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== 経歴 ==
== 経歴 ==
[[徳山藩]]の家に生まれ、京都中学校を[[1883年]]7月に同校を優等賞にて卒業。その後、上京し、[[東京英和学校]](現:[[青山学院]])を経て、[[1886年]]に工部大学校予科を優等賞にて卒業<ref>http://tufstoday.com/articles/20151019-02/</ref>。学制改革に伴い、[[第一高等学校 (旧制)|第一高等学校]]を経て、帝国大学理科大学(現:[[東京大学]]理学部)へ進学。[[キリスト教]]に対する信仰心の高まりもあり、中退後に渡米し[[ノースウェスタン大学]]にて[[神学]]と[[言語学]]を学ぶ。1893年、[[シカゴ大学]]にて第一号となる博士号を取得した<ref>シカゴ大学ウェブサイトhttp://www.lib.uchicago.edu/projects/centcat/centcats/quad/quad_img39.html</ref>
[[徳山藩]]の家に生まれ、京都中学校を[[1883年]]7月に同校を優等賞にて卒業。その後、上京し、[[東京英和学校]](現:[[青山学院]])を経て、[[1886年]]に工部大学校予科を優等賞にて卒業<ref>http://tufstoday.com/articles/20151019-02/</ref>。学制改革に伴い、[[第一高等学校 (旧制)|第一高等学校]]を経て、帝国大学理科大学(現:[[東京大学]]理学部)へ進学。[[キリスト教]]に対する信仰心の高まりもあり、中退後に渡米し[[ノースウェスタン大学]]にて[[神学]]と[[言語学]]を学ぶ。1893年、[[シカゴ大学]]にて第一号となる博士号を取得した<ref>シカゴ大学ウェブサイトhttp://www.lib.uchicago.edu/projects/centcat/centcats/quad/quad_img39.html</ref>
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<ref>白大学論集http://ci.nii.ac.jp/naid/110001164494/ja</ref>(博士論文:旧約聖書ゼカリヤ書(第1章 - 第8章)の原典比較研究<ref>淺田榮次 博士論文(復刻版,奥泉栄三郎編著、文生書院(2001.12) ISBN 4-89253-143-X)http://www.bunsei.co.jp/index.php/ja/2009-10-22-09-06-12/168.html</ref>)。


[[1893年]]7月に帰国し、[[旧約聖書]]の研究の進展を目指し、[[青山学院]]神学部にて教授に着任<ref>http://tufstoday.com/articles/20151019-02/</ref>。その後、東京外国語学校(現:[[東京外国語大学]])などにおいて英語教育に尽力した。[[東京外国語大学]]府中キャンパスには,浅田栄次顕彰碑が建立されている<ref>東京外国語大学附属図書館報Castalia第2号インターネット版(2001年9月)http://www.tufs.ac.jp/common/library/gaiyo/kanpo/castalia-2.pdf</ref>。
[[1893年]]7月に帰国し、[[旧約聖書]]の研究の進展を目指し、[[青山学院]]神学部にて教授に着任<ref>http://tufstoday.com/articles/20151019-02/</ref>。その後、東京外国語学校(現:[[東京外国語大学]])などにおいて英語教育に尽力した。[[東京外国語大学]]府中キャンパスには,浅田栄次顕彰碑が建立されている<ref>東京外国語大学附属図書館報Castalia第2号インターネット版(2001年9月)http://www.tufs.ac.jp/common/library/gaiyo/kanpo/castalia-2.pdf</ref>。

2020年7月24日 (金) 11:44時点における版

浅田 栄次(あさだ えいじ、慶応元年4月28日1865年5月22日) - 大正3年(1914年11月10日)は、日本英語学者エスペランティスト

経歴

徳山藩の家に生まれ、京都中学校を1883年7月に同校を優等賞にて卒業。その後、上京し、東京英和学校(現:青山学院)を経て、1886年に工部大学校予科を優等賞にて卒業[1]。学制改革に伴い、第一高等学校を経て、帝国大学理科大学(現:東京大学理学部)へ進学。キリスト教に対する信仰心の高まりもあり、中退後に渡米しノースウェスタン大学にて神学言語学を学ぶ。1893年、シカゴ大学にて第一号となる博士号を取得した[2] [3](博士論文:旧約聖書ゼカリヤ書(第1章 - 第8章)の原典比較研究[4])。

1893年7月に帰国し、旧約聖書の研究の進展を目指し、青山学院神学部にて教授に着任[5]。その後、東京外国語学校(現:東京外国語大学)などにおいて英語教育に尽力した。東京外国語大学府中キャンパスには,浅田栄次顕彰碑が建立されている[6]

エスペラント活動

1906年に浅田栄次、黒板勝美安孫子貞治郎らが日本エスペラント協会の設立に加わる。その後、東京外国語学校内にエスペラント課を設置するなど、エスペラントの普及に携わった。[7]

栄典

位階
勲章等

脚注

  1. ^ http://tufstoday.com/articles/20151019-02/
  2. ^ シカゴ大学ウェブサイトhttp://www.lib.uchicago.edu/projects/centcat/centcats/quad/quad_img39.html
  3. ^ 白鷗大学論集http://ci.nii.ac.jp/naid/110001164494/ja
  4. ^ 淺田榮次 博士論文(復刻版,奥泉栄三郎編著、文生書院(2001.12) ISBN 4-89253-143-X)http://www.bunsei.co.jp/index.php/ja/2009-10-22-09-06-12/168.html
  5. ^ http://tufstoday.com/articles/20151019-02/
  6. ^ 東京外国語大学附属図書館報Castalia第2号インターネット版(2001年9月)http://www.tufs.ac.jp/common/library/gaiyo/kanpo/castalia-2.pdf
  7. ^ TUFS Today 淺田榮次を知ってますか?
  8. ^ 『官報』第685号「叙任及辞令」1914年11月12日。
  9. ^ 『官報』第8257号、「叙任及辞令」1910年12月28日。
  10. ^ 『官報』第685号「叙任及辞令」1914年11月12日。