 で敗れた。2016年11月14日付のランキングで自己最高の23位を記録している。 |
2016年の[[2016年全豪オープン女子シングルス|全豪オープン]]で第2シードの[[シモナ・ハレプ]]を 6-4, 6-3 で破り、4大大会15回目の出場で悲願の初勝利を挙げると、勢いに乗ってベスト8まで勝ち進む。準々決勝で[[ジョアンナ・コンタ]]に 4-6, 1-6 で敗れた。2016年11月14日付のランキングで自己最高の23位を記録している。 |
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ダブルスでは2011年に[[伊達公子|クルム伊達公子]]とペアを組み[[ジャパン女子オープンテニス|HPオープン]]の決勝で[[バニア・キング]]&[[ヤロスラワ・シュウェドワ]]組を 7–5, 3–6, [11–9] で破りツアー初優勝を果たした<ref>{{citenews|url=http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-23649520111017 |title=テニス=HPジャパン女子オープン、クルム伊達組が優勝|publisher=Reuters|date=2011年10月17日}}</ref>。2012年7月[[2012年ロンドンオリンピックのテニス競技|ロンドン五輪]]では[[李娜]]とのペアで出場し、2回戦でチェコの[[アンドレア・フラバーチコバ]]&[[ルーシー・ハラデツカ]]組に 3-6, 1-6 で敗れた。[[2012年全米オープン女子ダブルス|2012年全米オープン]]では[[荘佳容]]、[[2017年全米オープン女子ダブルス|2017年全米オープン]]では[[ |
ダブルスでは2011年に[[伊達公子|クルム伊達公子]]とペアを組み[[ジャパン女子オープンテニス|HPオープン]]の決勝で[[バニア・キング]]&[[ヤロスラワ・シュウェドワ]]組を 7–5, 3–6, [11–9] で破りツアー初優勝を果たした<ref>{{citenews|url=http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-23649520111017 |title=テニス=HPジャパン女子オープン、クルム伊達組が優勝|publisher=Reuters|date=2011年10月17日}}</ref>。2012年7月[[2012年ロンドンオリンピックのテニス競技|ロンドン五輪]]では[[李娜]]とのペアで出場し、2回戦でチェコの[[アンドレア・フラバーチコバ]]&[[ルーシー・ハラデツカ]]組に 3-6, 1-6 で敗れた。[[2012年全米オープン女子ダブルス|2012年全米オープン]]では[[荘佳容]]、[[2017年全米オープン女子ダブルス|2017年全米オープン]]では[[詹皓晴]]とのペアでベスト8、[[2018年全米オープン女子ダブルス|2018年全米オープン]]では[[サマンサ・ストーサー]]とのペアでベスト4に進出した。 |
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[[2019年全豪オープン]]では[[サマンサ・ストーサー]]とのペアで女子ダブルス決勝に進出した。[[ティメア・バボシュ]]&[[クリスティナ・ムラデノビッチ]]組を 6–3, 6–4 で破り初の4大大会タイトルを獲得した。 |
[[2019年全豪オープン]]では[[サマンサ・ストーサー]]とのペアで女子ダブルス決勝に進出した。[[ティメア・バボシュ]]&[[クリスティナ・ムラデノビッチ]]組を 6–3, 6–4 で破り初の4大大会タイトルを獲得した。 |
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2020年8月11日 (火) 04:28時点における版
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張帥 | ||||||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||||
国籍 | 中華人民共和国 | |||||||||||||||
出身地 | 天津市 | |||||||||||||||
生年月日 | 1989年1月21日(35歳) | |||||||||||||||
身長 | 177cm | |||||||||||||||
体重 | 65kg | |||||||||||||||
利き手 | 右 | |||||||||||||||
バックハンド | 両手打ち | |||||||||||||||
ツアー経歴 | ||||||||||||||||
デビュー年 | 2004年 | |||||||||||||||
ツアー通算 | 10勝 | |||||||||||||||
シングルス | 2勝 | |||||||||||||||
ダブルス | 8勝 | |||||||||||||||
生涯獲得賞金 | 10,787,845 アメリカ合衆国ドル | |||||||||||||||
4大大会最高成績・シングルス | ||||||||||||||||
全豪 | ベスト8(2016) | |||||||||||||||
全仏 | 3回戦(2017) | |||||||||||||||
全英 | 1回戦(2011・14・16-18) | |||||||||||||||
全米 | 3回戦(2016・17) | |||||||||||||||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||||||||||||||
全豪 | 優勝(2019) | |||||||||||||||
全仏 | 3回戦(2012・13) | |||||||||||||||
全英 | 3回戦(2011) | |||||||||||||||
全米 | ベスト4(2018) | |||||||||||||||
優勝回数 | 1(豪1) | |||||||||||||||
キャリア自己最高ランキング | ||||||||||||||||
シングルス | 23位(2016年11月14日) | |||||||||||||||
ダブルス | 14位(2019年1月28日) | |||||||||||||||
獲得メダル | ||||||||||||||||
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2019年1月28日現在 |
張 帥(ジャン・シューアイ、ピン音表記:Zhang Shuai, 1989年1月21日 - )は、中国・天津市出身の女子プロテニス選手。2019年全豪オープン女子ダブルスでサマンサ・ストーサーとペアを組んで優勝した。これまでにWTAツアーでシングルス2勝、ダブルス8勝を挙げている。身長177cm、体重65kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。自己最高ランキングはシングルス23位、ダブルス14位。
来歴
サッカー選手の父とバスケットボール選手の母の間に生まれ、6歳からテニスを始める。2004年からITFサーキット大会に出場を始め、2007年全豪オープンから4大大会の予選に挑戦し2008年全米オープンで予選を勝ち上がり初出場した。張帥は1回戦でシード選手と当たることが多く、2015年全仏オープンまで出場した14大会連続で初戦敗退を喫していた。
2009年10月のチャイナ・オープンでは当時世界ランキング226位で主催者推薦の出場から1回戦でイベタ・ベネソバを 6-4, 6-2、2回戦で当時世界ランキング1位のディナラ・サフィナを 7-5, 7-6 (5) で破る殊勲を挙げた[1]。226位は世界1位の選手に勝った選手の中で最も低いランキングである。
2013年9月の広州国際女子オープンでシングルス初の決勝に進出しバニア・キングを 7–6(1), 6–1 で破り初のシングルスタイトルを獲得した[2]
2014年5月のBNLイタリア国際では2回戦で当時世界ランキング5位のペトラ・クビトバを 7-6(6), 5-7, 6-3 で破った。
2016年の全豪オープンで第2シードのシモナ・ハレプを 6-4, 6-3 で破り、4大大会15回目の出場で悲願の初勝利を挙げると、勢いに乗ってベスト8まで勝ち進む。準々決勝でジョアンナ・コンタに 4-6, 1-6 で敗れた。2016年11月14日付のランキングで自己最高の23位を記録している。
ダブルスでは2011年にクルム伊達公子とペアを組みHPオープンの決勝でバニア・キング&ヤロスラワ・シュウェドワ組を 7–5, 3–6, [11–9] で破りツアー初優勝を果たした[3]。2012年7月ロンドン五輪では李娜とのペアで出場し、2回戦でチェコのアンドレア・フラバーチコバ&ルーシー・ハラデツカ組に 3-6, 1-6 で敗れた。2012年全米オープンでは荘佳容、2017年全米オープンでは詹皓晴とのペアでベスト8、2018年全米オープンではサマンサ・ストーサーとのペアでベスト4に進出した。
2019年全豪オープンではサマンサ・ストーサーとのペアで女子ダブルス決勝に進出した。ティメア・バボシュ&クリスティナ・ムラデノビッチ組を 6–3, 6–4 で破り初の4大大会タイトルを獲得した。
WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 2回 (2勝0敗)
大会グレード |
---|
グランドスラム (0–0) |
WTAファイナルズ (0–0) |
プレミア・マンダトリー (0–0) |
プレミア5 (0-0) |
WTAエリート・トロフィー (0-0) |
プレミア (0–0) |
インターナショナル (2–0) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 1. | 2013年9月21日 | 広州 | ハード | バニア・キング | 7–6(1), 6–1 |
優勝 | 2. | 2017年9月23日 | 広州 | ハード | アレクサンドラ・クルニッチ | 6–2, 3–6, 6–2 |
ダブルス: 14回 (8勝6敗)
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2011年10月16日 | 大阪 | ハード | クルム伊達公子 | バニア・キング ヤロスラワ・シュウェドワ |
7–5, 3–6, [11–9] |
準優勝 | 1. | 2012年2月26日 | モンテレイ | ハード | クルム伊達公子 | サラ・エラニ ロベルタ・ビンチ |
2–6, 6–7(6) |
優勝 | 2. | 2012年5月5日 | エストリル | クレー | 荘佳容 | ヤロスラワ・シュウェドワ ガリナ・ボスコボワ |
4–6, 6–1, [11–9] |
優勝 | 3. | 2012年9月22日 | 広州 | ハード | タマリネ・タナスガーン | ヤルミラ・ガイドソバ モニカ・ニクレスク |
2–6, 6–2, [10–8] |
準優勝 | 2. | 2013年3月3日 | クアラルンプール | ハード | ヤネッテ・フサロバ | 青山修子 張凱貞 |
7–6(4), 6–7(4), [12–14] |
準優勝 | 3. | 2013年10月13日 | 大阪 | ハード | サマンサ・ストーサー | クリスティナ・ムラデノビッチ フラビア・ペンネッタ |
4-6, 3-6 |
準優勝 | 4. | 2014年1月11日 | ホバート | ハード | リサ・レイモンド | モニカ・ニクレスク クララ・ザコパロバ |
2–6, 7–6(5), [8–10] |
優勝 | 4. | 2014年2月2日 | パタヤ | ハード | 彭帥 | アーラ・クドゥリャフツェワ アナスタシア・ロディオノワ |
3–6, 7–6(5), [10–6] |
準優勝 | 5. | 2017年6月25日 | バーミンガム | 芝 | 詹皓晴 | アシュリー・バーティ ケーシー・デラクア |
1-6, 6–2, [8–10] |
準優勝 | 6. | 2017年11月5日 | 珠海 | ハード (室内) |
魯晶晶 | 段瑩瑩 韓馨蘊 |
2–6, 1–6 |
優勝 | 5. | 2018年4月29日 | イスタンブール | クレー | 梁辰 | クセーニャ・クノル アナ・スミス |
6–4, 6–4 |
優勝 | 6. | 2018年9月16日 | 広島 | ハード | 穂積絵莉 | 二宮真琴 加藤未唯 |
6–2, 6–4 |
優勝 | 7. | 2018年10月14日 | 香港 | ハード | サマンサ・ストーサー | 青山修子 リジア・マロザワ |
6-4, 6-4 |
優勝 | 8. | 2019年1月26日 | 全豪オープン | ハード | サマンサ・ストーサー | ティメア・バボシュ クリスティナ・ムラデノビッチ |
6–3, 6–4 |
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 通算成績 |
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全豪オープン | LQ | LQ | A | LQ | 1R | 1R | A | 1R | 1R | QF | 2R | 2R | 3R | 8–8 |
全仏オープン | A | LQ | A | 1R | 1R | 1R | A | 1R | 1R | 2R | 3R | 2R | 4–8 | |
ウィンブルドン | A | A | A | LQ | 1R | LQ | A | 1R | LQ | 1R | 1R | 1R | 0–5 | |
全米オープン | LQ | 1R | LQ | LQ | 1R | LQ | LQ | 1R | LQ | 3R | 3R | 1R | 4–6 |
脚注
- ^ “サフィナが2回戦敗退 世界ランク1位陥落の危機、中国オープン”. AFPBB News. (2009年10月6日)
- ^ “張帥がツアー初優勝/テニス”. nikkansports.com. (2013年9月21日)
- ^ “テニス=HPジャパン女子オープン、クルム伊達組が優勝”. Reuters. (2011年10月17日)