「フジアザミ」の版間の差分
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== 参考文献 == |
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* {{Cite book|和書 |author=豊国秀夫 |year=1988 |month=9 |title=日本の高山植物 |series=山溪カラー名鑑 |publisher=[[山と渓谷|山と溪谷社]] |isbn=4635090191 |pages=p.107}} |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2020年7月24日 (金) 07:11時点における版
フジアザミ | |||||||||||||||||||||
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丹沢山地 2009年10月撮影
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Cirsium purpuratum (Maxim.) Matsum. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
フジアザミ(富士薊) |
フジアザミ(富士薊、学名 Cirsium purpuratum)は、キク科アザミ属の多年草である。富士山周辺に多いことから「フジアザミ」と名付けられた。学名(種小名)のpurpuratumは、「紫の」という意味である。
特徴
日本産のアザミの中では最も大きな花を咲かせる種類であり、高さは20–100cm、葉は長さ30–70cmに達する。茎の先端に付く頭花の大きさは子供の拳ほど(直径5–10cm)と非常に大きい。
小花は細い筒状花で紅紫色をしており、稀に白花の個体も見られる。総苞片は紫色で、先端は鋭く尖っている。
花期は8–10月。
分布
富士山および富士山周辺の山地の山地帯~亜高山帯に分布する。砂礫地や崩壊地周辺で多く見られる。そのため基準標本は富士山のもので、日本の固有種である。
近縁種
- シロバナフジアザミ(白花富士薊、学名 Cirsium purpuratum f.
ギャラリー
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フジアザミの頭花と100円硬貨(右上写真と同個体・2009年10月)
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フジアザミ
(2009年10月) -
フジアザミの頭花と綿毛
(2009年10月) -
フジアザミの白花個体
(2009年10月) -
フジアザミの自生地
(天王寺尾根・2009年10月)
参考文献
- 豊国秀夫『日本の高山植物』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1988年9月、p.107頁。ISBN 4635090191。
- 白簱史朗『増補新版 カラー高山植物』山と溪谷社、1996年9月、pp.44-45頁。ISBN 4808305739。