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「大凌河」の版間の差分

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'''大凌河'''(だいりょうが、{{ピン音|dàlíng hé}})は、[[中華人民共和国]][[中国東北部|東北部]][[遼寧省]]の西部([[遼西]])を流れる大きな河川。[[河北省]]東部の[[ラン河|灤河]]水系と、遼寧省中央部の[[遼河]]水系の間を流れている。古くは'''白狼河'''、'''白狼水'''と呼ばれたが、[[遼]]代に霊河と改名され、[[金 (王朝)|金]]代に凌河と改名された。[[元 (王朝)|元]]代以降、西に隣接して流れる[[小凌河]]と区別するために大凌河と称するようになった。
'''大凌河'''(だいりょうが、{{ピン音|dàlíng hé}})は、[[中華人民共和国]][[中国東北部|東北部]][[遼寧省]]の西部([[遼西]])を流れる大きな河川。[[河北省]]東部の[[灤河]]水系と、遼寧省中央部の[[遼河]]水系の間を流れている。古くは'''白狼河'''、'''白狼水'''と呼ばれたが、[[遼]]代に霊河と改名され、[[金 (王朝)|金]]代に凌河と改名された。[[元 (王朝)|元]]代以降、西に隣接して流れる[[小凌河]]と区別するために大凌河と称するようになった。


大凌河の上流は、南北二つの支流に分かれている。北の支流は[[凌源市]]に発し、南の支流は[[建昌県]]に発する。[[カラチン左翼モンゴル族自治県]]で合流して、東北方向に流れを変え[[朝陽市]]の中心部を通り、[[北票市]]で東南へ向きを変える。
大凌河の上流は、南北二つの支流に分かれている。北の支流は[[凌源市]]に発し、南の支流は[[建昌県]]に発する。[[カラチン左翼モンゴル族自治県]]で合流して、東北方向に流れを変え[[朝陽市]]の中心部を通り、[[北票市]]で東南へ向きを変える。

2020年8月10日 (月) 10:40時点における版

大凌河
延長 397 km
平均流量 -- m3/s
(--)
流域面積 23,500 km2
水源 遼寧省
水源の標高 -- m
河口・合流先 渤海
流域 中国
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大凌河(だいりょうが、拼音: dàlíng hé)は、中華人民共和国東北部遼寧省の西部(遼西)を流れる大きな河川。河北省東部の灤河水系と、遼寧省中央部の遼河水系の間を流れている。古くは白狼河白狼水と呼ばれたが、代に霊河と改名され、代に凌河と改名された。代以降、西に隣接して流れる小凌河と区別するために大凌河と称するようになった。

大凌河の上流は、南北二つの支流に分かれている。北の支流は凌源市に発し、南の支流は建昌県に発する。カラチン左翼モンゴル族自治県で合流して、東北方向に流れを変え朝陽市の中心部を通り、北票市で東南へ向きを変える。

下流では医巫閭山に阻まれるようにして向きを南へ変え、凌海市渤海遼東湾に注ぐ。河口は三角州になっており、遼河(双台子河)の河口はすぐ東に隣接している。小凌河河口の三角州は大凌河河口の三角州のすぐ西にあり、ほぼ一体化している。

全長は397km、年平均流量は16.67億立方メートル。

外部リンク