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「第52回世界卓球選手権個人戦」の版間の差分

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1993年[[ヨーテボリ|イェテボリ]]大会以来10回連続優勝している中国は今大会、主力ペアを男子ダブルスにエントリーしなかった。
1993年[[ヨーテボリ|イェテボリ]]大会以来10回連続優勝している中国は今大会、主力ペアを男子ダブルスにエントリーしなかった。


準決勝では[[カク帥|郝帥]]/[[馬琳]]([[中華人民共和国|中国]])対[[岸川聖也]]/[[水谷隼]]([[日本]])、[[陳建安]]/[[荘智淵]]([[台湾]])対[[王励勤]]/[[周雨]](中国)となり、決勝で郝帥/馬琳ペアと陳建安/荘智淵ペアが対戦、台湾の陳建安/荘智淵ペアが勝利し台湾に初のタイトルをもたらした<ref>{{cite web|url=http://www.takurepo.com/championship/2013/05/001411.html |title=世界卓球2013パリ大会7日目⑥ 男子複、陳建安・荘智淵が初優勝!
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=== 男子ダブルス ===
=== 男子ダブルス ===
* [[松平健太]]/[[丹羽孝希]]:1回戦で[[スロバキア]]ペアに勝利、2回戦で[[クロアチア]]ペアに勝利、3回戦で[[岸川聖也]]/[[水谷隼]]ペアに3-4で敗れベスト16。
* [[松平健太]]/[[丹羽孝希]]:1回戦で[[スロバキア]]ペアに勝利、2回戦で[[クロアチア]]ペアに勝利、3回戦で[[岸川聖也]]/[[水谷隼]]ペアに3-4で敗れベスト16。
* [[岸川聖也]]/[[水谷隼]]:1回戦で[[ポーランド]]ペア、2回戦で[[ルーマニア]]ペア、3回戦で[[松平健太]]/[[丹羽孝希]]ペア、準々決勝で[[台湾]]ペアにそれぞれ勝利、準決勝で[[中華人民共和国|中国]]の[[馬琳]]/[[カク帥|郝帥]]ペアに0-4で敗れ2大会ぶりの銅メダル。
* [[岸川聖也]]/[[水谷隼]]:1回戦で[[ポーランド]]ペア、2回戦で[[ルーマニア]]ペア、3回戦で[[松平健太]]/[[丹羽孝希]]ペア、準々決勝で[[台湾]]ペアにそれぞれ勝利、準決勝で[[中華人民共和国|中国]]の[[馬琳]]/[[郝帥]]ペアに0-4で敗れ2大会ぶりの銅メダル。
* [[張一博]]/[[松平賢二]]:1回戦で[[インドネシア]]ペアに勝利、2回戦で[[フランス]]ペアに勝利、3回戦で[[中華人民共和国|中国]]の[[陳キ|陳玘]]/[[方博]]ペアにゲームカウント1-3・第5ゲーム3-9という追い詰められた状態から大逆転して勝利。準々決勝では優勝した[[台湾]]の[[陳建安]]/[[荘智淵]]ペアに対しマッチポイントを握りながら3-4で敗れ惜しくもメダルはならなかった。
* [[張一博]]/[[松平賢二]]:1回戦で[[インドネシア]]ペアに勝利、2回戦で[[フランス]]ペアに勝利、3回戦で[[中華人民共和国|中国]]の[[陳キ|陳玘]]/[[方博]]ペアにゲームカウント1-3・第5ゲーム3-9という追い詰められた状態から大逆転して勝利。準々決勝では優勝した[[台湾]]の[[陳建安]]/[[荘智淵]]ペアに対しマッチポイントを握りながら3-4で敗れ惜しくもメダルはならなかった。



2020年8月2日 (日) 20:57時点における版

第52回世界卓球選手権
男子シングルス決勝戦(左)張継科(右)王皓
大会概要
別名 2013世界卓球選手権
開催期間 2013年5月13日-20日
主催 ITTF(国際卓球連盟
スポンサー リープヘル
開催国 フランスの旗 フランス
開催都市 パリ
会場 ベルシー・アリーナ
参加国数 130
参加選手数 男子463人、女子360人
使用球 バタフライ[2]
中継放送局 テレビ東京
優勝
世界選手権
■テンプレート■ノート ■解説プロジェクト:卓球

リープヘル第52回世界卓球選手権個人戦(だい52かいせかいたっきゅうせんしゅけんこじんせん、(: 2013 World Table Tennis Championships))は、2013年5月13日から5月20日までフランスパリで開催さた卓球大会。第1〜16コートはベルシー・アリーナ、第17〜38コートはINSEPに設置され、それぞれで試合が行われた。

大会概要

2003年の第47回世界卓球選手権個人戦以来、パリでの世界選手権開催は10年ぶり。130の国と地域から男子463人、女子360人の選手が参加した[3]

男子ダブルスで台湾ペア、混合ダブルスでは北朝鮮ペアが優勝し、男子シングルスをヴェルナー・シュラガーが制した2003年の第47回世界卓球選手権個人戦パリ)以来5大会ぶりに中国選手の全種目制覇が崩れた。

大会期間中に行われたITTF総会で、2016年の第53回世界卓球選手権団体戦の開催地がマレーシアクアラルンプール、2018年の第54回世界卓球選手権団体戦の開催地がスウェーデンハルムスタッドに決定された[4]。また総会では、アダム・シャララ会長の再選が決まった。また中国の馬龍李暁霞張継科世界卓球殿堂入りが決定した[5]

大会最終日、男子シングルス決勝の前に1993年世界選手権の決勝を再現した、地元フランスジャン=フィリップ・ガシアンジャン=ミッシェル・セイブのエキシビションマッチが行われた[6]

男子シングルス

1回戦で大会第9シードの水谷隼(世界ランク10位)がシルーチェク(131位)に、2回戦で第8シードで北京五輪シングルス金メダリストの馬琳(8位)が松平健太(58位)に敗れるなどの波乱があった。

ベスト8には許昕(1位)、馬龍(2位)、王皓(3位)、張継科(4位)、閻安(14位)の5人の中国選手と、ドイツボル(5位)とバウム(29位)、日本松平健太(58位)が入った。準決勝には許シン、馬龍、王皓、張継科が勝ちあがり、表彰台は中国独占となった。決勝は前回と同じカードの張継科対王皓となり、張継科がこれに勝利し連覇を果たした[7]

女子シングルス

1回戦で大会第10シードの福原愛(世界ランク12位)が朴晟恵(166位)に敗れ、フー・メレク(101位)が強豪選手を次々と破るなどの波乱があった。

中国の国内選考会で強豪選手を次々と倒し代表に選出されたカットマン胡麗梅(世界ランクなし)は、世界ランクが付いていなかったため予選からの出場となったが、圧倒的な強さで1ゲームも奪われることなく3回戦まで勝ち進んだ。3回戦で同じ中国丁寧(1位)に敗れた。

ベスト8には丁寧(1位)、劉詩雯(2位)、李暁霞(3位)、朱雨玲(6位)、武揚(9位)の5人の中国選手のほか、シンガポール馮天薇(4位)、北朝鮮リ・ミョンスン(44位)、トルコのフー・メレク(101位)が入った。丁寧、劉詩雯、李暁霞、朱雨玲が準決勝に進み、男子同様表彰台を中国が独占した。決勝は李暁霞対劉詩雯となり、オリンピックチャンピオンの李暁霞が初優勝を飾った[8]

男子ダブルス

1993年イェテボリ大会以来10回連続優勝している中国は今大会、主力ペアを男子ダブルスにエントリーしなかった。

準決勝では郝帥馬琳(中国)対岸川聖也水谷隼(日本)、陳建安荘智淵(台湾)対王励勤周雨(中国)となり、決勝で郝帥/馬琳ペアと陳建安/荘智淵ペアが対戦、台湾の陳建安/荘智淵ペアが勝利し台湾に初のタイトルをもたらした[9]

女子ダブルス

準決勝で李暁霞郭躍(中国)対馮天薇ユー・モンユ(シンガポール)、丁寧劉詩雯(中国)対陳夢朱雨玲(中国)の対戦となり、李暁霞/郭躍ペアと丁寧/劉詩雯ペアが勝ち上がった。決勝では李暁霞/郭躍ペアが勝利し、3連覇を達成した[10]

混合ダブルス

決勝でキム・ヒョクボンキム・ジョン(北朝鮮)ペアが李尚洙朴英淑(韓国)ペアに勝利し、初優勝[11]。この種目11連覇中だった中国はベスト4に1ペア入るのみで、決勝まで勝ち上がることができなかった。

大会日程

日程 男子シングルス 女子シングルス 男子ダブルス 女子ダブルス 混合ダブルス
5月13日 予選ラウンド 予選ラウンド 予選ラウンド 予選ラウンド
5月14日 予選ラウンド 予選ラウンド 予選ラウンド 予選ラウンド 1回戦
5月15日 1回戦 1回戦
2回戦
1回戦 1回戦 2回戦
5月16日 2回戦 3回戦 1回戦
2回戦
2回戦 3回戦
4回戦
5月17日 3回戦 4回戦 3回戦
準々決勝
3回戦
準々決勝
準々決勝
5月18日 4回戦 準々決勝
準決勝
準決勝 準々決勝 準決勝
決勝
5月19日 準々決勝
準決勝
決勝 決勝 準決勝
5月20日 決勝 決勝

結果

種目 優勝 2位 3位 3位
男子シングルス 張継科 王皓 許昕 馬龍
女子シングルス 李暁霞 劉詩雯 丁寧 朱雨玲
男子ダブルス 陳建安
荘智淵
馬琳
郝帥
王励勤
周雨
岸川聖也
水谷隼
女子ダブルス 李暁霞
郭躍
劉詩雯
丁寧
馮天薇
ユー・モンユ
陳夢
朱雨玲
混合ダブルス キム・ヒョクボン
キム・ジョン
李尚洙
朴英淑
張鈺
姜華珺
王励勤
饒静文

日本人選手の成績

男子ダブルスで岸川聖也水谷隼ペアが2大会ぶりに銅メダルを獲得し、日本としては個人戦3大会連続のメダル獲得となった。

男子シングルスでは松平健太が強豪選手を倒しベスト8に入った。日本男子選手がシングルスでベスト8に入ったのは吉田海偉水谷隼に続いて3大会連続。一方の女子シングルスは4回戦以降に進んだ選手が一人もおらず、振るわなかった。

男子シングルス

女子シングルス

男子ダブルス

女子ダブルス

混合ダブルス

脚注

  1. ^ 2016年ITTFカレンダー 国際卓球連盟
  2. ^ 株式会社タマス(バタフライ)が、世界卓球の2012年から2016年までの公式用具スポンサーに決定タマス
  3. ^ 世界卓球2013パリ大会初日① 世界卓球2013パリ開幕”. 卓球レポート (2013年5月13日). 2014年3月11日閲覧。
  4. ^ 世界卓球2016年クアラルンプール、2018年ハルムスタッドに決定”. 卓球王国 (2013年5月16日). 2014年3月11日閲覧。
  5. ^ Sharara Re-elected as ITTF President”. 国際卓球連盟 (2013年5月15日). 2015年5月17日閲覧。
  6. ^ 女子ダブルス決勝の後は、フィルー&ジャンミ劇場”. 卓球王国 (2013年5月20日). 2014年3月11日閲覧。
  7. ^ 世界卓球2013パリ大会最終日② 男子単決勝、張継科が2連覇”. 卓球レポート (2013年5月21日). 2014年3月11日閲覧。
  8. ^ 世界卓球2013パリ大会7日目⑤ 女子単決勝、李暁霞が初優勝!”. 卓球レポート (2013年5月19日). 2014年3月11日閲覧。
  9. ^ 世界卓球2013パリ大会7日目⑥ 男子複、陳建安・荘智淵が初優勝!”. 卓球レポート (2013年5月20日). 2014年3月11日閲覧。
  10. ^ 世界卓球2013パリ大会最終日① 女子複決勝、郭躍・李暁霞が3連覇”. 卓球レポート (2013年5月20日). 2014年3月11日閲覧。
  11. ^ 世界卓球2013パリ大会6日目⑦、混合ダブルス優勝は北朝鮮ペア”. 卓球レポート (2013年5月19日). 2014年3月11日閲覧。
  12. ^ 世界戦統計-高木和vs.趙戦が最高得点試合”. 卓球王国 (2013年5月30日). 2014年3月11日閲覧。

関連項目

外部リンク