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2020年7月24日 (金) 08:20時点における版

粒来 哲蔵(つぶらい てつぞう、1928年1月5日 - 2017年6月2日[1][2])は、日本詩人

山形県米沢市生まれ。1934年福島県郡山市に転居。福島師範学校卒業。1952年古河第一小学校教諭。1954年上京し、『歴程』同人。弓月煌の筆名を用いる。1960年詩集『舌のある風景』で第2回晩翠賞1972年『詩集 孤島記』でH氏賞1977年『望楼』で高見順賞[3]2002年『島幻記』で現代詩人賞2012年『蛾を吐く』で第63回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。藤村記念歴程賞選考委員、尚美学園短期大学教授、白鷗大学教授を歴任。

母方の従弟に粕谷栄市がいる[4]

著書

  • 『詩集舌のある風景』歴程社、1960年。 
  • 『詩集孤島記』八坂書房、1971年。 
  • 『儀式』文学書林、1975年。 
  • 『望楼 詩集』花神社、1977年。 
  • 『粒来哲蔵詩集』思潮社〈現代詩文庫〉、1978年。 
  • 『荒野より』矢立出版、1979年。 
  • 『うずくまる陰影のための習作』花神社、1981年。 
  • 『島幻記』書肆山田、2001年。 
  • 『穴』書肆山田、2006年。 
  • 『蛾を吐く』花神社、2011年。 
  • 『侮蔑の時代 詩集』花神社、2014年。 

脚注

  1. ^ 『現代詩手帖』2017年7月号、182p
  2. ^ 詩人の粒来哲蔵さん死去 「島幻記」で現代詩人賞 朝日新聞 2017年7月9日
  3. ^ 『日本近代文学大事典』講談社、1984年
  4. ^ 『粒来哲蔵詩集』「年譜」