「ぼくらの戦国白球伝」の版間の差分
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2020年7月17日 (金) 14:43時点における版
『ぼくらの戦国白球伝』(ぼくらのせんごくはっきゅうでん)は、魚住青時による漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)で2006年20号まで連載していたギャグ中心の野球戦国漫画。全28回。
あらすじ
野球大好きな少年、吉田君。ある日、いつものように練習していると突如雷に撃たれてしまった。気がつくとそこは戦国時代のど真ん中だった。
登場人物
織田軍
- 吉田裕志(よしだ ゆうじ)
- 主人公、投手。野球オタクで野球の話をすると一時間は軽く話し続ける。女好き。カーブが投げられる。
- 当初戦国時代に来たときは震えていたが、現在は普通に慣れている。
- 実は織田信長の傍流の子孫。
- 織田信長(おだ のぶなが)
- 歴史的にもとても有名な人物。マッチョ。フォークボールが投げられる。
- 吉田の話を聞き、野球こそ武士に相応しいと思い、野球で天下を取ることを宣言。
- 馬鹿殿かと思われたが、そうでもないらしい。
- 木下本吉郎(きのした ポンきちろう)
- 後の豊臣秀吉。足が速い。
- 初試合で結果を残した際、藤吉郎(とうきちろう)から悶吉郎(もんきちろう)となる。
- その後、本吉郎へ。
- 明智光秀(あけち みつひで)
- 織田軍の参謀。この時は裏切っていない。しかしいつも信長に虐待されている。
- 柴田勝家(しばた かついえ)
- 新参者が嫌い。
- お市(おいち)
- 信長の妹。織田軍のマネージャーを務めている。かなりの美少女だが、髷と髭でしか信長を判断できない。
- 海三(かいぞう)
- 織田軍の忍者。吉田の護衛で、忍術が苦手で、お涼にあっさり気絶させられたりしている。
徳川軍
- 徳川家康(とくがわ いえやす)
- 幼名は松平竹千代。智も高かったため人質先の尾張では人気があったが、吉法師(後の信長)を怖がり漏らしてしまい、運千代と呼ばれ、蔑まれた。
- そのため、信長に怨みを抱いている。
- 服部半蔵(はっとり はんぞう)
- 徳川家の忍者。いつも逆さま。頻繁に家康をからかっている。
- お涼(おりょう)
- 徳川家のくノ一。吉田を毒殺する為に潜入するが失敗。
- 現在は織田軍の血亜牙有。密かに吉田に想いを抱いている。この漫画のお色気担当。
武田・上杉軍
- 武田信玄(たけだ しんげん)
- 甲斐国の当主。かなりの威圧感を持っている。
- 真田昌幸(さなだ まさゆき)
- 甲斐国のピッチャー。美形で、カーブが投げられる。息子の真田幸村は未登場。
- 山本勘助(やまもと かんすけ)
- 甲斐国の選手。練習試合のときの主将として登場。
- 飛び加藤(とびかとう)
- 甲斐国のピッチャー。史実と異なり、殺されていたのは周囲を欺く為の偽の情報で、生きていた。手裏剣を投げる要領でのカーブ投げをマスターしている。本名は加藤 段蔵(かとう だんぞう)。
- 上杉謙信(うえすぎ けんしん)
- 越後国の当主。変わり者だが車懸かり投法が使えるため、ただの鈍才ではない。
- 単行本の余白ページ収録のおまけ漫画『謙信もて軍神サーガ』では主役を務める。
コミックス
2006年6月16日に発売。ISBN 9784063636871