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'''馬 勲'''(ば くん、生没年不詳)は、[[中国]][[後漢]]末期から[[三国時代 (中国)|三国時代]]の人物。[[字]]は'''盛衡'''。[[益州]][[巴西郡]][[閬中市|閬中県]]の人。 |
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[[劉璋]]の時代は州の書佐となった。[[劉備]]が益州を平定すると、召し寄せられて[[左将軍]][[馬超]]属に任命された。後に州の別駕従事に転任し、死去した。 |
[[劉璋]]の時代は州の書佐となった。[[劉備]]が益州を平定すると、召し寄せられて[[左将軍]][[馬超]]属に任命された。後に州の別駕従事に転任し、死去した。 |
2020年8月3日 (月) 11:54時点における版
馬 勲(ば くん、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の人物。字は盛衡。益州巴西郡閬中県の人。
劉璋の時代は州の書佐となった。劉備が益州を平定すると、召し寄せられて左将軍馬超属に任命された。後に州の別駕従事に転任し、死去した。
陳寿は「馬斉と馬勲は共に自分の能力で出世したが、故郷の民衆からの信頼に関しては姚伷に及ばなかった」と述べている。楊戯の『季漢輔臣賛』では、馬斉・馬勲は「胸中を開いて時勢について語り合い、心映え良く、蜀漢の誉れとなる人物であった」と述べられている。
参考文献
- 「正史 三国志 5 蜀書」(陳寿 著、裴松之 注、井波律子 訳)ちくま学芸文庫 ISBN 4-480-08045-7