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西洋画の[[陰影法]]を取り込んで独自の画風を確立した肖像画家[[曽鯨]]の門下で'''波臣派'''に属する。同門に[[張キ (画家)|張琦]]がいる。 |
西洋画の[[陰影法]]を取り込んで独自の画風を確立した肖像画家[[曽鯨]]の門下で'''波臣派'''に属する。同門に[[張キ (画家)|張琦]]がいる。 |
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[[承応]]3年(1654年)、[[隠元隆琦]]に伴って[[長崎]]に渡来。新しい肖像画の技法を喜多長兵衛（[[喜多道矩]]？）などに伝え、[[黄檗宗|黄檗]]絵画の発展に寄与した。[[京都]][[萬福寺]]でも画作している。10点の作品が確認できている。 |
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2020年8月2日 (日) 22:10時点における版
楊 道真（よう どうしん、生卒年不詳）は中国明末清初の画家である。
字は如晦。伝歴など不詳。
西洋画の陰影法を取り込んで独自の画風を確立した肖像画家曽鯨の門下で波臣派に属する。同門に張琦がいる。
承応3年(1654年)、隠元隆琦に伴って長崎に渡来。新しい肖像画の技法を喜多長兵衛（喜多道矩？）などに伝え、黄檗絵画の発展に寄与した。京都萬福寺でも画作している。10点の作品が確認できている。
関連項目
参考文献
- 錦織亮介『黄檗禅林の絵画』中央公論美術出版 ISBN 4805505079